プロローグ3
今回は少し長いです。切りの良いところまで書いてたらこんなに成ってしまいました。
「さあ!やってまりました!今回の、メインはダンジョンの創作です。」
テンションを上げるためにやってみたはいいけど…なんだろう、このそこはかとないテレビショッピング臭は‥‥
創っていくか、ダンジョン。まずは、ダンジョンのテーマを決めるか、どんなダンジョンにするのかを。時間は特に気にしなくて良いみたいだし、ダンジョンを創り上げたら解放をしてという流れのようだから。じっくりと悩んで創れるな。コアを破壊されない様にテーマを考え無くては。
‥‥‥どうしようか、テーマ。しかし、テーマなぁ、テーマ。クトゥルフ神話の邪神が関わっているみたいだし…
クトゥルフとファンタジーの融合した感じのダンジョンを目指すか。邪神とか、クリーチャー達皆強力だからねクトゥルフ神話。ただ、ここに拐ってきた邪神に消されないか、心配だがな…考えても仕方ないなこれ。殺ろうと思えば何時でも殺れるだろうし、こんなにんげ‥おっと違った今は、種族:ダンジョンマスターに成ってるんだった。べズークノストの人達に簡単には攻略されないようにもしないと。そうだな…
クトゥルフ+偽装にしようか!知恵や知識、チームワークを使わないと攻略が面倒なのを。創ろう!
テーマは決まったし、ダンジョンの構造を決めるかの。パッと思い付くのは、こんぐらいか?
「洞窟型」 「森林等のフィールド型」 「建築物型」
の3つ位しか思い付かん。あれ?俺の発想力貧弱過ぎ?焼き増しにしかなってない!
こうなると、もしかすると居るかもしれない転生者や転移者に簡単に攻略さてしまうか?いや、工夫次第でどうにでも成るはずだろうこのくらいは。きっと、多分、恐らく。
ならば、メインの構造とするのは洞窟型一択だな。階層事に構造を変えて攻略難易度上げてるイメージが有るから、後々弄りやすそうだ。
じゃ、階層の仕様決めを始めるぞ。って、何層まで創れるんだ?この、ダンジョン初期創作。
‥‥ふむ、35層までか。思ってたよりも深く創れるな。ならば、30層までは偽装したおもてなし階層に。それ以降は、本気で阻む構造にしよう。後、30層には「アレ」を仕掛けるか…さっき思い付いたばかりの偽装工作用の仕掛けを。
よし、ならば方針に従い最初の偽装として。30層までは洞窟や廃坑をメインに、ボスはとりあえず30層に強いのを配置する。 それ以降は本気で阻む為の作りにしないとな!
0〜10→洞窟+廃坑。そのまま、廃坑と洞窟で出来た階層。鉱石等の
資源は無く、明かりの無い道の所々に水溜まりや坑道を支える木材が有るだけ。変なギミックは無し、と。
配置するモンスターは
・スライム(ノーマル ポイズン系) ・ケイブバット ・ゴブリン
・クモ ・スケルトン
11〜20→廃坑。廃坑の階層それだけ。廃坑自体の罠として「ガス(腐食 引火 致死)」「水溜まり」「落盤」を配置する。
配置するモンスターは、10層までのモンスターに追加で
・熊 ・オーク ・ワーム(一体だけクトーニアン) ・蛇
・ボブゴブリン
それに加え、モンスターのパーティー行動の開始。
21〜29→洞窟。下り坂をメインに道を作る。ちゃんとした罠を設置しておく。それ以外は特に変化は構造には変化なしで。
モンスターは、追加はなし。ただ、クモを強化+数を多くしてと。
30→ボス層。アトラナクチャを配置したクモの巣だらけの階層。アトラナクチャが倒されたら、宝箱を出現させて、それを開けら地上に帰れるようにしておこう。
31→コアルーム。まあ、コアルーム前の部屋でダンジョンマスターである俺と戦って貰うけど。そう簡単にはコアを触らせ無いよう、俺自身も鍛えなきゃな…
こうしてダンジョンの創作案を作ってみるとアレだな、全然偽装できてなくないか‥‥してると言えば30層まで廃坑にしてるくらいか?それは計画道理だしな。
さて、創作案は出来たし。ダンジョン創作を始めようか。
‥‥やっぱりか、魔力を使って創るのは分かっていたし、魔力をコアに流し込むのも知ってたが。どうやって魔力で創るかは考えてなかったな、まさか魔力を流してコアでダンジョン用に摘化するとは。一体どれだけの時間がかかることやら。
はぁ、階層はまだ良いんだ、魔力を流し込むだけたがら。大量にだが…最大階層創るたかそれは仕方ないし納得して頑張れる。
たが、モンスターはな…クトゥルフ系以外は階層と同じくコアに設計図みたいなのが有るから流し込むだけで良いし、要求魔力量も少ない。そう、クトゥルフ系以外は、な。まあ、仮にも神を魔力で創る気だったから多少の魔力は仕方ないと思っていたが、この量はおかしいだろうよ...
本当、なんだかこの要求量は……ダンジョン創るより為の魔力総量よりも多いぞ!神以外のクトーニアンでも、ダンジョンを創る為の魔力量と同じくらいって…どれだけ魔力流し込む為に時間かかるやら。
例えるなら、
俺:200
ダンジョンの階層に必要な魔力:1000
モンスター1体:10~500
モンスター1体:1200~10、000 (成長度合いによる)
邪神1柱:30、000
おまけに具体的なイメージを浮かべながら魔力を流し込むとか、俺のsan値がヤバイな。
やるけどな、コアを破壊されたくないから!
嗚呼、この灰色な世界とは長い付き合いに成りそうだよ。
はぁ、ついでに魔力コントロールの練習でもするか。
「ヨッシャァァァァァァァァァァ!!」
終わった、終わったぞ!もうコアに魔力流し込まなくて良いんだ!出来るだけ恐怖を掻き立てられる様な姿のモンスターを考えたりしなくて良い!なんという、解放感!そして、達成感!
本当、長時間邪神の姿を想像するのはキモチワルイし、ツライ。
一体どのくらいの時間こうしていたかなんて考えたくもないな。
「ふぅぅぅ」
さて、落ち着いたし早速ダンジョン創作を開始しよう。必要な量の魔力は充填済みだ。
ん、新しい説明文がコアに浮かんでる?何々
〔ダン ジョンを 創作す る際はダ ンジョンの な まえを創作後に いって くだ さい 〕
読みずらいし、この文。なんで、途切れ途切れ?気にすることでもないか。それより、ダンジョンの名前か…どうしようかな?クトゥルフとファンタジーが合わさった良い感じの名前か、難題だ。
「星異界の邪神」
で良いか、一部の邪神除いて星が関わって居るし。存外早く決まったな、べズークノストでセンス無いとか言われたらどうしよう、かなり落ち込みそうだ。いや!マイナス方面に考えてもらちが開かない。
ささっと、ダンジョン創ろう。
「オシラ・ウィアド・アルジズ・ライゾー・ウルズ!産まれでろ!星異界の邪神!我がダンジョンよ!」
つぁ、意識がまた飛びそう。またか よ。
《その、呪文が詠唱された後直ぐに。ダンジョンコアと呼ばれるソレから。不可視のしかし、力を持った何かが「溢れ」「混ざり」「喰らい」「固まり」始めた。何と混ざり、何を喰らったのかは分からない。
やがて、溢れ出た力の様な何かは固まり、形を創り始めた。土の様な物体から、どんどん下へ、下へと創り上げられていく。不自然に空いた空洞や、何処からか湧いてきた水。緑色の肌を持つ異形、透明な表し難いカエルの様な異形。様々なモノが創られて行き、最後にはこれらを囲む強大な何かが出来上がり。
そして、星異界の邪神という名のダンジョンは産まれた。》
綺麗だ な、キラ キラ光って積 み重なる。暗 くなって、な にかが生ま れるみたい だ。あったか くてお ちつ く。これ が?生まれる ってことか ぁ?
実は今回の話。一回消しとんでもう一回書き直したものなんですよ。消えた時はショックで、イタクァ召喚して他界、他界してもらってたら。投稿遅くなりました。