2杯目
書きました
「僕はね、、、僕は、、、もう悲しいんですよ!」
「飲ませすぎたかぁ、、、すいませーん!お冷や3つと鮭茶漬けひとつ!」
「、、、私も」
「こんな世の中ねぇ、、理不尽だと思いませんかぁ、、、僕は海苔茶漬けで、、、」
「へいへいっと、鮭茶漬け2つに海苔茶漬け1つで!」
「、、、はぁ、、、僕だって最前線ででっかい剣で戦ったり、後方から馬鹿みたいな魔法でぶちのめしたりしたいんですよぉ、、、ひっく」
「いやぁ、それでも、それなりに苦労はあるもんだぜ?なぁ、ユア?」
「、、、アルみたいに馬鹿正直に馬鹿みたい馬鹿攻撃する戦士の回復は馬鹿大変」
「、、あのぉ、毎回思うんですけど、ユアさんって酔うと口悪くないですか?ってか、どっちが本当なんですかね?」
「馬鹿って言い過ぎだってぇの!いや、俺にもわかんねぇな。ただ、こうなったらもうザルみたいなもんで、こっちが止めるまで飲み続けるんだよなぁ、、、」
「あぁ、それが前話してたギルマスと王の喧嘩を止めた時のかぁ、、、」
「そそ、まじであん時は一撃処刑かと思ったけどよ、案外なんとかなったわ」
「、、、クソハゲと能無しデブの不味酒に付き合ってあげただけ、むしろ私みたいな超絶美少女とタダで飲めたことに対して感謝してほしい」
「「えげつなぁ、、、」」
鮭茶漬けと海苔茶漬け、あとお冷やの方お持ちしました
「あっ、すいません、ありがとうございます!、ってエイタ、どした?」
「んー、さっきの店員さんって今まであんな人いたかなって。それになんか怪しいなぁって」
「ん?そうか?俺は何も感じなかったけどなぁ、、、もしかして何か見えたか?」
「んー、はっきりとじゃないですけどおぼろげに。でも明らかにありえないんで、多分気のせいだと思います」
「なんだそりゃ、なんか歯切れが悪いな」
「、、、ドラゴンジョッキビールください」
「マイペースですねぇ、、、」
こうして夜は更けていく
「コード102、本部応答せよ」
「本部、結果を報告せよ」
「現在、予定通り目的地に潜入成功。現地従業員として現地を偵察中。尚、世界コード23及び65における転生者のグループが現在滞在している」
「世界コード65か、、、厄介だなぁ。続けよ」
「世界コード65の転生者については半自覚神眼保持者であり、少程度の錯乱と妨害を行い、作戦失敗を防止した」
「うむ、よろしい、引き続き偵察を続けよ」
「了解」
次はいつになるのやら、、、