表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/7

第五戦~次の日~

今回は短めです。

学園祭のせいで、更新が……。




次の日…。

俺達は7人で飯を食い、学校に来たワケなんだが……。



「おかしい……」



「何がやー?」



響夜は疑問そうに聞いてくるが、どう見てもおかしい…。

何故かは知らんが、俺の机が前側に移動していた。



「席が……変わってる……」



「なんや?そんなことかー。ええやん、減るもんや無いやろ?」



確かに『そんなこと』何だろうが、どうしても誰が席を変えたのか気になった。



「誰が席変えたんだ?」



そう言って、クラスに既に着いていた零那、紗理奈、明智さん、武田さんに聞く。



「あ、颯くん。それなら、私と紗理奈ちゃんの二人でやったよ?」



零那が平然と答える。

これが当たり前なのか?



「そうか。まぁ、良いか。気にするまでも無いし…」



因みに今の席は、右横に零那、左横に紗理奈、前に美鈴、右前に龍二、左前に武田さん……という感じだ。



(なんか囲まれてる?……まぁ、良いか…)



気にするまでも無いとか、思っていると、教師が入ってきた。



「座れー。ホームルーム始めんぞー」



見るからにダルそうな顔をしながら言ってくる教師。



(コイツ絶対教師じゃねぇだろ……)



少し経ったが、まだ全員座りきってなかった為、教師がキレた。



「座れっつってんのが分かんねぇのかぁぁ!!浅井ぃぃ!!さっさと席着けや!日本海に沈めるぞ、このクソゴミが!!」



主に、まだ座りきって無かった龍二にどこぞのヤクザ的な言葉を浴びせる教師。

お前……ぜってぇ教師じゃねぇだろ……



「はいぃぃ!!分かりましたぁぁぁ!!」



龍二はそう言い、コンマ二秒で席に着いた。



「やっと着きやがったか……。今日は学校の事を詳しく言うぞ?爺……学園長に言えって言われたしな…」



遂にそのまま言いやがった!?



「とりあえず学園内の強者の上から十人……序列十番以内のヤツは『十連星』と呼ばれている。メンバーはこんな感じだ」



そう言って、何処から出したのか表を持ち出す。



一番 玄罪(げんざい) 刃羅(じんら) 3-S所属

二番 獅堂(しどう) 零次 2-S所属

三番 獅堂(しどう) 翔次 2-S所属

四番 天海(あまみ) 恭子 2-S所属

五番 (いみな) 圭護 3-D所属

六番 斬義(ざんぎ) 絶 2-S所属

七番 煉夜(れんや) 燼 3-S所属

八番 焔叉(えんさ) (まだら) 3-S所属

九番 桐谷(とうや) 真子(まこ) 2-S所属

十番 十六夜(いざよい) 零刃(れいじん) 3-S所属



と、こんな感じだった。



(ってか、Dクラスで序列五番のヤツがいるんだが?Dクラスは気を使えない頭が良いヤツが集まるんじゃ無いのか?)



「五番にDクラスのヤツがいるんだが、何故だ?気が使えないんじゃ無かったのか?」



「確かにこの諱圭護は気が使えなかった。…入学当初はな?しかし、現在は気を使うことが出来ている」



めざましい努力をしたんだろうな……。



「努力ゆえに……ってことか…」



「そういうことだ。特異的に、零番が二人存在するが……登校が自由化されているし、来ないだろう…。だから、言わないでおくぞ」



(登校が自由化されているとは一体どんなヤツラなんだ?)



「次に気の話をするぞ?」



気の話……。

力の使い方の事か?



「気の使い方には、個人にあったモノが有るのは知っているな?一般的には、肉体強化、遠当て、武器強化、外的付与が一般的だが、特異的にオマエラの流見や五門、怒髪点とかがある。他にも、違う能力を使うヤツもSクラスにはいるがな?……それと、コレは特異中の特異だが、『変換者(コンバーター)』と呼ばれるヤツがいる。ソイツラの力は、気を違うエネルギーに変えることだ」



変換者(コンバーター)』ね……。

いるのか?見たことねぇが、かなり強そうだし戦って見てぇな。



「そのコンバーターとやらはいるのか?」



「今は、学園内にはいない。過去に一度だけいたらしいがな?」



なんだよ。

いねぇのかよ…。残念だ。



「で、話は変えるが、明日から新入生旅行だ。準備とかちゃんとしろよ?」



え?聞いてねぇんだが?

何だソレは?



「聞いてねぇんだが?」



「だって言ってねぇし。知ってたら、かなりビックリだぜ?」



死に曝せ、このアホ教師が……。

血祭りにあげてやろうか…。



「新入生旅行では、戦闘とかするからな?一年の中でも、強いヤツを今年の武道大会の代表として出場させるからな」



へぇ……。

良いね。そんなヤツが有るんだ?



「じゃあ、今日は解散!さっさと帰って準備しろよ?」



毎回早いねー。

とか思いつつも、俺は準備の為に寮へと帰るのだった………。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ