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それに
容姿に恵まれなくても
いい男性と結婚して
幸せな人生を
送っている女性も
いくらでもいるからだ。
それなのに
母は頑固にも
固定観念を持っている。
可愛く生まれた
女の子は勉強とか
何も努力しなくても
人生は楽勝モード。
しかし
逆に容姿に
恵まれなかった
女の子は努力が必要。
そんなふうに
母は頑なに信じて
子育てをしてきたんだ。
この点について
私は納得できず
中学入学の頃から
いつか母に不満を
ぶちまけてやろうと
ずっと思い続けてきた。
というわけで
私は中3の時
受験生になっても
母には塾には
通わせてもらえずに
独学で頑張るしかなかった。
それでも
私は何とか
地区で三番目といえる
公立高校に進学できた。
思えば
この高校への
進学の時においても
あることにより
私は母への不満を
募らせてしまった。




