プロローグ
考え始めたら書きたくなってしまったので書いちゃいました(笑)
そう、
それは偶然だった、
…ある日…
「ちょっと妖夢?」
「なんですか?」
幽々子様に呼ばれて返事を返す、
「ちょっと御使いを頼みたいのだけど」
「いいですよ、ついでにお買い物も済ましてきます」
「ありがと〜、それじゃ、いつものお団子屋さんにこれを持って行ってちょうだい?」
そう言って机の上あった手紙を私に渡す、
「わかりました、それでは行って参ります」
「気を付けてね〜、それとお団子も買って来て〜」
そして私は人里に向けて飛び立った、
妖夢移動中…
…人里…
「すみませ〜ん」
「は〜い、あら妖夢ちゃん?どうしたの?」
「あの、これなんですが」
私は手紙を取り出しておばちゃんに渡す、
「なんだいこれ?」
「幽々子様から渡してくれと言われただけなので…」
「そう、まあ貰っとくね」
「はい、それと…」
「お団子でしょ?分かってるわ♪」
「あはは…、お願いします」
おばちゃんが奥に入っていった、そして幽々子様御用達のお団子を持って来た、
「はいよ♪それと…」
おばちゃんはお団子を渡してからまた奥に入っていった、
「?」
私が不思議に思って待っていると何か持って来た、
「それとこれも♪」
「何ですかこれ?」
「それは今月に出そうと思っている新商品なんだけどね、一回幽々子さんに食べてもらって感想貰いたいの、だからこれはサービスよ♪」
「ありがとうございます、幽々子様に言っておきますね」
そう言いつつおばちゃんにお代を渡す、
「いつもありがとうね、それじゃ、またね♪」
「はい、それではまた」
…しばらくして…
「ふぅ…、買う物は買ったし…帰りましょうか」
白玉楼に向けて飛び立った、
妖夢移動中…
…冥界の階段…
「それにしても今日はいい日でした」
そう言うのもその筈、今日は色々な店でサービスだとか特売だとか、とにかくラッキーだった、それでルンルン気分でいつもの帰り道を帰っていると、階段の途中で倒れている人を見つけた
「こんな所に人?」
近寄って息があるか確かめる、幸い気絶しているだけの様だった、
「とりあえず運びますか…」
そう言って倒れていた人を白玉楼に運んだ、
まさか、この人が後に私にとって大切な人になるなんて…
この時はまだ知るはずも無かった。
次の更新はだいぶ先になると思うので気長にお待ちくださいm(__)m