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うらのうら伝言(ヒストリー)  作者: 名無しの人間
11/12

第八話「3年間の伝言」

今回はうらのうら伝言史上最多文字数ですが

これでも2ページ入った所までなのであまり少ないですが

僕は過去を知った

巫女である「巫鶴見」によって・・・



「あの大学生としての記憶はなんなんだ!」

「あれはあなたに夢を見させただけよ」

彼女は初めて喋った

だが

そんなばかな・・・相手は敵だ

信じてはいけない

でもリアルすぎた

「もうまもなく姫は殺されます。妹によって」

「・・・な・・・に・・・」

「この映像をご覧ください・・・リアルタイムの映像です」

「冗談だろ・・・」

「右側が姫で左で隠れているのがその妹です」

妹はライフルで姫を狙っている

そして妹は喋っていた

「破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊・・・」

「実に残酷ですよね

わたしもそう思います」

「破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊」

ドン・・・と鈍い音が聞こえた

映像には・・・血がついていた

・・・はずだった

田町加穂留が姫を守っていた

映像では妹対田町加穂留

ここでは巫鶴見対尼崎智宏

俺は3年間の眠りで強くなっていた

瞬発力は飛躍的に上がり眠っていた力が目覚めた

2つの戦い

それは無言の戦い

僕は神社なんてなかった事を知った

かわりに今の戦いと巫鶴見という存在を忘れた

僕はなにをしていたのだろう


本当に戦っていたのだろうか?

田町加穂留はどこへ


僕は記憶の一部を捨てられた

誰かによって



しかし1つ頭に残っている


それは

誰かが今くれた言葉だ


「すべてはこの上にある」



僕は田町加穂留と合流しようと思ったが連絡はできない


裏世界って不便だね



僕はそこで眠りについた






翌日




起きたらそこは夢のない世界だった


いやまわりにはなにもなかった



『俺が全てを破壊した』

だ・・・だれだ

誰もいないのに声が聞こえるなんて

『我は牛込清川』

きっと空の上の番人だろう


『きみは人質さ。

田町加穂留がきたら解放してあげるよ

その代わり君が目覚めたとき彼女は死んでるけどね』


死んでる・・・

来るな

田町加穂留


というか田町加穂留はどうやってここに来るんだ?


『田町加穂留には君の名前で手紙を送っておいた。

だからまもなく来る

多分あと10分くらいかな』



何か

俺に出来る事はないのか・・・?



『来たか・・・』


まじかよ・・・



来ないでくれ・・・

来ないでくれ・・・

来ないでくれ!!!


血がドブドブ出る音が聞こえた



『いま出してあげるね・・・』



目覚めたら目の前には田町加穂留と・・・

スカイツリーの中?


なぜ田町加穂留はいきているのだろうか?



あの時死んだはずじゃ


あの声・・・


まさか


「お前が牛込清川を殺したのか?」

「そう・・・よくわかったね」



そして


空の上の番人のアジトがここということがわかった





つづく

次回


第九話

「一心同体の伝言」



ついにクライマックスへ


次回は2週間後くらいに公開予定

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