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それなのに
私の希望を聞くことなく
母は断ってしまった。
そのことに
私は不満だった。
それで
母が玄関から
居間に戻ってきた時
お母さん!
どうして断ったの?
私はやりたいのに!
と
私は不満を漏らした。
すると
やっぱり
お姉ちゃんと
一緒じゃないと・・・
と
母は言葉を濁した。
お姉ちゃんは
関係ないじゃん!
私に来た話でしょう?
それなら
私に決めさせてよ!
と
つい言ってしまった。
その直後
私に注がれる
刺すような険しい
姉の視線を感じたんだ。
よく考えると
町内会長は
下の娘さんとは
言っていなかった。
ただ
スラリとした
娘さんの方と
言っただけである。
それなのに
私が自分のことと
決めつけたことに
姉は怒っていたようだ。
とはいえ
妹の方と言わなくても
どう考えても私である。
当時の姉は
ポッチャリ体型である。




