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騎士団へ その1

短いです。

その時、私は入学間近の6歳だった。


私はものすごく好奇心旺盛で、よく城下町の市場に遊びに行っていた。もちろん、お忍びで。

エリーは連れていたけれど。

毎回、新たな発見があるのが楽しくて。面白くて。それに、市場の人も親切だった。

だから油断したんだと思う。


秋の晴れた日だった。

私はその日も、エリーと一緒に雑貨屋を見たり、果物屋のおじさんに果物をもらったりしていた。


市場は売るもので場所が分かれているから、売り場の境には人が少ない場所が存在する。

市場の人には「そこは走って通り抜けなさい」って言われていたけど、果物をもらってはしゃいでいた私たちはその言葉をすっかり忘れて、のんびり歩いていた。


はっ、とその言葉を思い出した時、たまらなく不安になった。

「ねぇ、エ…」


突然ばさりという音がして、視界を闇が覆った。

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