第二話「裏世界の少女の伝言」
今回は若干な戦闘が・・・ないようなあるような
そこは夜のような世界だが本当なら今は昼のはず
正面にはあの少女
俺は問いかけた
「誰だ?」
・・・彼女は答えない
仕方ないから俺は帰ることにした
「俺は帰るぞ」
「帰れるわけないのに・・・」
彼女は言ったが俺は無視して地下鉄の駅にいった
誰もいなくても切符は買える
次の電車は・・・って電光掲示板には何も書いてない
多分この場所には地下鉄なんて走ってないのだろう
というか乗り物がないのだろう
だから少女はないといったのだ
仕方なく駅中を歩く
「この世界は何かがおかしい」
と一人で呟いていた
そして・・・
いきなり駅が爆発した
と思ったら
「死ね」
相手の右手の槍は俺を一差し
いた・・・くはないが気付いたら
俺は普段の六本木の町中だった
だがさっきの彼女の声だろうか?
「新橋汽車広場でまってるから」
これは行くべきだろうか
俺には選択肢が2つ
1 南千住に帰る
2 新橋駅前汽車広場に行く
2を選ぼう
バスで20分
新橋駅西口バス停にて降りて
汽車広場にてまた聞こえたのだ
「来たんだ」
しかし今度は現実世界に少女がいる
この世界に彼女がいるなんて・・・
「君はさっきの」
「田町加穂留って言います」
「田町加穂留・・・?」
「生まれは裏世界の渋谷」
裏世界はたぶんさっきの世界の事だろう
「ついてきて・・・」
「どこいくんだ?」
「裏世界」
やはりか・・・
仕方なくついていった
つづく
次回予告
の前に次回は舞台設定です
その次が
第三話「空の上の伝言」
です