ボール、配達されるってよ
こんぬっちこんぬっち
テスト死にそうなヌッチです
タシケテ…
どうも皆さんこんにちは、ボールです
この挨拶も定型分になりつつある今日この頃
私は現在木箱の中に入っております。それも丁寧に緩衝材とかで包まれた厳重な守りで
何故こうなったのかというと……それは数週間前に遡る
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「さて、それじゃぁ解答を聞かせてもらおうか?」
次の日のお昼過ぎ……俺はまたギルドマスターの部屋に来ていた
そう、昨日の返事をするために
≪……結局まだ決まってないんだけどさ……まず依頼内容を聞いてもいい?≫
「うーん……それだともし聞いた後に断られたら君を処理しなければならなくなる……それでもいいのなら教えよう」
なるほど、他人に聞かれるとまずいのか?
ふーむ…またさらにキナ臭くなってきた……まぁでも…どっちにしろ予定ないし、受けてもいいのかね?軽い冒険と考えよう。元々難しい話はよくわからんしな
≪まぁそうだな、聞かせてくれよ。その依頼受けるから≫
そう聞くとホッとしたように息をついてからギルマスは話し始めた
「今回君にお願いしたいのはエルフの里への極秘潜入捜査だ」
≪ほう……詳しく≫
「昨日君にも話したが単色者たちを倒すと世界樹の根が出てきてそれを回収するという事件が多発している。まぁ世界樹のことなのだからエルフに我々は聞きに行ったのさ。そしたら彼ら白を切り初めてね……我々には関係ない、いつも通り生活していろってさ。まぁなんか隠し事でもしているんじゃないかと疑うよね?知らないって言わない以上何かしら走ってそうだし」
なるほど、そこで俺に侵入しろと
≪でもどうやって俺を送り込むんだ?≫
「あぁ、それは簡単さ。実は僕はエルフの里には魔道具の研究をしているエルフの友達がいるんだよ。だから門番のエルフに頼めば魔道具だけという制限はあるが、送ってもらうことができる……そこでだ、君はどんな球体にもなれるんだろう?その能力を使って魔結晶の水晶になってもらいたい……」
な、なんでこいつが俺の能力を……?!ってそういや試験の時小さくなったりしてたしそれでわかったのか?てか説明したんだっけ?あんま覚えてねーや
≪なるほど、だが俺はその水晶を知らないぞ?俺は自分の能力のリストにある材質にしかなれない。≫
「あぁ、それならガラス玉でもいいよ、君自体が魔力の塊かってぐらい魔力持ってるみたいだしさ」
そうなのか……俺ですら魔力がどれくらいあるのかわからないのに何故わかるんだろう……なんか聞いたら不味そうな空気なので無視しておく
……あれ?でも…
≪俺ガラス玉にもなれないが?≫
「金属にはなれるんだろう?金属を属性的に表すと土属性になる。まぁ地面に埋まってるというか鉱脈ができるんだからね。んで、土属性といえば土や砂だろう?ガラスは砂……石英とかから作るならその石とかでできたものにもなれるんじゃないかな?」
なんというこじつけか!
いやまぁやってみるか……
あれ?待てよ……別に自分が推奨にならなくてもいんじゃないか?
まず俺は透明なプラスチックの球体になる……そして、自分を覆うように一回り大きい球体を生成する……今度はその球体を球状魔法で水晶の材質に変え、それの表面をツルッツルのピッカピカにする……これで水晶の完成!
てか水晶も鉱物なんだから自分がなればよかったのか……ま、まぁこれは装甲ってことで
ついでに芸術性をつけるために自分の材質を表面が反射するレベルでピッカピカの鉄に変える……まぁそこまで芸術性はないが、少しは綺麗に見えるだろう
「おぉすごい!ほんとの水晶じゃないか!これなら潜入させられるな!よし!早速頼むよ!」
≪おう!任された!じゃぁ早速貴重品みたく俺を梱包してくれ≫
こうして、豪華に梱包された俺はすぐさま馬車で送られることになったのであった
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はい、回想おわり
ガタゴトと揺れる馬車…外から鳥の鳴き声と風で揺れる気の音がする
どうやら森に入ったらしい。
エルフの里へはもう少しかかりそうだ…
エルフ
ファンタジーものとかでは定番と言えるであろう種族
男女ともに美形で、イケメンや美女の玉手箱みたいな種族
各人によっては貧乳しかいないだとか、巨乳しかいないだとか……はたまたロリエルフだとか何とか……
ちょっと楽しみになってきた!
馬車に乗せられた積荷と一緒にガッタンガッタン揺られながら、俺は期待と夢を広げていたのだった
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