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3話

降り立った先は鬱蒼とした緑溢れる森林でした。


「此処どこ?」

「どこ…でしょうかね…。」


幼女は白くてフワフワした妖精?になった。分かりやすく言うなればゼ○ダのそばにいる妖精みたいなやつ。

幼女は伊達に女神(笑)やってないからかその妖精より神々しい光と輝きがあった。

これならライト代わりに便利そうだ。


なんで幼女が姿を変えて一緒にいるのかと言うと「もう、ひとりぼっちは嫌だから魔力が回復するまで一緒に行きます!」だそうだ。

流石寂しすぎて私を召喚した女神(笑)は言うことが違うな!

あと、私以外には見えず念波で会話可能で追撃など援護もしてくれるらしい幼女半端ねえ…。だが、元の世界に戻るためのMP充電を専念して欲しいので最終手段としてとっておこう。



また、今現在どこにいるのかは不明である。


幼女はこの世界を管理しているものだけど他の精霊のほうが有名で女神の認知度は低いんだそうだ。なので、詳しい地名が分からないそうな。私が言えることはただ一つ幼女…強く生きろ…。


そんなことを思いながら森を探索していたら奥のほうでモンスター人の気配と剣のぶつかる音と女の子の悲鳴が聞こえた。


私は急いで走った。

降りた早々で死んでしまった人を見るのは後味が悪いし私は私にできることならば助けたいのだ。


早速現地で慣らすためにスキル「神速」を使っい疾風のように早く駆け抜けた。

「神速」は忍スキルの一つで俊敏を上げるものだ。


大きいオオカミみたいなモンスターを6体見つけたのでとりあえず近いやつに勢いよく飛び蹴りをかました。


「そいやっさー!ってえぇぇぇ!!」

「きゃー!」


私はあまりの威力に驚き

甲高い悲鳴は襲われていた女の子だ。

女の子を守る男達は息を飲んだ。


無理もない掛け声をかけながら勢いをつけて私はモンスターに飛び蹴りをかましたまでは良かったがスキルと助走つき飛び蹴りをかましたからかそのモンスターは肉片となり飛び散ったのだから。


どこの洋ゲーだよ!と言わん張かりの肉の飛びちびり具合である。


私は洋ゲーを実況動画またはガンシューティングでしか見てないが多少なりとも耐性があったので驚きの悲鳴だけで終わった。

だが、やっぱりSAN値下がる!めっちゃ下がる!お腹がキュンってしていろんなものが込み上げてくるよ!


とりあえず、私はまだいるモンスターに追撃を止めないで進めた。隙を見せたら大変になると思ったしちゃんと話をしたいからだ。


そのあとは言うまでもなくモンスターをフルボッコにした。


その後はいまだ唖然としている少女や警戒状態の騎士に声をかけた。


「大丈夫ですか?」

「はい、ありがとうございます。あの名前はなんというんですか?」

「私の名前カオ=スーエだよ」

「私はリディア = アマトリアンです」


少女ことリディア = アマトリアンは村に住んでいたが年に一回の魔力検査の結果で指定値より高かったため学園都市に行くことになったという。

そして、その学園都市に向かう途中にモンスターに襲われたと言うわけだ。


「それにしてもスーエさんの名前はなんというか……女の子らしかぬ名前ですね」


学園から派遣された騎士の1人に言われた。


私は即座にデスヨネーと思った。


なんと言ったってカオ=スーエは末広薫を外国風にチェンジしただけだけなのだ。

無茶がありすぎなのは周知の事実でもっと可愛い名前をつけろと言われても仕方ないが外国の女の子に付ける名前なんぞ私が知るわけがないので安直な名前になってしまっても仕方ないのであるそこに女神の知識があるじゃないかと言われれば確かにと思うだろうが私は名前を安直につけるし凝った名前だとネトゲのように表示されるわけでもないので言われても気づかない可能性がとても高いのだ。


なので私は誤魔化すために騎士に日本人固有技アルカイックスマイルを披露したが元々作り笑いができないからか表情筋が死んでいるために無表情にしか見えたのかそれとも両方が合わさりあったて凄みのある顔に見えたのかは謎だが騎士に「も、申し訳ございません!」と慌てて謝れた。


解せぬ!

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