プロローグ1
感想有り難うございました♪ヽ(´▽`)/
「ごほっ、ごほっ」
ここは何処だ?周りは・・・うわ!何だこれ真っ暗で何も見えないし!何処ここ!?
《何も見えない闇の中に、見えない筈なのに「それら」はまるで睨み付ける様に、見定める様に様々な意志を持ち少年を見ている。そして、「それら」は少年にまるで、蛞蝓と百足を併せたような動き方で近寄って行っている。》
暗いし俺はプールで?プールで意識が遠退いていったはず!
溺死したのか?もしくは植物人間状態?いや、何か違う感じがする。視線を感じるし、体の感覚がある・・・と言うことは、まさかここは?
ラノベ的神域なのか!?ということはチート転生がある?いや、俺には無理だな絶対に慢心して死ぬ。記憶を引き継いで、そこそこ穏やかに暮らせばそれで良いか。
いやーそれならこの視線は神様か?無信教徒だけど大丈夫かな、ナニナニ教徒で無いキサマは地獄行きだ!とかに成らないよね?
《少年の近くまで這いずりよってきた「それら」は、少年を囲んで包み始めた。暗い闇の中に居るため姿が解らないが、確かにそこに居るのであろう事が分かる。》
「っ!何だこれ!」
何なんだ!?体の至るところから何かが這い上がって来るような感じがする?
一番近い感覚的に、虫の大群が体を登っているのか!?だとしたらまずいな。呼吸器官が虫で埋め尽くされて窒息死か、肉が噛み千切られて死ぬ事になっちまう。くそっ何で体が動かないんだよ!
感覚は有るのに、神域じゃ無いなら此処は何処何だ!虫どもに取り付かれるとか、何て嫌な場所だ!!駄目だもう、半分以上を虫どもに纏わり付かれた。どうせ最後ならあれやって死んでやる!
「我生涯に、多片の悔いあり!好きな本のシリーズ完結してないのに、安らかに死ねるかぁ!俺はまだ、うわ!口に近寄るんじゃねぇ!まだネタは終わってむご!むが!」
《そのまま、少年は「それら」に包み込まれていき。やがて少年の声も無くなり、「それら」は怪しく光出した。そして》
『闇及びシィラド終わりだ、戻れ』
《硝子が割れ続く様な高いが、しかし、人が聞き取ることのできる音が鳴り響く。その音に意味は有るように聞こえず、ただ響くのみのはずだが。頭が、脳が、耳が。聴き、考え、理解してしまう。理解してしまった「それら」が音に乗せた意味は、人が理解してはいけない事を意味するのを分かってしまった。》
なん な んだ よ、いっ たいこ れは・・・
san値チェックしたならうれしいです。
ああ、今回でた神格はオリジナルが二柱です。