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太平洋戦争の経過(概略年表)

 一九三四年一月三日

「東シナ海海戦(東支那海事変)」

アメリカ亜細亜艦隊と日本第二艦隊が、東シナ海上で偶発的な事故から軍事衝突。

 

最初は小艦艇の衝突だったが、互いに戦艦を含む増援艦隊を投入。

互いの戦艦は敵を退散させるため威嚇砲撃を行うが、衝突をエスカレートさせるだけに終わる。

戦闘の結果、アメリカ海軍アジア艦隊が壊滅。

 

・大型艦は、日:「富士」、「阿蘇」、「雲仙」、「浅間」

米:「ネヴァダ」、「オクラホマ」が参加。

 

日米被害率

日(〇):米(二)=〇%:一〇〇% 米艦隊敗走


事件翌日、日本政府は偶発事故として、米政府に即時停戦と会談を持ちかける。

一方米政府は、謝罪と賠償、軍備の撤退や一方的軍縮など法外な条件を要求。

要求を断った日本政府に宣戦布告。

日本も否応なく対応。

 

「太平洋戦争」勃発

アメリカ合衆国は、フィリピン及び支那地域救援と日本打倒のため、海軍主力と陸軍の派遣を決定。

太平洋艦隊に、大西洋艦隊配備のダニエルズ・プラン戦艦など大規模な増強を開始。

 

日本も戦力の集中と太平洋の防備強化を開始。

 


 一月六日

米軍艦艇が、南シナ海を航行中の日本船舶(貨客船)を撃沈。

無制限通商破壊を開始。

開戦に反対だった日本世論激高。

日本側の戦争意欲が格段に強化。

 

 一月二六日

日本軍によるフィリピン攻撃始まる。

 

世界初の空母機による陸上攻撃。

 

日本海軍、第二艦隊が艦砲射撃に参加。

 

米、アジア艦隊壊滅。

 


 一月二八日

日本海軍、第二艦隊の艦砲射撃によりマニラ要塞、コレヒドール要塞が破壊される。

フィリピン封鎖。

 


 二月四日

日本、第三艦隊に援護されてグァム島上陸。

 


 二月五日

グァム島、アメリカ軍降伏。

 


 二月一六日

日本、フィリピン侵攻開始。

陸軍二個師団がルソン島に上陸。

現地アメリカ軍は各地で敗走。

艦艇の姿は少なく、航空機が活躍。

 


 二月二二日

アメリカ軍、陸軍部隊を伴った大艦隊がハワイ出発。

 


 二月二七〜二八日

「第一〜三次マーシャル諸島沖海戦」(日米主力艦隊激突)


「第一次マーシャル諸島沖海戦」(夜間砲雷撃戦)

米TF2、日本の夜間砲雷撃で大打撃、のち後退


 沈没艦

・日:戦艦:「霧島」 重巡:「加古」

・米:巡洋戦艦:「レキシントン」、「レンジャー」、「コンスティレーション」、「コンスティテューション」 

重巡:「インディアナポリス」、「ペンサコラ」

空母:「ヨークタウン」


 損傷艦(中破以上)

・日:戦艦:「愛宕」 重巡:「摩耶」、「鞍馬」

・米:戦艦:「サラトガ」、「ユナイテッドステーツ」 重巡:「ソルトレークシティー」


「第二次マーシャル諸島沖海戦」

(昼間砲雷撃戦。米艦隊が敗走)

実質的な総力戦。損害の多かった米艦隊後退


「第三次マーシャル諸島沖海戦」

(夜間砲雷撃戦。日本側が追撃) 

米輸送船団の撤退援護のため戦場に止まった米TF1に大損害。

 


 沈没艦

・日:戦艦:「扶桑」、「山城」 重巡:「三隈」

・米:戦艦:「サウスダコタ」、「マサチューセッツ」、「ノースカロライナ」、「メリーランド」、「ウェストヴァージニア」、「ワシントン」、「ミシシッピ」 重巡:「チェスター」


 損傷艦

・日:戦艦:「尾張」、「加賀」、「土佐」、「陸奥」、「日向」、「比叡」 重巡:「最上」、「那智」、「羽黒」、「伊吹」

・米:戦艦:「インディアナ」、「アイオワ」、「モンタナ」、「コロラド」、「ニューメキシコ」、「アイダホ」、「カリフォルニア」、「テネシー」 重巡:ルイスビル」、「シカゴ」、「ヒューストン」、「オーガスタ」


・戦艦損失数

日:米 参加=二十四:二十三 損失=三:十一

日米被害率 日:米=12・5%:48%


 三月一日

日本政府、アメリカ政府に停戦を打診。

アメリカ拒否。

その後も日本政府は、各国への働きかけを強める。

しかし、日本の外債は馬鹿売れし、日和見していたソ連、ドイツなどが俄然親日姿勢を示す。

 


 三月五日

日本政府ハワイ諸島侵攻決定。

 


 三月二〇日

日本、マニラ市占領。

 


 三月二四日

日本、ウェーク島占領。

 


 四月二八日

日本、フィリピン占領を宣言。

 


 六月八日

日本、ミッドウェー諸島占領。

 


 六月一〇日

日本、アリューシャン列島(アッツ、キスカ島)占領。

 


 八月二日

独、アドルフ・ヒトラーが総統となる。

 


 八月五日

日本「波」号作戦発動。

 


 八月一五日

「ハワイ沖海戦」

(米太平洋艦隊壊滅)

純粋な昼間の砲雷撃戦。

戦力に勝る日本の圧勝。

 

 沈没艦

・日:戦艦:なし 重巡:「衣笠」

・米:戦艦:「アイオワ」、「ユナイテッドステーツ」、「テネシー」、「ニューメキシコ」、「アイダホ」、「アリゾナ」、「ペンシルヴァニア」 重巡:「オーガスタ」、「ポートランド」、「セントルイス」


 損傷艦

・日:戦艦:「紀伊」、「尾張」、「加賀」、「長門」、「金剛」、「比叡」 重巡:「妙高」、「熊野」、「鈴谷」、「古鷹」

・米:戦艦:「モンタナ」、「インディアナ」、「サラトガ」、「コロラド」、「カリフォルニア」、「テキサス」、「ニューヨーク」 空母:「ホーネット」 重巡:「ノーザンプトン」、「ヒューストン」、「ソルトレークシティー」


・戦艦損失数

日:米 参加=二一:一四 損失=〇:七


 八月二六日

日本軍、ハワイ諸島上陸。

(オワフ島上陸、九月には他の島々にも上陸)


 一〇月四日

日本、ハワイ諸島占領を宣言。

 


 一〇月一〇日

日本政府、アメリカ政府に再度停戦を打診。

 アメリカ再び拒否。

 


 一〇月一五日

支那、中華共産党が長征を開始。

 


 一〇月末

日本海軍、ハワイを拠点に米本土近辺の海上交通破壊を本格化。

アメリカの厭戦気分増大。

 

イギリス、フランスなどが本格的な調停開始。

 


 一二月二〇日

日本艦隊、西海岸侵攻のためにハワイに集結完了。

 


 一二月二四日

アメリカ議会、ルーズベルト大統領罷免。

 


 一二月二五日

アメリカ、ルーズベルト大統領辞任発表。

 

日本艦隊、ハワイを出撃。

 


 一二月三一日

米、ガーナー新大統領日本政府の停戦受け入れ。

 

日本艦隊、アメリカ西海岸目前で反転。

 


 一九三五年 一月一日

太平洋戦争停戦発効。

 


 一九三五年 三月一日

ホノルル講和会議開催。




・終戦時の残存戦艦


 日本

戦艦:21隻

「富士」、「阿蘇」、「雲仙」、「浅間」

「紀伊」、「尾張」、「駿河」、「近江」

「葛城」、「赤城」、「愛宕」、「高雄」

「加賀」、「土佐」、「長門」、「陸奥」

「伊勢」、「日向」

「金剛」、「比叡」、「榛名」


航空母艦:6隻(戦没なし)

重巡洋艦:13隻(3隻戦没)


 アメリカ

戦艦:10隻

「モンタナ」、「インディアナ」

「サラトガ」、「コロラド」

「カリフォルニア」、「テキサス」、「ニューヨーク」

「アーカンソー」、「ワイオミング」、「ユタ」


航空母艦:4隻(1隻戦没)

重巡洋艦:8隻(6隻戦没)



※参考


 英国の戦艦数:30隻


セント・ヴィンセント級:4隻

インヴィンシブル級:4隻

フッド級:4隻

クイーン・エリザベス級:5隻

ロイヤル・ソヴェリン級:5隻

レナウン級:2隻

アイアンデューク級:4隻

エリン級:1隻

タイガー級:1隻


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