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プロローグ
「ふんふ〜ん♪」
もうすぐ高校2年生になる神崎 龍は発売されたばかりのゲームを持って家に向かっていた。
龍はこのゲームで春休みを過ごそうと思っていた。クソニートみたいな生活になるがまたそれも一興、そんな事を考えながら信号を待っていた。ちょうどイヤホンで聴いていた好きな歌がサビに入ったのでそちらの方に集中してしまった。
思えばこの時ふと周りを見ていればこんな事にならなかったのかもしれない。いや、今考えるとこれで良かったのかもしれない。
この後の記憶が龍にはなかった。