表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
パラドクスは終わらない  作者: 霧蒼はると(ヤマハ)
序章 予知
4/8

第三話 ステータス

 俺は目の前にいる何かを女神(仮)とすることに決めた。神々しすぎるからな。

「私は人の言う女神にあたる存在、レイルです」

 俺の中で女神(仮)は早くも女神に変換された。

「そして人にとって、神とは人を天から見守る存在とされていることでしょう」

 俺は黙り続けた。なぜならこの話にはまだ続きがあるような感じがしたからだ。

 レイルはそんな俺を見て微笑み言った。

「あなたは神になりたいんですね?」

「はい」

 ずっと前から決めていたことだ。

 するとすぐにレイルは魔法陣のようなものを取り出して、魔法を使い始めた。

「『リンク』『サーチ』」

 英語か。まあ、俺にわかる言語に修正されているんだろうけど。


 そうして、1分くらいだろうか、レイルは魔法の展開を閉じた。

「…さて」

 パチンッと指を鳴らし、

「ここに」

 間髪入れずに男が現れた。

 伝言をお願いします、とレイルから紙を受け取り、すぐに転移するのが見えた。言葉遣いから察するに、あの男のほうが格下なのだろう。

「お待たせしました。改めて自己紹介をさせていただきます。私は天界、『導き』担当のレイルです。今しがた、あなた様の能力等を調べさせていただいました」

 いくつか疑問があるなぁ…。

「質問よろしいでしょうか」

「どうぞ」

 やっぱり、いきなり俺への態度が丁寧になっている。

「なんで話し方がさっきより丁寧になったのですか?」

「それはあなたのほうが私よりも格上だからです」

「能力とは?」

「あなた様の世界にあるゲームと基本のシステムは同じです。もちろん神であれば別ですが」

「つまり、さっきので何がわかったのですか?」

 レイルは頷き、俺に紙を渡してきた。

「あなた様の能力等を記したものです。今後の参考までに目を通してください」

 ふむ…

 とりあえず読むとしよう。


 …結構読むとこ多いな…。


 ええと、つまり?俺は強いと?

 あんまし強いと俺TUEEEEみたいな感じでつまんなそうだな…。

  あと神意とか神権ってなんだ?やばい疑問が多すぎる。


 


「あ!神意と神権ってなんですか?」

「神意は人間の言う魔力みたいなものです。ただし、イメージに比例した力を出すことができます。神権は神としての命令の強さです。」

「規格っていうのはどんな感じで別れてますか?」

「簡単に言うと強さで決まってますね。神意とかもです」

「なるほど…。」


 さてでは

  実際、神はなにをするのか---------------

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] こんなに面白いギャグ小説は久々です! [気になる点] 一度自分で読んでみてはいかがでしょうか? そうすればひのしんさんの気持ちもわかると思います! [一言] 今後ひのしんさんがどれだけ強…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ