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我は飢えたり  作者: 夜刀神 夜霧
序章
1/7

始まり

処女作なので、色々おかしいと思いますが優しくご指摘下さいお願いします。

「にゃ〜ん」

「ん?ああ、凜かおはよう」

艶々毛並みでスリムな我が家の黒猫様凜が、今日も朝の挨拶をしてくる。今日も学校か、眠いし面倒だな。仕方ないか、中卒だと全然仕事に選択肢が無いしな、さっさっと準備して学校行くか。



よし、準備完了!忘れ物は無いよな?うん、大丈夫だな。さてと後は、あの人に声かけて学校行くか。

「母さん、俺そろそろ学校行くよ?もう6時半だしおきなね。」


「う〜ん、分かってるよ〜行ってらっしゃいね。」


「行ってきます」

今日の天気はどんなもんかな?晴れで風が弱いと良いんだけど。

うわ、雨かよしかも雷で風が強いとは‥晴れで風が弱いとか、儚い望みだったな。

雨ガッパは熱籠るから着たく無いんだけもな、仕方ない本は濡らしたく無いし着るしかないな。事故起こさない様に注意しないと。




朝の一人で居る教室は静かで良い、落ち着いて本が読める。「VRモノ」と「激甘恋愛モノ」どっち読むか…

先に糖分補給するか!


「おう!後ろの鍵もあけろや!」


・・・うるさいのが来たな、朝教室が開いているだけでも十分だろうに。

「そんなこと知らん!自分で開けな!」


「朝早いんだから十墓祖とぼそがあけろよ」


「たが、断る!」

今日は騒がしい1日に成りそうだ。


「‥‥これで終わりです、後は帰りの挨拶で良いですよ」

おお!今日は先生の話が短い、珍しいな。ただ、部活有るから早くは帰れないけど…


「起立、礼!」


「「「「有り難うございました!」」」」


終わった〜 さて部活行くか今日は雨上がりで風が強いから河川敷移動するとき落ちないよう、気付け無いとな。

「先輩こんちわ〜今日は泉と新田あらたどっちで泳ぎます?」


「あ〜そうだな、泉で」


泉か、やはり予想どうり河川敷移動に成るから風が怖いし新田の方が良かったのに。

「分かりました、しかし学校にプール無い水泳部は本当辛いですよね。プール入りに自転車で移動とは」


「本当にね、毎年生徒会に嘆願書たんがんしょ出しても場所と予算無いからダメって言われるし。」


本当学校にプールが有ったら市民プールで泳がすにすむから楽なのに、はぁ


「十墓祖、聞いてるか?他の奴らも揃ったから泉に行くぞ」


「聞いてます。分かりました、今日は軽い練習メニューで宜しくお願いしますよ?」


ばしゃ、ばしゃ、人が水を掻く音が響くプールに浮かぶ一人の少年。そして、その周りに集まりその少年を引き揚げようとする人々。少年は息をしておらず、既に死亡している可能性が高いだろう、しかし少年の口は笑っていた。



翌日の新聞の一部より抜粋ばっすい

「高校2年生の若き少年「十墓祖夜那とぼそ やな」がプールで溺死できし、原因は調査中との事だか事故の可能性が高いという発表が、既に警察より成されました引き続き続報を‥‥」

ヌコは良いものだ!

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