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異世界冒険者生活  作者: カイト
ひとつ曲がり角、ひとつ間違えて
4/5

町の明かりがとても綺麗で

試行錯誤中。機能を上手く使えない。

町へ向かい歩きながら考える。


次のステップについて。

町へ行くということは人とあうということ。

では、どのようにこの世界の人と接触する?

言い訳?いやどうやって取り繕うかということだろう?

どうする?


この世界では何が常識かわからない。

虚実入り乱れて話すのが無難か。


その後のことも考えないとなぁ。

金がない!

貨幣経済があるならだけど。


わからないことだらけだ。

こういう場合、動く、動かない、撤退するの3択を選ばなければならないけど、もう決めたことだ。

後は出たとこ勝負としよう。

考えすぎると負のスパイラルにおちいってしまいそうだしな。


まだ町まで少しかかりそうだ。

少し先に車2台分くらいの道らしきものが見えてきた。


その時、さっきより二まわり大きい角兎が見えた。

こちらには気付いていない。


殺ろうか。

決めた瞬間走りだし、角兎の側面に力一杯の蹴りをいれる。

吹き飛ぶ角兎。

追いかけ、苦しんでいる角兎を寝技の体勢に持ち込み先程の要領で首を折る。


腕をはなすと、また煙のように消え去りそこには革?らしきものとさっきより、ほんの少し大きな黒い小石があった。


何かの役に立つかも知れない。持って行こう。

ゲームだと店で売買できるんだが、ここではどうかわからない。

金にかえられればいいんだが。


町の様子が窺えるまで近づいた。


町は簡単な木の柵で囲んでいるみたいだ。全体はわからないけど。

木でできた山小屋のような家が複数居戸見える。

畑らしきものも見える。

さあ、進もうか。

あと十数歩で戸が開かれた門にたどり着く。


陽は傾きをみせつつある。

今何時だろう。1日何時間だろう?

24時間ではないような気もするが。

またあとで考えることにしよう。

考えることが多すぎて思考を放棄したくなるが、今はこの門をくぐり生きて行くことを選択する。


やけにポジティブだと自分のことながら、ふと思った。


次話予定「テンプレはおきない」

次話投稿未定

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