登場人物紹介
簡単ながら、メインキャラクターの人物紹介を行います。
●王女：デルマ
ジャクショウ国の第四王女で、第1話から登場。
王の命令をきっかけに、転移勇者達の冒険に同行している。
表向きは立派(？)にハーレム要員として務めているが、内心では勇者のチート能力に怯えている。
しかしその一方、王が無理やり勇者を召喚した事に強い罪悪感も抱いている。
なので、彼が異世界で充実した日々を過ごせるよう、精力を尽くしている。
基本的にはしっかり者だが『転移勇者との付き合い方 ～ハーレム編～』と言う偏り過ぎる本を妄信し、奇行に走りやすい。
また取り繕うのが下手で、勇者に対し『様』付けや敬語を忘れたり、本音をストレートに語る事も多い。
●聖女：エミリー
たまたまジャクショウ国に立ち寄っていた旅の聖女で、第1話から登場。
攻撃は苦手だが、防御・回復魔法においては、世界でも有数の実力を誇る。
勇者の伴侶になれば、きっと幸せになれると考え、打算から転移勇者の冒険に同行する。
意外と悲しい過去が多く、虐げた者への恨みも少なからず抱えているため、王女からは闇聖女だと思われている。
基本的にはダメ女だが、極々稀に毅然とした態度で勇者達を守り、導く事もある。
●奴隷少女：クロ
とある村で魔物の餌にされていた黒猫族の奴隷少女で、第20話から登場。
幸運にも勇者に助けられるも、一人で生きていく力が無いため、ハーレム要員として冒険に同行する。
特性『索敵』を持ち、人や魔物の気配をいち早く察知する事が出来る。
しかしお子様だからか、なろう系ハーレムとしてどうあるべきかすら、全く理解していない。
故にテンプレ展開さえ真っ当にこなせず、周りを困惑させてばかりの未熟すぎるハーレム要員。
だけど勇者を慕う気持ちは誰にも負けない！？
●謎の魔族：ヴェリア
とある事件で暗躍していた女魔族で、第135話から登場。
柄の悪いオレっ娘ながら、勇者に自分でもよくわからない感情を抱き、彼らの旅に付いて来るようになる。
攻撃系のスキルを得意とし、チート能力者にも負けない戦闘力を誇る。
怒りが頂点に達すると姿形が変わり、魔王と勘違いされる程の力で破壊の限りを尽くす等、謎多き人物でもある。
●伝説竜：アビス
偶然、勇者によって召喚された伝説の竜で、第71話から登場。
金色に輝く美しき竜で、その名に恥じぬ実力を持つが、勇者の計り知れぬ力に惹かれ、彼への協力を約束する。
寛大ながら割と茶目っ気があり、『世界の命運が～』と語っては王女に中二病扱いされる事もある。
●勇者：テンイ
日本より召喚された転移勇者で金髪の美少年で、第1話から登場。
女好きなところはあるが、それなりに善良な性格で剣が得意。
しかし世界すら破壊しかねないほどのパワーと、豆腐すぎるメンタルを併せ持つ、非常に危なっかしい存在でもある。
アンバランス過ぎる彼をレベル1のハーレム要員は上手に支えられるのだろうか？
