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閑話休題「聖国にて」

こんぬっち!

今日も張り切ってやって行きましょう!

これはあの球体がこの世界に生まれた時の聖国での話


その時ちょうど聖国では週に一度の参拝日

聖国で一番大きな教会……その名をアルベダ大聖堂

普段王族や枢機卿などの位の高いものしか使用できないこの教会だが、この参拝日だけは全国民が使用できる


そんな参拝日の真っ只中

聖国の王である教皇様は国民の前で神は祈りを捧げ、神託を得る


「我らが崇拝せし創造神エイティブ様……今日もまた聖国の全国民を挙げ祈りを捧げさせていただきます……この世界を作りしエイティブ様……日々貴女様をお慕いする我らに素晴らしき信託を……」


聖国に住む全ての"人間"が祈りを捧げ、教皇様が神託を得るのを待っている……



———————————————————————

一方神界

では今まさに祈りを捧げられているエイティブがため息をついていた


「またですか…週に一度も神託を与えていてはありがたさや重要さが消え失せてしまうでしょうに…そもそも神託というのはですね…世界の均衡が崩れてしまうような大きな異変などが起こった際、我々神界からは何も手が出せなくなった時の最後の手段なんですよ?!それをポンポンポンポンお祈りして……結構疲れるんですからね!」


「最後の一言がなければちゃんとした説教でしたよね?」


神託の頻度に愚痴をこぼすエイティブにツッコミを入れたのは彼女の隣に座り赤い帽子を被また配管工のおっさんの人形を使って遊ぶ子供

もちろんこの子供も神である


遊戯神プレモアというこの神はエイティブに呼び出されたのだが

理由はある1人……いや正確には一個のボールの転生者だ


そうこの物語の主人公[玉田陽太]である


プレモアは神界のルールの『神界のものを地上に落としてはならない』と『死んだ者の魂の転生、又は転移を行う場合創造神と生命神の二柱に話し、許可を得なければならない』の2条を違反した事で、エイティブにお叱りを受けているのだ


「貴方はなぜすぐにそんなだらけられるのですか?貴方は今説教中なのですよ?大体神界に地球の娯楽を再現した世界を作るなとあれほど言っていましたよね?」


「だ、だってさ!地球の人間ってすごいんだよ?!配管工のおっさん兄弟がキノコの化け物や巨大な亀に連れ去られたお姫様を助けてたりさ!勇者が七賢者を助け出して魔王を倒しに行ったり、ポケットなモンスターを仲間にして冒険したりしてるんだよ?!こんなのワクワクしないわけないじゃ無いか!」


「だからと言って再現していいわけではありません!」


その後もこの論争は続き、信託の申請を受けてから3時間も経過していた


口喧嘩に叶わず四苦八苦していたプレモアはハッとした顔をしてからエイティブに一つ提案をする


「そ、そういえば神託の件!僕が転生させた彼のこと伝えておいとけば?今はまだ使えないけど今後役立つ能力も三つくらいあるしきっと困ったことがあっても解決してくれるよ!」


「貴方が"勝手に"転生させたの間違いでしょう!……まぁ確かにそれはいい考えですね。このままだと彼は聖国に魔物認定を受けて討伐されるかもしれませんし、今のうちに安全であることを伝えておきましょう」


「でしょ?僕って冴えてる〜!じゃぁ!僕は後片付けがあるからそろそろいくね!今度からは気をつけるよ!じゃね!」


「あ!からまたなさい!まだ説教は終わって……もういませんか…逃げ足の速いことですね…さて、神託でしたね。

『本日、異世界からこの世界に一つのボールが転載しました。そのボールは一見魔物のように思えますが、きちんと人間の心を持った者です。その者はきっとこの先、貴方たちの世界に訪れる困難を解決し、救ってくれるでしょう。丁重に扱いなさい


     神託をこれ以上申請しないでください』

こんなとこでしょうか?さて、プレモアを探しに行かなくては……」


今日も平和な神界であった



———————————————————————


神託を受け取った教皇はこのことを全国民に伝えた…神託の申請の件は隠して


それにより聖国は二つに分かれた


ボールを歓迎する派閥とボールを排除する派閥……


もちろん神託なのだから歓迎する方が正しいのだが、聖国は人間主義者…エルフや獣人などの亜人であろうが、それらは魔物と同じ悪しき存在と考える者たち……その考えを強く持っている者たちからしてみればエイティブの神託は神が血迷ったものと認識されてしまったようだ


さて……今後ボールの人生……いや玉生はいかに……?!

ブクマと高評価お願いします



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