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１、いつものミキちゃん

きょうのてんきは、はれ。

いえのベランダからそとをみると、きれいなあおぞらがひろがっています。

すずめが、

「チュンチュン」

と、たのしそうにおしゃべりしています。

でも、ミキちゃんはとっってもひまです。

なぜならミキちゃんはおかあさんにおるすばんをたのまれたからです。

ミキちゃんはこのまえ、６さいになりました。

もうかたてではかぞえられないほどおねえさんになりました。

それなのにおかあさんは、

「ひとりでおそとにあそびにいくのはだめよ、あぶないから」

といって、ひとりであそびにいかせてくれません。

でもだいじょうぶ。

ミキちゃんはものしりなので、ほかのひとにはできないことができます。

ミキちゃんは、ふつうにくらしているとみえないフシギないきものをみるほうほうや、なかよくなるほうほうをしっているのです

とってもひまなミキちゃん。

きょうはなにしてあそぼうかな。