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12話 深紅の少女との遭遇

 ベイリー男爵家の白猫たちは、朝起きるのが遅い。唯一の例外は、元気いっぱいの猫娘。

 子猫は、お日様が昇ると同時に起床した。しっぽをふりふり、祖父母の寝室に訪問する。


「おじいさま、おばあさま、おはようございます!」

「うむ、おはよう」

「クリス、おはようございます」


 猫娘と同居している祖父は、孫娘に配慮して、早寝早起きの習慣が身に付いた。人間である祖母も、規則正しい生活を送っている。


「次は父上、母上のところに行ってきます」

「お待ちなさい、クリス、一つ頼まれてください」

「にゃ?」


 祖母に呼び止められた猫娘。祖母の言いつけに頷き、両親の寝室へ。それから、兄の寝室へ。


「父上、父上、お仕事に遅れます!」

「兄上、兄上、学校に遅刻します!」


 久しぶりに、使用人の手を煩わせることなく、起きてきた白猫たち。父も兄もしっぽが膨らみ、猫耳を伏せていた。


「ようやく起床ですか。クリスを見習って、早起きしたらどうですか?」

「あらあら、一度で起きないから、そうなるのですよ。本当に、クリスはよくできた娘です」

「クリス。よくやりましたね」

「にゃ♪」


 祖母と母に頭をなでられながら褒められ、喜ぶ猫娘。しっぽが嬉しそうに揺れる。

 とっくに起きていた祖母と母は、ねぼすけの白猫たちに、王家の微笑みを向けていた。


 子猫は、素直なところがある。祖母に言われた通り、青色魔法で風を巻き起こし、かけ布団を吹き飛ばした。

 それでも起きない白猫たち。続いて、母に言われるまま、黒色魔法で水を作り、父や兄の全身にかけた。

 さすがにびしょぬれになれば、父も兄も飛び起きる。状況把握をし、勝ち目がないことを悟ると、すごすご起きだした。





 朝食を食べた後、祖父母と両親は、揃って男爵家の箱舟に乗り込み、屋敷を後にする。

 昨夜の王族会議の結果を、王宮に住む王族たちに伝えるために。


 箱舟は、水陸両用の乗り物だ。東方から伝わった海の乗り物を元に、改良されたといわれている。

 エルフに言わせれば、悪路も平気な、木で作られた移動式の小部屋に見えるらしい。

 動力源は、壺状の魔道具。壺の中に、燃料となるいろんな物を入れ、魔力を与え続ければ、燃料が世界の理に変換され、理に乗って移動できる仕組みだ。

 運転方法もコツがあり、魔法学校には、運転手を養成する運輸専攻科が設置されている。……不人気の学科だが。


 箱舟が陸を走るときは、黄色の世界の理に属するもの。そこら辺の石ころや土を、入れるだけでいい。

 水の上を行くときは、黒色の世界の理に属する水が必要。早い話、道中で水を汲んでしまえば事足りる。

 少なくとも、陸や水の上では、燃料切れに困らない。

 また、複数の属性の燃料を入れれば、世界の理にのっとり、雨や風の嵐の日も、砂埃が舞う日も、走行が可能である。


 性能に見合って、作るには専用の職人と時間と素材がかかる、高価な品だった。

 フォーサイス王国では、王宮が全て管理している。製作をはじめ、大型箱舟の国内の航路までも。

 個人では、大貴族や大商人くらいしか所有を許されていない。それも、白猫族と代弁者の契約書を結ぶという、法の番人の監視付きで。


 万能そうな箱舟にも、欠点はある。空を飛ぶときの燃費。

 青色の世界の理に属するもの。植物を入れれば、空高く飛ぶことができる。逆に言えば、植物がないと、飛べないのだ。

 一番手間のかからない燃料は、世界の理の力を秘めた宝珠。

 だが、魔物を倒して核の宝珠を取り出すか、腕利きの魔法使いが世界の理から抽出する方法でしか手に入らない。

 山岳地帯ならまだしも、平坦な土地の広がる草原の国、フォーサイス王国では、陸を走る方が様々な面で安定している。

 空飛ぶ箱舟は、王都の記念パレードや騎士団の演習以外では、なかなか見られなかった。



*****



 白猫兄妹の乗った箱舟も、高等学校に到着する。道端停留所に箱舟を止めると、兄は箱舟を降りた。

 兄が傾国の美女の魔法にかからないように、男爵家の上級魔法医師たちは、対抗策を施した。

 兄の首のペンダントは、その最たるもの。虹色魔法の魔法陣が、二重に刻まれている魔道具。

 宮廷筆頭魔法医師の祖父と、祖父と同等の力を持つ猫娘が、それぞれ刻んだ、最上級魔法の守護魔法陣。

 五百年前、精神感応魔法を操る人型の魔物に対抗するため、祈りの巫女姫が編み出した最高峰の虹色魔法。

 理論上は、祖父と猫娘を合わせた以上の魔力が必要だ。傾国の美女のお手並み拝見である。


「兄上、行ってらっしゃいませ」

「はいはい、行ってきます。用事が済んだら、寄り道をせず、帰るんですよ」

「にゃ。……あ、マットです」


 箱舟から降りて、学校の校門をくぐる兄。窓から、兄に手を振っていた妹は、校舎近くに見知った姿を見つける。

 緋色の赤毛が特徴的な、エステ公爵家の従兄。素行不良で、規律の厳しい、学校の寮に放り込まれた問題児を。


「カレンちゃん、おはよう。今日もかわいいね♪」

「あ、マット、おはよう。朝から本当のことを言っても、何もでないわよ」


 公爵子息が声を弾ませ、前方の少女に声をかける。甘ったるい声を響かせながら、少女は振り返った。

 深紅の少女は、公爵子息に腕を絡める。二人仲良く、雑談をしながら校舎に入っていった。


 子猫は、初めて、「救世主」のあだ名を持つ、傾国の美女を見た。

 鮮やかな赤い髪。鮮やかな赤い瞳。深みのある真っ赤な紅色に、彩られた少女だった。

 何よりも、釘付けとなったのは、額。円に五芒星の走る、黄色の原初の魔法陣。


 猫娘が抱いた感想は、驚き。そして、ねたみ。ねたみ。ねたみ。


 うらやましかった。子猫が欲しくて、欲しくてたまらない、原初の魔法陣。それを持つ少女が。


 原初の魔法陣があれば、子猫はもっと自由に生きられる。

 両親の本当の子供として、人前に、姿を現すことだって許されるはずだ。


 なにより、もっと、生きたい。もっと、生きたい。まだ死にたくない。

 あと三年足らずで、猫娘は死んでしまう。


 時間が足りなかった。やりたいことが、たくさんあった。

 兄と同じように、学校にいきたい。兄が自慢げに話す友達だって、学校で作ってみたい。

 家族と一緒に、近隣諸国へ訪問だって行けるはずだ。獣人王国の姫君が話してくれた、海を見てみたい。

 ずっとずっと遠くへ、行きたい。フォーサイス王国の外へ出てみたい。


 それから、もっと、薬の研究がしたい。祖父のように、多くの国民を助けられるはずだ。

 難病を治療できる薬も作りたい。南地方の親戚のような悲劇を、減らせるはずだ。


 聖獣に向けられる、怨みの感情。

 どうして自分には、加護をくれないのか。生きたいのに、生かしてくれない。


 あの魔法陣があれば、生きられる。思わず伸ばす、右の手。


 死にたくない。もっと、生きたい。もっと、生きたい。

 ――生きたい。


「生きたいです!」


 心からの本音が、口をついて出る。原初の魔法陣をつかもうと、伸ばされた右手。


「おやおや、クリス、どうしたんですか? 兄上と一緒に、学校に行きたいんですか?」

「にゃ?」


 突然投げかけられた、兄の質問。我に返った子猫は、疑問形で返す。


「なるほど、なるほど、行きたいんですね」


 兄は、妹の疑問を、肯定の返事と受け取ったらしい。

 猫娘の小さな叫びを聞きとめた兄は、わざわざ箱舟に戻ってきた。妹の右手を握ると、優しく諭すように話しかける。


「ですが、ですが、残念ながら、クリスは行けませんよ。子供ですからね。

それに、クリスが行くなら魔法学校ですよ。ここでは、魔法を教えてくれませんからね」


 見当違いの兄の言葉。子猫は、しょんぼりと猫耳を伏せる。


 違う、そうじゃない。

 学校なんて、どうでもいい。今は、原初の魔法陣が欲しい。

 もっと、生きたいだけ。


「にゃ……もういいです。兄上には、私の気持ちなんて、一生理解できません」


 寿命が限られている妹の気持ちなんて、長生きできる兄には、わかりっこない。

 三年内に死ぬと宣告され、常に死の恐怖にさらされている子猫の本音なんて、長生きできる兄にわかりっこない。


 兄の手を振り払い、猫娘は窓を離れた。箱舟の座席に大人しく座る。

 泣きそうな顔のまま、使用人に告げた。冷たい金属のような声音で。


「にゃ、出発してください。まずエステ公爵家まで送ってください。

それから、ゴールドスミス親方のところへ寄ります。その後、おじいさまの家に送ってください」


 猫娘がどんなに悲しくても、今日のするべきことは決まっている。

 従姉の様子が心配だ。それから、青い瞳の鍛冶屋との打ち合わせがある。

 やるべきことを済ませたら、あとは家で一人になろう。


「ちょっと、ちょっと、クリス、待ってください! 機嫌を直してください、兄上の言い方が悪かったのは謝ります!」


 猫娘の様子に慌てたのは、猫青年。兄の良心が、軋みをあげる。

 昨夜、家で妹を泣かして、「大嫌い」と言われたばかりだ。

 また泣かせたら、しばらく顔を合わせてもらえないかもしれない。

 兄は、あれこれで話しかけ、箱舟の窓から離れようとしなかった。


 焦る猫青年に、声をかけた者がいる。猫兄妹の見知った声。


「アンディ、何をしている?」

「……通行の邪魔」


 明るくはつらつとした声と、静けさを感じさせる声。金髪碧眼の王子達だった。


「いえいえ、ちょっと所用です。すぐに終わらしますから、気にしないでください」

「にゃ……兄上にとって、私は、すぐに終わる小さな用事にしか過ぎないんですね。別に構いませんけど」


 兄と王子たちの会話を聞きとめた子猫。冷たい金属のような声音で呟く。


「いやいや、そんなことありませんよ! クリスは大事な、大事な妹です。良い子ですから、聞き分けをしてください」

「にゃー、悪い子になれば、聞き分けしなくてもいいですね」

「いえいえ、お願いですから、兄上の言うことを聞いてください!」


 言い合いをしながら、白猫しっぽを膨らませる白猫兄妹。

 軽い怒りでしっぽを膨らませる妹と、焦りでしっぽを膨らませる兄。

 同じ行動でも、意味合いは違った。


 王子兄弟は、ベイリー男爵家の箱舟に近づく。中に猫娘の姿を認め、第一王子は軽く笑った。


「クリスか、おはよう。アンディ、クリスを怒らせたのか? 朝から大変だな」

「いやいや、エド、笑い事じゃありませんよ!」


 王家の兄は、男爵家の兄をからかう。どつき漫才を始める、従兄弟達。

 年上の二人に冷めた視線をおくる、王家の弟と男爵家の妹。なんとなく雑談を始める。


「……おはよう、クリス」

「にゃ、おはようございます、フィル」

「……けんか?」

「にゃ。昨日から、兄上が泣かそうとするのです」

「……原因があるのでは?」

「にゃ……たぶん、お互いの意見交換が上手くいかないだけです」

「……アンディは、僕の兄上より優しいし、思慮深い。話せば、分かってくれる。羨ましい」

「にゃ……エドは熟考が苦手でも、行動力があります。即決即断ができる兄を持っている、フィルが羨ましいです」

「……ない物ねだりは、するだけ無駄」

「にゃ……わかっています」


 物静かな第二王子は、口達者な猫娘の言葉を、きちんと受け止めて返答する。

 結論を出した、年下の二人。漫才を繰り広げる兄たちに視線をやり、揃ってため息をついた。


「それで、クリスが怒った原因はなんなのだ?」

「いやいや、うちの学校に行きたいとわがままを言いましてね。

ですが、クリスはおじいさまの後継ぎです。私のように、裁判官になるわけではありません。

おじいさまと同じように、魔法学校に行くべきだと、諭していました」

「にゃ! 兄上、その話はもういいです。第一、私は学校に行けないので、忘れてください!」


 年上二人の会話に割り込む、猫娘。猫耳を伏せながら、兄に抗議する。

 やっぱり兄は、妹の気持ちをわかってくれない。


「……学校に行けない?」

「ああ、なるほど。フィル、もう来年度の入学試験は、終わっている」

「はいはい、ここ数年は時期を早めて、試験を秋に行うようになったんですよ。入学希望者過多で、選考が大変なのが理由だそうです」

「そうなのだ。クリスの頭脳なら飛び級は問題ないが、試験が受けられないのでは、入学できない」

「……クリスが学校に行きたいなんて、初めて聞いた」

「いえいえ、昨夜は、私が学校の話をしましたからね」

「アンディ、たぶん、それが原因だ」


 入学希望者過多の原因は、魔法学校は傾国の美女の入学。高等学校は、王族たちの入学。

 原因の自覚のあった第一王子と猫青年は、肩をすくめる。


「にゃー! もう、その話は聞きたくありません!」


 しっぽを膨らませ、王子兄弟と猫青年をにらむ猫娘。従兄達も、兄も、盛大な勘違いをしている。

 子猫のにらみなど、どこ吹く風。王子たちと猫青年は、相談を続ける。


「……兄上、父上に頼む? クリスに入試を」

「さすがに、国王権限を持ってしても、特例を作るのは難しいと思う。

一時の感情だけで安易に行うと、将来、能力のない者に何度でも受けさせようとする輩が現れるかもしれない」

「はいはい、そうですね。『悪法も、また法なり』がまかり通る世の中は、法の番人としていただけません」

「じゃあさ、体験入学させればいいじゃん。体験入学の間の実力テストの結果がよければ、来年度から本入学できるんだからさ。

ボクはその制度で、入試を受けずに、入学を決めたよ?」


 考え込む王子たちと猫青年に、軽い口調が降り注ぐ。声をした方を見やれば、緋色の髪の青年が居た。


「ていうか、道端に集まってられると迷惑。通行の邪魔。相談するなら、どっかでやってよ。

王位継承権を持つ集団に声をかけられる人なんて、この学校にあんまりいないだから」

「……マット」

「お蔭で、ボクが引っ張っりだされたんだ。麗しのカレンちゃんとの逢瀬を邪魔されて、踏んだり蹴ったりじゃん。

フィルも、相手が年上だからって遠慮せず、ガツンと言えって」


 同い年の第二王子の肩に左手を置き、なれなれしく笑う、エステ公爵子息。賢姫エリザベスの双子の弟。

 社交家マシューは、親戚の青年たちに悪態をつくと、箱舟の中にいる愛らしい子猫を見下ろした。


「おはよう、クリスちゃん!」

「にゃ、おはようございます」

「今日も、かわいいね♪ 耳触っていい?」

「ダメです、ダメです。クリスに近づかないでください!」


 女性を口説くのが趣味と豪語する、公爵子息。浮き名を流した父の血筋を、しっかり引いている。

 猫青年は、父方の従弟と箱舟の間に割り込んだ。しっぽを膨らませ、全身で従弟を威嚇する。

 兄と親戚たちのやり取りを見ていた猫娘、唐突にひらめいた。


「兄上、学校に行かなくてもいいのですか? 遅刻するとまずいのでは」

「いえいえ、大丈夫です。兄上は自分よりも、クリスの方が大切ですからね」


 妹に振り返らず、返事する兄。全身全霊で、公爵子息の魔の手から妹を守ろうとする。


「触るくらい、いいじゃんか。ボクも妹欲しいんだからさ」

「ダメです、ダメです、クリスはあげません! あまりしつこいと、おば上に報告しますよ」

「それは勘弁! 母上には言わないで!」


 公爵家の息子は、父と同じ道を歩むらしい。男爵家の息子の台詞に、硬直する。

 浮き名を流したのが理由で、当時の王女……白猫兄妹の母から婚約拒否された、現宰相。今では、妻一筋の愛妻家だ。

 王女の従妹、つまり白猫兄妹のおばに、根性を叩き直された。公爵夫人は、秩序を守る法の番人だけのことはある。


 親戚たちのやり取りをよそに、王子兄弟は相談を続けていた。


「……兄上、落ち着いて話した方がいい」

「そうだな。クリス本人の意見も必要だ。

おい、学校長に僕とフィルとアンディとマットは、休むと伝えてくれ」

「はいはい、エド。休むのは感心しませんね。君も、エドの言うことは聞かなくていいですよ」

「はい、心得ております」

「なんだと、裏切者!」


 勉強嫌いな第一王子と、勉強好きな猫青年の攻防戦。王子付きの使用人は、猫青年の味方だった。

●作家の独り言

ついに、子猫ちゃんの親戚の男の子たちが登場よ。

第一王子のエド君、第二王子のフィル君、公爵子息のマット君。


それから、カレンちゃんも、少しだけね。


カレンちゃんの色、深紅っていうのは、深みのある真っ赤な紅色のこと。

アンディ君やマット君の緋色っていうのは、やや黄色みのある鮮やかな赤色のこと。東の方では、火の色とされたこともあるみたいね。


●異界の舞台裏より

東方にある、海の国の生れのノアが居るので、箱舟は外せないということで。


箱舟のイメージとしては、飛行機能が搭載された水陸両用車、空も飛べるホバークラフトです。

エルフ書房世界では、騒音も、振動もない。天候にも、道の状態にも左右されない、庶民憧れの乗り物です。


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