4話
やあやあ、アルカイックスマイルを発動させたつもりがいろんなものが足りなくて不発に終わり代わりに威圧を発動させてしまい騎士の人を謝らせてしまいやるせない気持ちになった末広薫だ。
さて、現実逃避をやめてとりあえず、これからのことも含めて学園がある都市まで一緒に行くことになった。
だが、私は学園に入学する気は全くない。勉強は好きか嫌いかと言われたら好きと言うがいまは勉強よりも美食を求める旅をしたいのだ。
それなのに何故面倒臭さそうな学園都市に行くのかと言えば騎士達に「是非お願いします」と言われて「はい!喜んでー!!」なんてするか愚か者め!と思いながら最初は拒否をしていたが騎士達のガッツのある説得に根負けし渋々やった魔力適性結果で指定値に届いたからである。
魔力適性検査の結果ここでゲームの主人公よろしく物凄く高かったらよかったのかもしれないが物凄く高いわけでもなく指定値より少し高めだったのでなんともいえないけどしかたないね。
けど騎士達は不思議がって「おかしいな…あんな技が出せるのにこんな指定値のはすがない壊れたか?」って言いながら申し訳ない顔をしながら私の方を見つめている。
正直サーセンwwwってなる。あれはネトゲのステータスをこの世界に付け足したのでいまの私はチートなのである。
そんなことをぼんやり思っていたら幼女が申し訳なさそうに「あの、これは私の加護です」と指定値が測れる魔石を指差していった。
なんでも、私の魔力はもっと凄く多いがこの世界とは管轄が違うのでせ私がお願いと言うなの脅しネトゲのステータス追加が大丈夫たがらそこに追加したらあのグロテスクな結果になってしまったらしい。
なので、私がイメージしたり私の世界の言葉で呪文を唱えればいいらしい。ということは…ペ○ソナとかド○クエとかF○の呪文が使えるということか!ネトゲのは言わずもなだ!良いな!すごいぞ!流石異世界!!
それにもしゲームみたく高い数値だしたらこの先とても面倒臭いことが起こる可能性大なのでこれでよかったと思う。
だって私面倒臭いの嫌だし。なので騎士達には申し訳ないがこの設定でいこうと思います。
とりあえず学園都市に行くことが今の私の目標地点だからいい加減この森からでよう。
あと、動いたからお腹空いて来た。