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初秋の香り

「あれ~いたんだ、、」久々に聞く彼女のオレンジ色の声に俺は思わず振り向いた。どうやら弟の夕食を塾に差し入れに持って来たようだ。同じこの塾に通い今春彼女は商業高校へ俺は高専に進学したが、俺はこの塾が居心地が良く友人数名といまだに通っている。お互い学校や塾では特別に意識をしたことはなかったが、何となく、、、突然彼女は俺の横に座り近況を話し始めた、学校のことや向かいの中華料理屋でバイトをしていること、昔の同級生のその後、等々。でもでも、このドキドキ感は何だろう、小中と9年間も一緒に過ごした幼馴染みなのに、こんな感情は今まで一度もなかった。自然と自分の目線が彼女の口元に、ヤバ<< 俺って何考えてんだ( ☆∀☆) 「じゃ~またね~」の一言で我に返った自分は、今日初めて見たセーラー服襟二本線

の後ろ姿を眺めながら、なぜか「ラッキー!」と心の中で呟いていた。

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