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そうしないと
進学校ておいては
成績上位にはなれない。
そう考えると
姉は該当しない。
姉には密かに
恋愛願望もあったんだ。
地頭が平凡で
そのような生徒は
進学校では頑張っても
平均以下となるだろう。
フードコートにいる
姉を遠目に見ていると
私には、そう思えた。
私は彼氏には
トイレに行ってくるから
姉の前のテーブルに座って
待っているように伝えた。
しかし
姉の真正面になる
方向の席に座るように
彼氏には言ったんだ。
私がトイレに向かうと
彼氏は何の疑いもなく
姉の前のテーブルに座った。
その時には
私は振り返って
姉の様子を遠目に見た。
すると
私の予想通りだった。
勉強に集中できてない
姉の視線が真っ直ぐに
私の彼氏には注がれたんだ。
あっはっは!
分かりやすい人だな!
と
姉の表情を見て
私は笑えてきた。




