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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

二日酔いだけど後悔はしていない

作者: 桃口

二日酔い状態で書きました。

頭が重い。手脚がだるい。

胃から何かが逆流してきている気がする。


「...... う」

やばい、出る。


トイレに駆け出そうと無理やり体を起こすと、沈静化していた毒素がぶわっと噴き上がったような嫌な感覚が全身に走る。


ひたすら辛いが、着たままだったシャツやらスラックスやら脱ぎ捨てながら、トイレへ直行。

胃の中に溜まっていたものを一気に吐き出す。


「うぇ ....... はあ」


辛い。もう酒なんか飲まない。


大体酒なんか別に好きでもないのに、高橋のやつが「プロジェクトの打ち上げ、ぶち上げましょう!!!」とか言って無駄に盛り上げるから、柄にもなく少々はしゃいでしまったのだ。


「クソが......」


這いずるように寝床に戻る。土曜日でよかった。


こんな時は、ひたすら睡眠を貪って二日酔いを解消するに限る。

目を閉じようとした矢先、振動するスマホ。


高橋からメッセージだ。


『おつかれさまです!昨日はありがとうございました!!結構飲まれてましたが、大丈夫でしたか?』

「うるせーよ ......」


『先輩が泣きながらしてたお話、昨日席が遠くて詳しく聞けなかったんで、今度サシで聞かせてくださいね!!!』

「......」


「なんの話ですか、と ......」


もういい。

寝て起きてからいろいろ考えよう。


送信ボタンを押して、意識を手放した。

二日酔い辛いけど、二日酔いになっちゃうくらい楽しい飲み会ありますよね ...。

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