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そのチャンスは

意外にも早くやってきた。


私は姉とは

もう何年も2人で

まともに会話してなかった。


何か相手に

伝えたいことがあると

私も姉も母を通じて

伝えるようになっていた。


もちろん

相手に伝えると

ケンカになるようなことは

母は伝えなかったようだ。


姉が毎日のように

学校帰りにショッピングモールの

フードコートで勉強をしていること。


そのことを

私は母から

伝え聞いたんだ。


あれは私が

高一の夏休み直前だった。


私は放課後に

彼氏を連れて

そのショッピングモールの

フードコートに行った。


その目的は

彼氏とのデートを

姉に見せびらかすためだ。


ただし

そのことは

彼氏には内緒だった。


フードコートで

姉の姿を見つけた。


遠目に観察すると

一応は勉強しているが

姉は集中できていないと

私の目には見えた。

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