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第五話 その10

 

 ロディニアの魔導部隊は、正面から迫り来る敵に魔法を放ち続けていた。

 最初は50ほどだった守備部隊も、次々と背後からやってくる増援と合わせ、その数は回廊に満ちるほどに増えている。


 時には道を大地の魔法で強引に拡張し、なおもたった一人の敵に向かって集中砲火を加えていた。

 もはやその一人の敵の背後は瓦礫の山と化し、惨憺たる有様になっている。


 しかしそれでも――


「――止めろ、ヤツを止めろぉっ!!」

「ダメだ効かない! 下がれ、下がれ! 早く下がれっ!」

「『砲撃魔法』を使え! 複数で組んで通路ごと全部潰すんだ!」

「やめろ『サペリオン』が倒壊する!? 我々ごと生き埋めになるぞ!」

「そんなことを言っている場合かっ! やれ、やれぇっ!!」


 三十人ほどで集まった魔導士たちが、一列に並んで魔法を唱えはじめた。

 光が生まれ、それが中央に収束する。


 大きくなった光から、くわっ、と灼熱の炎が飛び出した。

 向こう一面、巨大な爆発が起きたかのごとく閃光に包まれる。

 衝撃と爆音で建物全体が大きく揺らぎ、太い柱がいくつも倒れていった。


「もう一発だ!! 粉々にしろ!」


 さらにまた別の集団が、同じように魔法を放つ。

 風が吹き荒れ、生じたいくつもの小竜巻が激しく乱舞した。周囲の石材をめちゃくちゃに切裂き、わずかに残っていた石柱を全て薙ぎ倒していく。


「バカ野郎! ここは高層建築だぞ、何階あると思ってるんだ! 上のぶんが全部落ちてくるだろうが!」

「黙ってろ! 建物なんかより敵を潰すほうが先だ! ダメ押しを食らわせろ!」


 最後に、膨大な数の太い丸太が飛び出した。

 飛び散った岩のような瓦礫を全て粉砕し、雨のように降り注ぎ、無数に突き立っていく。


 連続の猛砲撃は回廊を破壊し尽くし、粉塵でまったく前が見えなくなった。

 静かになる。


「どうだ! やったか!?」


 ――コツ、コツ。

 響いてきた靴音に、誰もが声を失った。


『――ハアアアァ……! まだまだァ……クハハハァ!』


 男には、傷一つなかった。

 前に突き出した手の先に纏う、黒く薄い壁。

 それにわずかにヒビを入れていただけだ。そのヒビもまた、すっとすぐに消えてしまう。


「……な……!? そ、そんなバカな……!!」


 効かない――攻撃が、効かない。


 圧倒的だった。

 これほどの攻撃を一人で受け、なんらダメージを負っていない――


「……だ……大地魔導士っ! 障害を、障害物を作れぇっ!!」


 その声に、幾人かの魔導士が地面に手をつき呪文を唱えた。

 男の前に厚い防壁が現れて、目の前を阻む。

 さらには地面にぽっかりと大きな穴が開き、飛び越せないほどに広がっていく。


『ッヌウウン!』


 ばご! と強引に壁が破壊された。

 どれほどの剛力か、男の背後で壁が轟音を立てて崩れていく。

 そして穴によって何もなくなったはずの空中を、コツ、コツと靴音を響かせて、平気な顔で渡ってくる。


「ば、化け物……!!」

『フハハハハ!! どうした、止めろ! 私を止めてみせろォ!! ハーッハッハッハッハ!』

「ひ、引け、引け、下がれーっ!!」


 魔導士と兵たちが、潮のように引いていく。


『フン。もういたちごっこも飽いたな。シィィ――フッ!!』


 すとん、と自分の影に沈みこみ、レヴィアムの姿が消失した。

 そして次の瞬間――兵たちのど真ん中に、霞のように現れる。


「なっ!? が、ぎゃああーーっ!!」

「ああっ! や、やめ、ごええっ!?」

「ひ、ひい、うああーーっ!!」

『ッウシャアアアーッ!!』


 レヴィアムの剣が踊り、血飛沫が上がった。

 首が飛び、その手で顔面が握り潰され、大勢の人間がクモの子を散らすように混乱しはじめる。

 防衛線が、総崩れになった。


「!! くうっ、『トビオント・ブロス』!」


 リィーンが唱えた呪文で大サイズの肉ゴ-レムが出現し、レヴィアムに向かって果敢に飛び込んでいく。


『――ゥルオオオーーッ!!』

『ィ゛ヤ゛ア゛ア゛ーーッ!?』


 それさえ正面からなぎ倒された。巨大なゴーレムが地面に叩きつけられ、その頭部が思い切り床にめり込む。

 止めに黒い光が放たれて、胸に風穴が開く。ゴーレムが崩れて砂になっていく。


『シャイヤアアアーーーッ!!』

「『プロ・トビオン・トビオン・トビオン・トビオン・トビオント』ぉおっ!!」


 大量のゴーレムたちが躍り掛かっていく。

 押し負けることを前提で、他の人間たちの盾になり時間を稼ぎはじめる。


「はあ、はあ、引いて、引いてぇ!! みんな下がるの、下がってっ!!」


 声を振り絞り、リィーンが叫んだ。

 それを合図に魔導士たちが『サペリオン』の奥に向かって駆け出しはじめ、しかし一部、勇敢な兵士たちがレヴィアムに突っかかっていく。


「だ、だめ!? 逃げ……」

「お下がりくだされ魔導士どのぉっ!! 者ども続け、うおおおーーっ!!」


 魔法を使えない白兵部隊が、死を覚悟でレヴィアムを押し留めようと試みていた。

 まるで象に挑むアリのように大勢の兵士たちが挑みかかっていく。


「だめぇっ!! 勝てない、逃げて!!」

「リィーンこっちだ! 走れ!」

「きゃあっ!? あ、いたぁっ!」


 混乱の中、東吾はリィーンの手を引いて走り出そうとした。

 だがひねった足に体重がかかってしまい、リィーンが顔をしかめた。尻餅をつくようにしてその場に転んでしまう。


「あっ! リィーン!」

「う、いたぁ……! あ、足が……」

「し、しっかりしろ! 持ち上げるぞ!? ……あ、あれ? 筋肉腕が……!?」


 肩から生やそうとしたゴーレムの腕が、生えて来なかった。

 念じてみてもうんともすんとも言わない。


「あれなんで!? さっき思いっきり斬られたからか!? く、くそっ!」


 仕方なく、東吾はリィーンを背負って立ち上がった。

 追い立てられるようにして逃げていく人々の中に混じり、奥へ奥へと走っていく。


「どーなってんだあの吸血鬼!? 魔法すら効かないとかマジかよ!」

「う……。と、トーゴ。ごめん……」


 背に負われているリィーンは、足だけでなくひどく疲弊しはじめていた。

 連発で召喚をしたせいかますます顔色が悪くなりつつある。


「おい大丈夫か!? ちょっと一気に出しすぎだろ、顔真っ青だぞ!!」

「で、でも今やらなきゃ……はあ、はあ……」

「ちっくしょう! なんだってんだよあのヤロウは!!」


 東吾はリィーンを背負い回廊を走っていく。

 その時、また放送の声が聞こえてきた。


『――……傾注。諸君、私だ。行政長のグレイヴスだ』

「あ、また放送か! あの偉いさんなにやってんだよ!? こんなんなってるのに自分はどこにいやがんだ!」

『……緊急事態である。敵の戦力は異常だ……考えられないレベルだ。魔法はまったく効かず、防衛線が真正面から突破されつつある……。このままではおそらく防衛は不可能である』

「不可能である、じゃねえよ! なんとかしろよ!」

『……かくなる上は、全ての隔壁を動かすことにした。どれほど効果があるかはわからないが……何もしないよりはいい。各員は留意すること、では封鎖を開始する』

「封鎖だぁ!? 壁を破る相手にいまさら……って、あ!?」


 東吾の後ろで、天井から分厚い壁がゴゴゴ、と落ちてくる。

 それが次々と、広い回廊を塞ぐように落下してくる。


「あ、やべやべちょっと!? 待て待て!」


 東吾のすぐ背後にも壁が落ちてきて――そして、リィーンを背負っていたせいで少し遅れていた東吾の前にも……。


「あーっ!!」


 ドスン。

 通路が塞がれてしまった。


「は゛あーーっ!? うおおいふざけんなぁ! 俺ら忘れてんぞおいいー!!?」

『……現在、空間魔導士を使ってデーイィン、及び国中に散らばる他の大魔導を呼び出している。距離の関係で時間がかかるが……それまでなんとか耐えて欲しい』

「耐えて欲しいじゃねーよ!! 開けろバカ、ちくしょ、げ!?」


 ズズン! と建物が揺れる。

 背後から、壁が壊されるような音が聞こえてきた。


「げ、げ、げ! えっと、ああもうくそ!」


 周囲を見回した東吾の目に、脇へ通じる細い通路が入った。

 リィーンを抱え、あわててそちらへ飛び込んでいく。


「くそっくそっちっくしょう! 頼むぞこっち来るなよ!?」


 集団からはぐれ、東吾は知らない道をひたすらに走っていく。

 後ろからは壁を破壊して突き進んでくる敵の音が響いてくる。


 ――それが、途中でぴたりと止んだ。


「! 嘘だろ……!? まさか!?」


 嫌な予感。

 背中に冷たいものを感じつつ、東吾は突き当たりの角を曲がった。


 

『――遅い、遅い。ウハハハ……!』


 

「!!」


 ――そこにはすでに、レヴィアムがいた。

 悠然と構え、立っている。


「っくそ!」


 東吾は背を向けて、駆け出そうとして。


『おっと。もう逃がさんぞ?』

「くっ!?」


 東吾の前に、虚空から幻のようにレヴィアムが現れた。


『フッフッフ……。遊びは終わりだ。そろそろ食するとしようか。もっともそなたは食えぬゆえ、先に死んでもらうがな』


 東吾たちを逃がすつもりはないらしい。

 レヴィアムはこちらを弄ぶように、ゆらりゆらりと近付いてくる。


「て、てめえ……!」

『そこの娘。これまでの魔導士より、いや数多の吸血鬼たちより食欲がそそられるなァ……その身に眠りし強大な魔力、我が血肉としよう』

「! この野郎! やれるもんならやってみやがれ!!」


 東吾はリィーンを背中に隠し、剣を向け吠えた。


 瞬間――

 目の前の敵の姿が、消える。


「!? あっ!」


 気づいた時には、レヴィアムは東吾のすぐ目前に迫っていた。


『遅い』

「――っ!?」


 体が反応するよりも速く。

 ――めり、とその手が胸元にめり込んでいた。


「がはっ!! あ……!?」


 東吾の喉から呼気が漏れた。

 レヴィアムは口の端を大きく歪め、その腕をさらにめり込ませていく。


『ふん……。あれだけやっても死なぬなら、直接魂を破壊してくれよう。いかに召喚生命とはいえひとたまりもあるまい』


 ずぶ、ずぶり、とレヴィアムの腕が、東吾の内へと入っていく。


 そして。

 ……ぴし、と。


 なにかがひび割れる音が聞こえた。

 自分を形作る、根っこの部分が――なにか根源のようなものが毀されるかのような――


 

 バキンッ!!


 

『!? ぬうっ!』


 レヴィアムの手が突然東吾の中から弾き出された。

 東吾の手に嵌められていた魔法の腕輪が、砕け散る。

 レヴィアムが大きく押し返され、たたらを踏んだ。


『……チイィッ! マジックアイテムかッ! 油断したわ、ヌウウウーッ!!』


 腕輪の効果か、弾き出されたその腕が燃え上がっていた。

 はじめて苦悶の表情を見せたレヴィアムが己の腕を押さえて苦しむ。


「……は、くあ、かっ……」


 東吾が崩れ落ちた。

 膝が折れて、うずくまってしまう。

 ひどく嫌な汗が背中を伝っていた。


「……はっ、はっ、はっ……! い、今の、は、や、やべ、マジやべ……!?」

『――トーゴ!! コイツやべえ、お前じゃまだ無理だ! あたしに体を貸せっ!!』


 右手のモニカが叫ぶ。


「あ……。に、ニカ、貸せって、ゲホッ! そ、そんなんどうすりゃ……」

『あたしだって知るかぁ! いいから念じろ、あたしに貸すって思え! なんとかなるかもしれねえだろ!』

「う、か、貸す、貸す……。体を、貸す……!」


 東吾は必死に念じた。

 すると――体の感覚が回転し、ふわりと浮き上がるように遠ざかる。


 体の支配権が、東吾から離れた。


「――うっしゃあああーーーっ!!!」


 モニカの声が東吾の喉から響く。

 素早く立ち上がり、右手のヴァンピールスレイヤーがひゅん、と風を切った。

 また再び、東吾の体にモニカが乗り移っていた。


「よくもトーゴをやってくれたなゴラァッ! ブッ殺すっ!!」


 地面を蹴り、モニカと化した東吾の体がレヴィアムに肉薄する。


『ヌッ! うぬぅ!』


 剣が鋭く交差し、火花が散った。


「うおらぁっ!! はっふっせいやぁっ!!」

『! ぬ、ぬおっ!? ぐっ、ムウッ!!』


 モニカはさらに一撃、三撃、五撃と、すさまじい速度で刃を繰り出していく。

 東吾よりも速かったレヴィアムも、そのあまりの剣の奔りに少し顔色を変えた。


 剣が舞う。

 つるぎが踊り、風を斬る。


『ヌゥオオオーッ!? グヌゥウゥ!』


 レヴィアムはなんとか受け止めるだけで精一杯であるらしい。

 モニカの剣は目視不可能なほどに速く、一太刀入れた次の瞬間には、もう次の刃が襲いかかっていく。


「――おらぁーーーーっ!!」

『――ムオオオッ!!』


 一際大きく剣撃が鳴った。

 両者は鍔迫り合い、睨み合う。


『こッ、これはッ!? この剣、それにこの声……まさか! 思い出したぞ、そなたッ……モニカであるか!?』

「よぉーーっ!! 久しぶりだな『ご主人サマ』よぉっ!?」


 ギリギリと火花を散らして刃が競り合う。交差した剣を挟み、モニカが凶暴に笑った。


「今日こそぶっ殺してやるぜぇ! 地獄に行きやがれ!」

『……なんと。そなた、この小僧の身のうちにいたのか。一体どのような経緯で……』

「うるせぇ! んなことよりてめえには昔ずいぶんとお世話になったよなぁ!? お礼参りだコラッ、あたしが引導渡してやんよ!」

『……。ああ、そういえばそなたはからかってやると本当に笑えたな。なんだ、恨んでおるのか? 家畜の中では可愛がってやったほうだが』

「なにが家畜だこのクソボケェ!! 死にさらせオラァーーっ!!」

『! クゥッ、オオオーッ!!』


 ガガガ、と剣が撃ち合う。

 奔る神速の剣が、レヴィアムを後ろへと押しやっていく。

 時折レヴィアムから浴びせられる反撃も、モニカにはまったく当たらない。紙一重で全てをかわしていく。


「おらおらおら!! どうしたドS野郎、んなもんかぁ!」

『ヌ、ム、ムウッ。……』


 無数の火花が二人の間に散っていく。

 やがて、レヴィアムが壁際まで追いつめられた。

 モニカが沈み込み、強烈な逆袈裟の一撃を見舞う――


「りゃあっ!!」

『――フンッ!』


 だが寸前で止められた。

 刃は届かず、少し皮を斬っただけだ。その部分が小さく燃え上がる。


「あっ!? ちきしょ弾かれた! 殺ったと思ったのに!」

『……。なるほど、な。やはりそなたの剣は私が知る限りでも最も速い――が。だいたい覚えてきたぞ』

「ああ? ……なんだコラ、覚えただぁ?」

『もはや私は以前の私ではない……。そなたをも軽く凌駕する、偉大なる者へと変貌しつつある。もはや負けぬ、剣ですらな』

「オモシレーこと言ってくれるなオイ! やれるもんならやってみろやぁ!!」


 モニカの剣が、また再びレヴィアムに襲いかかっていく。

 打ち合い、金属の音が響き、剣の煌きが流れる。


 モニカはレヴィアムさえも圧倒していた。

 はるかに速い連撃、見越したかのような身のかわし、腕力の差さえ覆すほどの剣の腕。


 それが。

 ゆっくりと――形勢が変わりはじめる。


「!? あ、あれ。えっ!? ありゃ!?」


 押していたモニカが、少しずつ逆に下がりはじめた。

 全てかわしていたはずの反撃を、剣で受け止めるようになっていく。


「なっ、うお、おわわっ!? は!? な、なん……!」

『……どうした。そなたは受け止めるなど美しくない、と常々申しておったではないか。かわしてこそと』

「う、うるせくそっ!? ぐ、う……! このやろ、おら!」

『もう少し――速さを上げれるか。いくぞォッ!!』

「うおわっ!!??」


 レヴィアムの速度がさらに増した。

 モニカと同等になり、そしてやがて、それを上回る速さになり――


『ッシャアアアッ!!』

「ぐえぁっ!?」


 剣撃の雨を潜り抜け、レヴィアムの放った蹴りが胸に直撃した。

 モニカは大きく宙に打ち上げられ、そのまま天井に向かって強かにぶち当たる。


 天井に大きく亀裂を残し。

 地面に、叩きつけられた。


「ぐあっ! うぐ、……ぐ……は……!?」


 強烈な蹴りだった。

 立ち上がろうとして、地面に伏してしまう。


 モニカを見下ろし、レヴィアムが薄く嗤った。


『フン。まあ、余興としては面白かった。さすがは私が大枚をはたいて買った腕だ、なかなかやりおる……この偉大な私には及ばぬが、な』

 

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