37/76
37
姉のくらいの
学業レベルの生徒は
私の高校にも多数いる。
私の高校の
上位一割の生徒なら
姉の学業レベルと
おそらく同格以上だろう。
それなのに
私の高校の生徒を
一括りにして
姉はバカにしていた。
私の中には
高校入学時から
大学入試で
姉を捲ってやろうか!
と
心の片隅では
考えていたんだ。
その考えは何と
後に実現することになる。
ただ
高2の終わりまでは
高校生活を楽しもうと
私は決めていた。
たまに見るが
姉の高校の生徒たちは
朝も放課後も補習が多くて
勉強疲れで青白い顔をしていた。
とても
高校生活を楽しんでいる
感じには見えなかった。
部活は全員が
高2の夏の前で
引退が決まりだ。
それ以降は
大学受験一辺倒の
高校生活が余儀なくされる。
なにしろ
姉の高校は
全員に国公立大学を
強制的に志望させていた。




