俳句女子の「俳句ことはじめ」…流し
五月雨で作りました、二つ目のものが、こちらです。
五月雨や流し流して明くる日へ
梅雨の降りやまない雨、時に激しい雷雨になることもありますよね。
まだまだ、ひよっこ、小娘の私ですが、人生も同じだな、と思います。
鬱々と、思い通りにならない日々が続くこともありますし、理不尽な手痛い仕打ちに見舞われることもあります。
でも、それもこれも全て、流れ流れ行ってくれるでしょう。
そしていつか雨が上がり、明るい日が待っていてくれるはず。
そんな思いをこめ
五月雨や流し流して明くる日へ
を作ったのですが、先生からご指摘がありました。
「季語は五月雨よね」
「はい」
「俳句一つに、季語は一つよね」
「季語が2つあるわよ」
「えー!?」
「ながし」というのが、夏の季語に
なるそうです。
梅雨の頃に吹く、湿った南風で、
雨を伴うことが多い、のだとか。
というわけで、先生が直してくださったのが、
こちら。
五月雨や明日というはあかるき日
季語…五月雨(夏)
さすが先生です。私の言いたかったことを、
すべて盛り込んでくださいました。
それにしても、まだまだ知らない季語が
たくさんあります。
まだまだ精進せねば。