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そのような
特別な待遇を
私にしてくれるのは
高校にもプラスになるからだ。
なにしろ
W大学、K大学には
我が校は二十年で
現役合格は5人だけ。
私は再来年の
最難関私大に
春に合格できれば
高校の宣伝になる。
たいした
進学校でない
我が校でも少しでも
進学実績を上げたいようだ。
とはいえ
あまりにも
特別待遇されると
他の生徒に妬まれる。
なので
内職はやるものの
授業をサボるのは
今の時点では遠慮した。
ただ
高3になれば
授業中の図書館も
考えるかもしれない。
端的に言うと
高校の進路指導部に
私は期待されているんだ。
私の悩みとかにも
いつも教師は真摯に
相談に乗ってくれる。
家庭内での
幼い頃からの
理不尽な教育格差も
教師には打ち明けた。
さらには
私や高校を
バカにしている
姉や母を見返したいこと。




