表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
有意義な自粛生活  作者: 小福
2/2

有意義な自粛生活6~8

前回の続きです。これで一度完結します。

   6


 俺は角を右に曲がると、そのまま母子の後をついていった。母子は俺に気が付くことなく前を歩いていく。

 進むにつれ、だんだんと人気がなくなっていった。やがて路上には俺と母子以外いなくなる。住宅街だが街灯が少なく、薄暗い。母子はさらに細い道を左に入っていった。

 後に続くと、そこはほとんど舗装されていない砂利道だった。木が生い茂っていてとても暗く、目をこらさなければ母子を見失ってしまいそうなほどだ。俺はゆっくりと母子と距離を詰めていく。

 真後ろに立ったが、母子は今だ俺の接近に気が付かないようだ。俺はまず幼い少年を蹴り飛ばした。少年は砂利道に転がった。母親が驚いたように振り返る。間髪入れず、その顔を拳で殴った。母親がよろける。もう一度殴った。母親は地面に倒れたが、意識を失った訳ではない。こちらの様子を伺いながら地面を擦るように少年に近づき、両腕で抱きしめ立ち上がろうとする。少年を抱えて逃げるつもりだろう。俺は立ち上がろうとする母親を蹴り飛ばした。母親は地面に勢いよく転がったが、少年を抱きしめる腕は決して離さない。俺が大好きな恐ろしい顔でこちらを睨んでくる。

「この子になにかしたら、あなたを殺すわよ・・・・!」

 母親は力強い声で俺に告げた。その声はとても心地よく俺の耳に響く。やはり、母親の子供を守ろうという強い意思により抵抗されるのは気持ちいい。

 俺は母親の顔面をもう一度殴った。

「ああっ!」

 母親は短い悲鳴を上げた。そのまま腕の中の少年の顔面に右手を伸ばすと、母親が俺の手首を掴んできた。強い力で押し返される。

 掴まれた手首からゾワゾワと体中に鳥肌が広がった。体が感じる強い快感と共に心の中に幸福が生まれていく。

 俺はその手を振り払うと、母親を蹴り飛ばし、怯んだ隙をついて少年を取り上げた。俺は少年の首を掴んで「たかいたかい」のように持ち上げながら首を絞めていった。

「やめてえ!!」

 母親が俺に飛び掛かろうと向かってくる。その瞬間、俺は少年の首からパッと手を離した。少年が地面に落ちる。母親が少年を目で追い、俺から気を逸らしたと同時に母親の首を両手で掴んだ。ギリギリと力を込めていく。

「・・・かはっ・・・・に・・・げて・・・」

 母親は自らが命の危機にさらされているというのに、どこまでも少年を気にしている。少年はまだ生きているが、俺に首を絞められたせいでゲホゲホと咳を繰り返していた。そうこうしているうちに母親は息絶えたようだ。俺は母親の首から手を離した。ドサッと地面に重い物が落ちる音がする。

 少年は俺を見て怯えている。俺は少年を安心させるような笑顔でゆっくりと近づくと、細い首に手をかけた。


 その瞬間、世界が暗転した。


   ×××


『お疲れ様でした。神城奏太さま。』


 真っ暗な空間に白い文字が浮かぶ。俺の頭は混乱していた。そっと両手を頭に回して、ゆっくりとヘルメットを取り外す。視界が開けると、目の前にはいつもの質素な部屋が広がっていた。消し忘れたテレビが夕方のニュース番組を映している。

 一気に体から汗が噴き出した。

「なんだ・・・・」

―――俺が現実だと思って活動していたのは、GTRの中でのことだったのか。

 少しだけホッとして息をついた。いつも通り、ヘルメットを充電コードに差し込みに行く。

 しかし、先程のGTRは何だったんだ?俺が選んだのは最初の、高架下の通路で母子を殺すシチュエーションだ。しかし、後半はまるで俺が現実の世界でいつも通り生活している中で母子を殺しているようだった。

―――GTRの新しい機能だろうか?よりリアルな演出をしているのか・・・?

 そこまで考えが及んだところで『ピンポーン』とインターホンが鳴り響いた。ハッとして部屋に備え付けられたモニターホンを見ると、画面が真っ暗なままだ。故障だろうか?


『ピンポーン』


 再びインターホンがなる。来客の予定は特になかったが、もしかしたらネットで何か買い物をしていたかもしれない。

 俺は慌てて玄関まで行って鍵を開けた。

 ガチャン、と扉を開くが、そこには誰もいない。

「あれ?」

 靴を履いて扉から身を乗り出しマンションの廊下の左右を確認するが、どこにも人の姿はなかった。

 不思議な出来事に首をひねりながらも室内に体を戻そうとしたとき―――

 

 バチバチバチッ


 体に強い衝撃を感じた。痛い、と感じる間もなく、俺の目の前は真っ暗になった。



   7


―――体が痛い、締め付けられるように苦しい。

 不快な感覚に目を覚ますと、まずは自分の太ももが目に入った。どうやら椅子に座っている状態らしい。手を動かそうとするが、どうやら椅子の背もたれの後ろに回されて何かで縛られていて自由がきかない。足も椅子の脚にがっちりと固定されていて少しも動かすことができない。胴体も胸のあたりを椅子の背もたれにぐるっと縛りつけられていて呼吸が苦しい。

 顔を上げると、目の前に鉄の扉があった。鍵が取り付けられている。首だけ動かして左右と後ろ、上下を確認してみるが、壁は扉がある正面以外は全て隙間なくコンクリートで埋められている。床も同じだ。天井のみ小さな裸電球がぶら下がっている。部屋の灯りはこれだけのようであまり明るいとは言えない。裸電球の横に通気口らしき丸い穴が開けられているが、人が通れる大きさではないと一目で分かった。

―――ここはどこだ。俺はいったいどうして・・・・

 確か、自宅でインターホンが鳴ったことは覚えている。その後玄関の扉を開けて、それで・・・・

 ガチャ

 目の前の扉がふいに開いた。

「目が覚めたようですね。神城さん」

 そこには背が高く黒いスーツを着た30代前半くらいの、キツい顔立ちの美しい女が立っていた。その後ろには手にGTRを持ったメガネをかけたスーツの男が立っている。年齢は女と同じくらいだろう。

「ここはどこですか?いったいあなたたちは・・・」

 俺は素直に疑問をぶつけた。女が冷酷な声で告げる。


「あなたは犯罪者予備軍と判定されました」


「・・・・・は?」

 俺は理解が出来なった。犯罪者?予備軍?なんのことだ。俺は現実の世界で犯罪をしたことなど一度もない。

 女がハイヒールの音を響かせながら俺に近づいてくる。

「私たちはGTRの管理会社の者です。私はと申します。あなたは最近GTRを手に入れて日常的に使用していましたね?」

「・・・はい」

「どんなことに使っていましたか?」

「っ・・・・それは」

 俺がいい淀むと、女は無表情のまま俺を見下ろした。

「言えませんよね。毎日毎日、母子を殺して快楽を得ることに使っていたなんて」

「・・・・」

「実は、GTRで国民が行っていることは、我々管理会社の者が全て把握しています。誰が、どこで、何に使っているのか、こちらは全て分かっているのです」

 言葉が出なかった。ということは、俺が今までGTRで人を殺して楽しんでいたことを、こいつらは知っていることになる。

「GTR上でのあなたの行動を分析した結果、あなたは今後犯罪行為に手を染める可能性が高いと判断されました。だから今ここにいるのです」

「ちょっと待て!俺は確かにGTR上で母子を殺して楽しんでいた。それは認める。だが、現実の世界でまで人殺しをしようなんてこれっぽちも考えていない!」

 俺は必死に叫んだ。

「本当にそうでしょうか?だってあなたは、実際に母子を殺していますよね。こちらは全て見ていますよ」

 俺は自分が最後にGTRを使っていたときに体験した、現実の世界での出来事と間違えてしまうくらいリアルな光景を思い出した。

「だって、あれは・・・まさか!」

「あれは最後の確認です。犯罪者予備軍になりかねないと判断されたGTR使用者には、あなたが見たように現実と勘違いしてしまうほどリアルで身近な体験をさせて、そこで罪を犯さずにいられるかどうか試しているのです」

「だましたのか!」

「あなたはそこで罪を犯した。母子を殺した。よって、あなたは現実の世界でも理性による自身の制御が出来ず、同じことをする可能性が高い」

「だからって、俺をこんなところにずっと拘束しておくつもりか。なんの罪もない俺を・・・。日本の警察はこんなこと黙っていないぞ」

「その心配はありません。あなたたちのような犯罪者予備軍がここには何十人と拘束されていますが、世間ではそれは全て失踪事件という取り扱いになっています。誘拐事件と疑う警察官もいますが、私たちの会社と警察の上層部は協力関係にあります。ここに警察が来ることはありません。それに、ここはただ監禁しておくための場所ではありません」

「どういうことだ?」

「ここはあくまで『更生施設』・・・。あなたたち犯罪者予備軍を、まともな人間にするための場所です。・・・・」

 秋山と呼ばれたメガネの男がGTRのヘルメットを持って俺に近づいてくる。

「何をする気だ!」

 俺が叫ぶと女は笑った。

「なにって、あなたの大好きなGTRですよ。良かったですね」

 男が俺の頭に無理やりGTRを装着させる。カチッとスイッチを入れる音がした。周囲が暗くなった感覚がして、すぐに視界が開ける。そこは何も無い真っ白な空間だった。ふいに目の前に見知らぬ母子が現れる。

―――なんだ?

 俺は警戒して後ろに下がろうとしたが、体がいうことを聞かない。勝手に母子に向かって足が進んでいく。俺は手にナイフを持っていることに気が付いた。

 足が勝手に動く。手も勝手に動く。自分の意思で動かせない。俺はナイフを振りかぶった。そして母子を何度も突き刺して殺した。

―――なんだ?俺は今何をさせられているんだ?

 そう思った瞬間・・・・・

 バチバチバチッ!

「ぐぁああああああああああ!!!!!」

 とんでもない強さの電流が体を走った。ビリビリと体がしびれて痛い。俺は我慢できずに真っ白な空間を転がり回った。

 すると、突然GTRのヘルメットが外された。目の前には鷺ノ宮とGTRを持った秋山が変わらず立っている。鷺ノ宮がニッコリと笑って口を開いた。

「どうですか?痛いでしょう?これから毎日、時間の許す限り何回でも同じことをやりますよ。あなたに人を殺すことをGTRで体験させて、その直後に体に電流を流す・・・。そうやってあなたの体と脳みそに『殺人=激痛を伴うもの』として認識させるんです。そうすると、現実の世界でも人を殺したいと思うだけで激痛に襲われるようになります。パブロフの犬のように。そうすれば、もう人を殺さなくなりますから」

「・・・・狂ってる」

 俺が呟くと、女は心底おかしそうに笑った。

「あははははは!狂ってるのはあなたですよ。母子を殺害する願望を抱いておいて、なに言ってるんですか?・・・・じゃあ、頑張ってくださいね。まだここから出られて社会復帰した人って1人もいないんで、いつ出られるか分かりませんけど」

 女はそう言うと踵を返して扉の方へ向かった。部屋に残った男が、再び俺にGTRを取り付けようとする。

「待て、いやだ・・・やめろ・・・・」

 俺は首を左右に振って抵抗するが、男は一言も言葉を発さない。ただ俺にGTRを被せるだけだ。

「やめてくれ・・・・」

 再び母子を殺すGTRがはじまった。終了と共に体に電流が流れる。

「うわああああああああっ・・・いたっ・・・ぐぅっうううううう・・・・!!!!」

 体中が我慢できないほどの痛みだ。これはいったい、いつまで、何回繰り返されるのか。そもそも終わりは来るのか・・・・・。

 

 これから自分に待ち受ける苦痛を想像した。俺は絶望したかったが、それを感じる間もなく次のGTRがはじまった。



   8


 令和X年。日本は7度目の緊急事態が宣言されていた。令和の時代が始まってすぐに世界中で猛威をふるった新型ウイルス―――。ウイルスによる感染症の勢いは、1度目の緊急事態宣言や外出自粛などを経ても衰えることはなかった。人々は繰り返される外出自粛やウイルスへの警戒心を持ち続けることに疲弊していた。

 そんな中で開発されたのが「GTR」だ。

 表向きは東京オリンピックの観戦のため、そして、自粛生活による国民のストレスを解消するため。しかし、実際は・・・・


   ×××


令和2年 GTR株式会社


 巨大な会議室に多くの人間が集まっている。GTR株式会社の社長、幹部、そして警視総監までもがコの字型に並べた席に着席していた。

 会議室の前方には巨大なモニターが設置されていて、そこにはGTRの構造が映し出されている。

 モニターの横に鷺ノ宮が立っており、席に座っている人々にプレゼンをしていた。

「このように、GTRの特殊ヘルメットを被れば、自宅にいながら、まるで外出しているかのように様々な場所で様々な体験をすることが出来ます。ヘルメットから脳へ特殊な電磁波を流すことにより、視覚、聴覚だけではなく、嗅覚・触覚・味覚・温感や冷感など、人が普段生活している中で感じる全ての五感をまるで、その空間に実際に自分が存在しているかのように体験できます。GTRを使えば、自粛期間中でも自由に外出やスポーツを楽しむことが出来るのです。まさに、今の世の中に求められているものです。ですが、GTRを国民に使用させる目的はもっと別のところにあります」

 鷺ノ宮が会議室を見渡す。全員モニターに視線が引き寄せられている。

「GTRにはログインパスワードが設けられています。使用者1人につき1つのパスワードです。例えば、家族5人で1つのGTRを共有して使う場合は1つのGTRに対し、パスワードは5つとなります。この会社のシステムを使いパスワードを検索すれば、GTR上で誰が、いつ、何をしているのかを把握することが出来るようになっています。続いて、年齢制限モードについてです」

 会議室の中がざわついたが、鷺ノ宮はかまわず続ける。

「年齢制限モードは通常GTRには登場しません。ある条件を満たした使用者が使用しているときのみ登場します。GTR内でのシチュエーションの選択履歴や使用履歴、キーワードの検索履歴などから、『反社会的な思考を持っている可能性のある人間』だとGTRのシステムが判断した場合のみ、シチュエーションやキーワードの検索空間の右上にRマークが現れる仕組みです」

 モニターにRを赤い丸で囲んだマークが表示される。

「ここをクリックして指示通りに申請を行うと、年齢制限モードを使用することが出来るようになります。年齢制限モードでは、あらゆる犯罪を体験することが可能です。窃盗、暴行、姦淫、虐待、殺人・・・・どんなことをしてもGTR上ですので、罪に問われることはありません。・・・・しかし、罪に問われないだけで、その人たちが危険な思考を持っていることは変わりませんし、これから先、なにがきっかけで現実の世界で同じように罪を犯すことになるかわかりません」

 モニターが切り替わり、右肩上がりになっている折れ線グラフが表示された。鷺ノ宮がグラフを見るよう手で示した。

「こちらは、我が社が独自に国民の心理的負担、つまりストレスの度合いを調べた調査結果です。新型ウイルスによる感染症の流行がはじまってからというもの、人々のストレスは増幅しています。大きなストレスは、もともと反社会的な思考や素質を持つ人間を犯罪行為に走らせる十分な要因となり得るのです」

 鷺ノ宮はさらに続ける。

「そこで、先程ご紹介した年齢制限モードが非常に役に立ちます。年齢制限モードにより、複数回犯罪行為を繰り返す使用者には、あるタイミングで、現実と見間違うほどそっくりなGTRを体験させます。使用者はそこがGTRだと気が付くことはありません。自宅や近所の道やコンビニまで、全てが使用者が普段生活しているものがそもままに作られています。その状態で使用者が明らかに犯罪行為が出来るチャンスのある状況を体験させ、実際に行為に走るかどうか確かめるのです。そこで犯罪をしなければなにもありません。今まで通りGTRを楽しんでいただきます。しかし、そこで犯罪に手を染めたとなれば話は別。その人物は現実の世界でも簡単に犯罪行為をする可能性が高いということになります。そういった方々には我が社が設立した施設により、特殊な更生プログラムを受けていただきます」

 鷺ノ宮は大きく息を吸う。そして堂々と宣言した。


「我が社がGTRを開発したのは、自粛生活に苦しむ国民を救うためではありません。『犯罪者予備軍をあぶり出し、更生させること』。これが真の目的となります」


 幹部の1人である中年の男が手を上げて立ち上がった。鷺ノ宮は、「どうぞ、なんでしょうか?」と発言を促した。

「GTRはどうやって世間に広めるんだ。確かに、自粛で苦しむ人々はGTRを欲しがるかもしれないが、テレビやスマホもかつてはそうだったように、全世界の人類に普及させるには膨大な年月を費やすことになるのでは?」

「その点も心配ございません。来年、東京オリンピックが開催されますから、まずはそこでオリンピック観戦用として、チケットの当選者に無料でGTRを配布します。自宅にいながら感染症のリスクを負うことなくオリンピックを楽しめるのです。オリンピックは世界中が注目していますから、もちろんGTRもニュースや雑誌、ネットなどで注目され、人々の目に触れることになるでしょう。その時にGTRの利便性、安全性、確実性を証明し、人々に『欲しい』と思わせればいいのです。そこからすぐに大量生産を開始して、一般販売に持ち込めば人々は殺到します」

 鷺ノ宮は机に両手をついて会議室を見渡した。自信たっぷりに口を開く。

「新型ウイルスによる感染症はまだまだ収束する気配もありません。きっとこれから先、何度も緊急事態が宣言され、外出自粛も繰り返されるでしょう。自宅に閉じこもり、何もできないその時間、もったいなくありませんか?GTRを使えば、その時間に犯罪者予備軍をあぶり出して、更生させることが出来きます。感染症が収束し、自粛も明けて、人々が再び外に戻るとき・・・・きっと世界は平和になっています」

 鷺ノ宮は美しい顔を歪めて笑った。



「さあ、有意義な自粛生活をはじめましょう」


(了)

 初投稿のつたない作品をここまで読んでくださった読者の方に感謝申し上げます。いつか、続編とか、鷺ノ宮の過去編とか書けたらいいなあと思っています。

 またいつか読んでいただけたら嬉しいです!!本当にありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ