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アニメイト脅迫事件と「書類送検」の意味

作者: いけなミ ゴろう


ネットやSNSをよく見ている人なら御存知の方も多いでしょうが、アニメイトに脅迫が届き、ある人物の著書が取り扱い中止となりました。


この情報は公式からの発表ではなく、当事者の一人でもある著者が独断で公表されたものです。

著者発表によると、「本の取り扱いを中止しなければ京アニ放火事件と同じことをする」、「この情報を公開すれば犯行を実行する」というものだったようです。


この件に関してはまだ著者からの発表しかないので、これ以上の言及はしません。

リーガル安全に。


この著者の人物ですが、一部界隈では有名な方で、東京都と怪しい支援団体を相手に公金不正利用問題で追及を続けているとんでもない一般人の方です。

それにより、この著者は以前から左翼活動家・フェミニスト(ツイフェミ)といった社会の癌というべき存在から目の敵にされていた人物でもあります。



この脅迫事件が表沙汰になった日、不思議な偶然があるもので、「この著者が書類送検された」というニュースが様々なメディアから報道されました。

理由としては、この人物が追及している怪しい支援団体による疑惑の数々をネット等で公開したことが名誉毀損にあたる可能性がある、というものです。


ここで、「書類送検とはなんぞや?」というのを説明しようと思います。


「書類送検」という言葉を新聞やニュースで見聞きすると、何となくイコールで「逮捕・犯罪者」というイメージを持つ人は多いかと思われます。

ですが、実際は言葉の通りの意味で「書類を検察に送検(送る)する」というだけのことです。


御存知の通り、警察はあくまで捜査機関であり、有罪無罪を決定する権利はありません。

なので本来、警察は関わった案件の全てを書類にして検察に送らなければならないのです。

で、「後は送った書類を元にアウト・セーフをそっちで決めてね」と。


これが「書類送検」です。

なお、かなりの手間がかかりますが、「私はこんな被害にあった!」と告訴状を出されれば警察は必ず捜査をせねばならず、捜査したからには必ず書類送検をしなければなりません。

アホみたいな内容でも、告訴と書類送検はワンセットになっているわけです。


厳密に言えば、本当は微罪も全て書類送検せねばなりません。

ですが、オッサンの立ちションみたいな案件まで書類送検していると、検察の方がパンクしてしまいます。

なのでこういった微罪に関しては、警察の裁量で「コラッ!こんなこと二度とやるなよ!」程度の注意に抑えることが認められているんですね。


書類送検されたあとは、検察が起訴・不起訴を決めることになります。

そうして起訴されれば日本での有罪率は99.9%と言われていますが、そもそも書類送検から起訴になる確率は30%程度のものです。

しかも、「これは刑事裁判すべき」という案件には警察から「厳重処分」という判定が書類送検に付け加えられることが多く、それがない書類送検は高確率で不起訴となります。


今回、この著者の書類送検は「相当処分」で、これは「警察は何とも言わんから、どうするかそっちで決めて」というものであり、ほぼほぼ不起訴になるだろうと言われています。



つまり、「オッサンの立ちション」レベルの話が何故か全国ネットで報道された、ってことなんですよねぇ……



今現在、パヨク界隈ではこのネタで大盛り上がりになっています。

「素晴らしい支援団体を不当に攻撃するヤツが警察に捕まった!」と。


そして、メディアの多くがパヨク・反日思想に染まっているとも言われてますね……

メディア関係には昨今、プロデューサーなどの高い立場に朝鮮系の名前が目立ちますし……



パヨク共産主義と敵対している人物の著書が脅迫により取り扱い中止になった。

しかも、その情報は脅迫の一部によって「諸般の事情により」と言葉を濁さざるをえなかった。

その日に著者が「書類送検された」とメディアが報道し、一部パヨク連中は「書類送検によって著書の出版が全て取り止めになった」と誤った情報を全力で流している。



……偶然って怖いっすねー……



「日本全体が気持ち悪いことになってんなー」と、そんなことを感じた話でした。


おわりー。


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