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儂→俺と変態と東の森の王の回想

感想もらってテンションのまま書いたら出来た・・・。

ギャグ回です。

駄文ですがお読みください。


「やはり奴を騙せなかったか。……来おった!」


さすがは腐っても元々森の王、咄嗟の幻術では奴を騙せるとは思っておらぬ!


「ヨォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオコォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンンンンン」


「チィ!」


「会いたかったぜ俺様の嫁ぇえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!」


飛び掛ってきた奴の顎を膝で打ち上げる。


「誰が!!」


「ヘブッ!!」


そして上体が上がったところを後ろの地面を尻尾で支え、顎を打ち上げて上げたままの足でヤクザキック!


「貴様のぉ!!!」


「ゴペェッ!!!」


仕上げに尻尾の推進力で加速、ドロップキックを決める!


「嫁じゃぁああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」


「ゴフゥ……」


ドザザザザァァ


「貴様、カイム。お前には森の王を返上したはずじゃろう?」


儂が蹴りまくったのはカイムと言う名の狼人(ワーウルフ)

狼の獣人ではなく狼人というおそらくランクにしてSランクの魔獣?魔人?じゃ。

儂の昔の知り合いにして儂が知る中で史上最速で『ヨーコ会』を設立した変態。

ちなみに顔は人ではなく狼の顔じゃぞ?


「え!? 知り合いなヘブッ!!」


相棒、ちょっと黙っててくれんか?

てか、ヘブッてなんじゃ?

相棒の方を見るとアイムが相棒の口を押さえていた。

おぉ、空気読むのが上手いのう。

後でこの姿で褒めてやろう。


「っかぁーーーーーーーーーーーー!!!! うん!! やっぱいいわお前の攻撃! なんつーかこう、遠慮がないって感じがたまらん!!」


「黙れ変態腐れ狼崩れ」


「おぉう、久々の罵声もやべーわ」


「…………」


「まぁ、そう睨むなって。な? 催しちゃうだろ?」


「で?な・ん・で・ここに居るんじゃ? あ?」


この駄犬、カイムへは次期王への受け継ぎ式を勝手に挙げた。

つまりコイツは今現在、東の森の王として君臨しているはずじゃ。

それがこんなところに出てきていては王としての責任丸放棄じゃろうが。


「はっ! そろそろ世代交代かと思ってな」


「ほう?」


「一度負けた王がまた戻るってーのはいくら俺様が強くても若いもんの邪魔にしかならねぇ。そう思ったんだよ。だから王は辞めてきた」


驚いた。

この()無し狼、一応モノを考えて


「ってのが一割であとは俺様が最高の嫁を逃がすわけにいかねーってのが7割、あと二割がお前の言ってた相棒ってのを見たかったことぐれーだな」


「見直しかけたわこの脳無しクサレ変態ドM狼が!」


「そう褒めるなって」


「褒めとらんわ!!」


「でた!! 伝説の受け答え!初めて聞いたでこの会話!」


「うっさいわ! というか捌ききれんわこのボケどもが!!」


「「いやぁ」」


「だから褒めとらんと言ったじゃろうが!!初対面で息揃い過ぎじゃろ殺すぞ貴様らぁ!!!」


もうイヤじゃこの二人……。

こうなるから相棒とカイムを会わせたくなかったんじゃ……。


「九尾様……不憫」


「なんなんだ一体……」










あれは俺がまだ東の森で王になる前のこと。

当時の『終末の森』東側の王はカイムという狼人が治めていた。

真正面からの戦闘では圧倒的強さを誇っていたコイツは強者こそ全てにして絶対という森での暗黙の了解を体現していて多くの知性ある獣達の憧れの的だった。

おわかりだろうか?

つまりコイツ、ハーレムを形成してやがったのだ。

俺の、いや俺達の夢にして目的であるハーレムを……。

怒り狂った俺はその時自身の戦闘スタイルを確立させチートのような能力を手にしていたのをいいことにカイムを嬲りまくった。

カイムの戦闘スタイルはオレと相性が非常に良く、注意すれば俺は一方的に嬲れたのだ。

ヨーコの姿で。

嬲って嬲って嬲って嬲って倒れるまで嬲り続けた俺はカイムを倒したことにより王に君臨した。

が、ここで問題が起きた。

戦闘中に嬲られすぎたカイムはそれまでの嗜虐趣味から被虐趣味へと性癖が変わり、つまりドMになったのだ。

しかも(ヨーコ)限定の。

新たな快楽に魅せられたカイムは何度も俺に決闘と称したプレイを密かに続け、俺が気づいた頃にはカイムは俺に盲目的に惚れていた。

うぉえ、気持ちワル……。


「それからじゃ。コイツ、カイムがヨーコは俺様の嫁だァ!と言い出したのは……」


「へっ。よせやい。照れるじゃねぇか」


「本気で殺してやろうか貴様……」


俺達は森で少し休憩を取りつつ俺とカイムの馴れ初めについて語っていた。


「お?ヤってくれんのかよ」


「…………あーーーもーーー!なんなんじゃお前はぁ!!」


やりにくくてしょうがない!

脅しがご褒美になる奴相手にどうしろってんだよ!


「なるほどなぁ。オレの道の先駆者(パイオニア)やったわけか・・・・・・。師匠! どうなんですかその道は!?」


相棒、お前マジでそっちの気があったのか。


「ふっ。どうってお前……。最高だよ。これを知ったらもう元には戻れねぇな」


「マジですか!?」


と、ここで俺の話を聞いて以降、呆然としていたミンスから待ったが入る。


「まて、待て待て待て!『終末の森』の王だと?どういうことだそれは!?」


「…………聞きたい」


お前ら、この変態共の会話を丸々無視するなんてすごいな……。


「あーーうむ。わかった。もう帰ったら即儂らのことを教えてやる。じゃから帰るぞ。な?」


「……絶対だぞ?」


「九尾様……」


そんな目で見るな。

嘘なんかつく必要ないだろ。


「わかっておる。で、カイム」


それよりこれが一番大きな問題だ。


「貴様、どうするつもりじゃ?」


「え? もちろんヨーコについて行くぜ?俺様はちっとやそっとじゃ諦めない性だからな」


マジかよ…………勘弁してくれ。













カイムさんマジパネェっす。

でも書いてて一番気持ちがイイかも・・・・・・。


次回、そのカイムさんがただの変態ではなくなります。


一ヶ月以内に更新します。多分


~修正の足跡~

もう……ゴールしても、いいよね?

え?他作品?

明日やるよ……。多分。


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