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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。

夢が覚めても

作者: ぶる
掲載日:2025/08/05

診断メーカーで出た『夢が覚めても』というお題で書きました。Xに投稿したものを少し手直ししています。


 なんでこんなことになっちまったんだろうな。

 仕事に追われて溜まってた?それとも酔ったお

前が可愛く見えて?

 そんな簡単な理由で自分と同じ硬いカラダを抱けるもんか。俺はそこまで節操なしじゃない。

 じゃあ、何故?

美味い飯屋があるって聞けば迷わずお前を誘いたくなるのは?仕事でミスって頭下げてるとこをお前に見られたくないって思うのは?恋人はいないって聞いた時、ホッとしたのは?

 まだ帰したくないって思ったのは?……お前が逃げなかったのは……何故?

 答えなんてとっくに出てる。


 だけど、今はなにも考えたくない、慣れない男のカラダを慣れない男が抱いた。俺もお前もくたくただ。 難しいことは後回しにして、もう眠ってしまおう。

 ベッドの端っこで背中を向けるカラダを抱き寄せれば、こわばってたカラダから力が抜けていくのがわかる。

 体温を感じながら目を閉じた。 

 今夜見る夢はきっと、幸せな夢だ。


 明日の朝、お前はどんな顔で俺を見るだろう。

俺はお前になにを言うだろう。

 この気持ちが間違いじゃないなら、夢が覚めても、きっと。

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