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姉は大手予備校に
高い学費を払って
春から通っているものの
自室に籠って
一人こっそりと
自慰行為に溺れていたんだ。
おそらく
私が母に彼氏との
性行為の話をしてる時
姉は興味津々で
聞こえないフリして
聞き耳を立てているはず。
そして
自分の将来の
男性との性行為を
色々と想像しているだろう。
そいえば
少し前に
私が母と性行為の
話をしていた時だった。
ちょうど
姉が部屋から
出てきたんだ。
しっ!
実咲と違って
お姉ちゃんは
まだ処女なんだから!
と
母は小声で
私が話すのを
止めようとしたんだ。
おそらく
受験浪人生の
姉が心を乱すのを
心配したんだろう。
しかし
その母の小声は
姉の耳に届いたようだ。
姉は昔から
心中が顔に出る
タイプであるので
私の目には
聞こえたこたは
すぐにわかった。




