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      1 冒険者初日の出来事

 マリエ―ルとミリ―は10歳、冒険者に成るために街に来た。

        1  冒険者初日の出来事



 マリエ―ルとミリ―は同郷の友人で年同じ10歳、故郷から一番近い冒険者ギルドに行く。近いと言っても通いができるほど近くはないが。2人は一晩野宿して街につき冒険者ギルドに行った。常時依頼の採集申請してギルドを出た。採集場所に行って見るとゴブリンが2匹居て他の魔獣は居ない。チャンスだ。ゴブリンはマリエ―ルと同じ背格好だが、強い魔獣ではない。マリエ―ル達もしばしば仕留めた。魔石は高く売れるらしい。ミリ―と頷き合ってゴブリン討伐だ。2人は手にナイフを持ちゴブリンに向かった。ゴブリン達も迎撃態勢を取るが。一気呵成に攻め込めば容易に片付く。これで魔石を取ってゴブリンを土に埋めれば終わりの筈だった。ところが魔石を取って居ると、ゴブリンが湧いて来た。4方から来るので逃げようがない。戦うしかない。ナイフを構えゴブリンを待ち構えた。

 頭を掠めるものがある。マリエ―ルの右手が光る。魔法の力が宿った。マリエ―ルは攻防の要ウインドカッターとエアシ―ルドを使ってゴブリン達を片付けた。ミリ―もナイフ捌きが格段に上がっている。全部のゴブリンを片付けるのに20分ぐらいかかっただろうか。魔石を取ると全部で24匹だった。12個づつに分けて。洗浄魔法で身を清め、採集をしてギルドに戻った。採集とゴブリン討伐の報告して薬草と魔石提出すると結構大金になった。ギルドを出て武具や防具などの店に行き買い求めた。保存食買ったり食事を食べたりすると宿屋に泊まるのが心許ない金額しか残って居ない。このままオ―ク討伐に行く事にした。

 魔獣には日中に活動するもの、夜行性のもの、昼夜問わないものがある。オ―クは夜行性が多いから夜の方が出会う確率か高い。マリエ―ルは魔法で夜も視力は落ちないがミリ―が夜も戰えるのか心配だが、ミリ―は問題ないと言っている。今から行けば判る事だ。

 冒険者ギルドで見た地図を頭に入れ草原に向かった。もう日が沈む多分冒険者は引き上げた時間だ。草原に入ると直ぐにオ―クがいた。5匹だ。私は3匹の集団を狙い、ミリ―は2匹の集団を狙う。簡単に片付けた。ミリ―は剣を得て破壊力を増した。特に引き時は考えて居ないがミリ―次第だと思っている。暗さについて行けないなら引き上げよう。もしそうならチ―ムでいる意味がないのかも知れない。一人の限界がチ―ムの活動を決めてしまうなら、その一人は辞めるべきだ。その人物によってチ―ムの力量が下がるならその人物は不要だ。マリエ―ルはミリ―が好きだ。小さな時から一緒で気兼ねなく話せる友達だ。美人で優しくて機転が利く、ナイフの腕はピカ一だ。村では珍しく読み書き計算ができる。私にも教えてくれた。本も貸してくれた。その一冊が魔導書で私が魔法に目醒めるきっかけを与えてくれた。私の恩人だ。ミリ―は10歳で冒険者にならなくても良かったが、マリエ―ルが行くなら私も、と言って一緒に来てくれた。やはり一緒に居たい。

 冒険者初日にマリエールは魔法にミリーは剣に目醒める。

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