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異世界冒険者生活  作者: カイト
ひとつ曲がり角、ひとつ間違えて
1/5

はじめての異世界

取り敢えず投稿してみます。

稚拙な駄文ですので、不愉快になられた方は申し訳ありません。

「何が起こった?」


目の前には見知らぬ広大な草原が、後ろには鬱蒼としげる森が広がっている。


ほんの少し前に自転車で住宅街の曲がり角を曲がった。

ただそれだけのはずなのに、今は訳のわからないところにいる。


どうしていいかわからずにしばらく途方に暮れていた。


色んな感情がごちゃ混ぜになりながら、草原を歩いて行く。


どれほど時間がたったのかわからないが、まだ太陽は沈んでいない。


ようやくまともな思考を取り戻しつつあった時、川を見つけた。そして、町らしきものを発見した。


「異世界?」


ふとそんな途方もない考えが頭をよぎる。

遠くに見える町並みは映画やアニメででてくる昔のヨーロッパのようだから。


そんな馬鹿げた考えを振り切り取り敢えず川に行き、渇いた喉を潤す。


ひといきついた後、周りを見回す。


少し離れた草むらからガサガサと音がするので振り向くと角の生えた兎がこちらを睨んでいる。


兎と目が合うと兎はこちらに突っ込んできた。


俺はどうすることもできずにその場で佇むしかできない。


このままでいると角が突き刺さる嫌なイメージが頭をよぎったので、震える右手を動かし角を払いのけたが兎の勢いは止められず胸にぶつかった。


「うぅ!」


一瞬、息が止まったかと思うほどの衝撃だ。

尻餅をついてしまったが、兎を見ると兎も少し苦しそうにしながらこちらを睨んでいる。


何で俺が!とかあれって兎?とか色々とぐちゃぐちゃとした感情がわいてくる。


訳のわからないものに対する怒りの感情を兎にぶつけよう!


立ち上がり、兎と向かい合う。


向かってきた兎の角をどうにか掴み、首の辺りに腕を絡ませ思いっきり力を入れて締め付け、そして捻った。


ふと自分がどういう行動をしたのかわからなかったが、腕の中で兎はいき絶えたようになり、少し背中がゾクリとした。

腕の力をゆるめて兎を地面に降ろした。


兎は煙のように消え去り、後には黒い小さな小石が残った。


頭の中に声が聞こえる。


『レベルが1あがりました。』


どういうことだ!




次回はいつになるかわかりません。

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