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プロローグ

僕の彼女はシャープペンシルのようだった。彗星の如く現れた彼女は消しゴムで消しても跡が残るほど僕の心のノートに刻み込み、替え芯がなくなったかのようにプツリと消えていった。



1972年12月25日生まれ。クリスマスに産まれた僕は毎年クリスマスプレゼントと誕生日プレゼントは掛け持ちであり、幼いながらに不公平さを感じながらもごく平凡な生活を送ってきた。4年前に仕事の忙しさなどから離婚し、いわゆるバツイチである。勤務年数も20年ほど経ち、職場でもそれなりのポストを築き上げてきた。


ある日新入社員として彼女は僕の職場に入社してきた。数人を新入社員として迎え入れたのだが、初めて見たときから彼女は別格であった。素直で笑顔が可愛らしい彼女は、今時の型にはまった新入社員とは違い、人間味があり、たちまち職場でも人気者になった。



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