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今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

勇者を退職したので余生は葡萄酒を浴びるほど飲んで暮らしたい

作者:Μ
「勇者だって、逃げてもいいじゃない」
魔王を封印した後、なんやかんやあって姿をくらました召喚勇者の風太郎は、人生で初めて飲んだ酒の魅力にどっぷりはまり、それはもう自堕落な生活を送っていたそうな。
辛い現実から逃げるがごとく、毎夜毎夜酒びたり。
逃げちゃだめだ、逃げちゃだめ、逃げれば逃げ癖がつくのだと人は言うかもしれない。
だがな、そんな説教をしてくるやつはな、この小説を読まなくていい!
困難があっても最後まで諦めなかった英雄の物語が読みたいなら、今すぐ立ち去ってくれ。
この物語の主人公は、そんな英雄ではない。
どうしようもなく愚かで、間違いだらけで、善から悪にすぐ流されて、醜くて、弱くて、繊細な人間だ。
きっと、貴方は幻滅する。
1 邂逅
2018/12/31 22:26
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