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第一話 青ビキニ巫女が秋の森に降臨してマジでヤバい件

 

……はあ。


また、この世界に来ちゃった。


秋の森の空気は、いつものように紅葉の匂いが濃くて、甘くて、少し湿ってる。

落ち葉が足元でカサカサ鳴る音が、なんだか心臓の鼓動みたいに響く。

私は木々の隙間から差し込む陽光を避けるように、宮殿の縁側に座って膝を抱えた。


「魔力、ちょっと不安定すぎるよ……」


紫の瞳が、ぼんやりと自分の手を見つめる。

指先が、うっすらと金色の光を帯びてる。

これ、絶対に漏れてるよね。現実世界に帰ったら、また友達に「最近、秋の匂いがするよね?」って言われるやつだ。


……言われてるけど。


昨日、学校の昼休みにクラスの子が

「験子≪あかしこ≫ちゃん、なんか……紅葉の香水つけてる?」

ってニコニコしながら聞いてきて、心臓が止まるかと思った。

「え、えっと……秋っぽいボディミスト、使ってるかも……?」

って誤魔化したけど、もう限界近い。


挿絵(By みてみん)


ここ、エテルノリア大陸の「永遠の実り森」。

一年中秋のままの、不思議な場所。

私、験子≪あかしこ≫は、この森の巫女……って言われてる。

日輪の冠をかぶって、青い実りの衣装を着て、精霊たちと一緒に「均衡」を守る役目。

……って、言われてるんだけど。


正直、まだ信じられない。


だって私、現実世界ではただの横浜の高校2年生だもん。

治験バイトで「新しい睡眠導入剤」って言われて飲んだ薬のせいで、

意識がこっちとあっちを行き来する体質になっちゃっただけなのに。


「はあ……」


ため息をつくと、冠の宝石がキラッと光った。

日輪の冠は「試練を照らす太陽の証」だって、森の精霊が授けてくれたんだけど……

正直、これ被ってるだけで頭痛くなる。

しかも、魔力が不安定になると、冠が熱くなってきて、

「早く衣装を脱げ」みたいなプレッシャーかけてくるの。

……いや、脱げって言ってるわけじゃないけど、

結果的に脱がないと魔力が暴走して異常気象起こすから、

結局脱がなきゃいけなくなるっていう。


「もう……本当にヤバいよ、これ……」


私は立ち上がって、宮殿の奥の部屋へ向かった。

ここは「巫女の私室」。高床式の木造建築で、邪馬台国みたいな雰囲気。

でも中は意外とシンプル。畳じゃなくて、柔らかい落ち葉のマットみたいな床と、

鏡と、着替え用の棚だけ。


棚を開くと、そこにはいつもの「青い実りの衣装」。

ライトブルーのレース付きビキニ。

胸元と腰と下着の両サイドにピンクのリボンがついてて、

現実世界で「これが一番楽」って海で着てたやつ。

……なんでこれが巫女の常装になったんだろう。


「魔力干渉が一番少ない素材だから」

って精霊が言ってたけど、

正直、ただの言い訳だと思う。

だって、着ると魔力がスッと安定するけど、

同時に「暴走したらこの姿で大嵐起こすよ?」って脅されてる気分になるんだもん。


私はワイシャツを脱いで、鏡の前に立った。

……うわ。

また、胸が強調されすぎ。

三つ編みの毛先がリボンで結ばれてて、紫の瞳がキラキラ光ってる。

これ、現実世界で見られたら死ぬ。

友達に「験子ちゃん、えっろ……」って言われて、

学校行けなくなるレベル。


「でも……世界の均衡のためだから……」


自分に言い聞かせて、ビキニを着る。

紐を結ぶ指が、少し震えてる。

着終わると、冠の熱がスッと引いて、

魔力が体の中を穏やかに流れるのを感じた。


「……ふう」


挿絵(By みてみん)


鏡に映った自分を見て、ため息。

秋の森の巫女、験の巫女、秋の実姫。

みんなが崇めてくれるけど、

本当はただの高校生なのに。


外から、衛士の声が聞こえた。


「巫女様、本日の儀式の準備が整いました」


「……はい、今行きます」


私は深呼吸して、部屋を出た。

今日も、森の精霊たちと一緒に「均衡」を祈る。

現実世界の学校生活と、こっちの巫女生活。

どっちも本当の私なのに、どっちも嘘みたいで。


……いつまで続くんだろう、この行き来。


(第一話・了

AI 「Grok」との合作小説です。

自分の書いたプロットが、「なろうの読者さんがより楽しめるように」と指定したらばんばんアレンジされていくので、私もどきどきしながら監修/加筆修正してます。

けつこうむちゃくちゃになってますけど、楽しんでいただけたら嬉しくあります。

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