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飾る

作者: タマネギ

友達に会いたいと

願えるのなら、

それは幸せなんだと

思うことはできる。


昔からそうだった。

人見知りだから、

いつも一人でいた。

直りそうになかった。


不思議なことはある。

気の合う人はいた。

何かに導かれることも、

あるような気がする。



夕食を一緒にと

誘ってもらって、

それも幸せなんだと

わかっていたりする。


大抵、聞いている。

自分を話さずに。

聞いて欲しいことが

ずっとあったけれど。


驚くことはある。

心を揺らされた。

自然の中の家で、

暮らしたかった。



夏までの花飾りに

しておこうか。

色褪せた紫陽花を

もう切り添えたから。


しっかりと立ち上がり、

まだ枯れてもいない。

踏み出せるときは、

まだ残っているよ。


がんぱれることもある。

少し逸れてもいい。

幸せを感じられるまま、

自分を生きてゆく。

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― 新着の感想 ―
[一言]  不自然に飾り立てるのではなく、自然に飾りつければいいのかもしれませんね。  あるがまま、野に咲く生きかたは、太陽も雨も、欲しいだけ浴びる生きかたですから。
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