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断罪パーティーで愛犬をブラッシングする男 ~女王の怒声よりポチの肉球ケアの方が大事なので、追放されても構いません~

作者:九条 綾乃
「ルカ・エルロッド! 貴様のような戦えぬ無能は、我が帝国に不要だ。今日限りで離婚し、国外へ追放する!」

 大陸の半分を制したヴァルキリア帝国の凱旋パーティー。「氷の女帝」と恐れられる女王イゾルデは、平和の象徴として婿入りした王配ルカに、非情な断罪を突きつけた。

 しかし、当のルカは女王の怒声などどこ吹く風。

「……あ、陛下。お構いなく。今、ポチの肉球ケアの最中なので」 彼は絶望的な状況下で、愛犬(の姿をした伝説の神獣フェンリル)のブラッシングに没頭していたのだ。

 女王は知らなかった。国境を守る巨大な『魔亀』が機嫌よく門を閉ざしていたのも、帝国自慢の『飛竜部隊』が彼女を乗せて空を舞っていたのも、すべてはルカの異常なまでの「もふもふメンテナンス」があってこそだったということを。

「あ、予備のタワシは棚の二段目です。じゃ、さよなら」

 ルカが愛犬ポチを連れて国境を越えた瞬間、帝国の繁栄は終わった。翌朝、馬は一頭も動かず、魔獣たちは「ルカを泣かせた女を出せ」とデモを開始。 さらに、ルカを「世界の宝」と知る隣国の王女エルゼが、全力で彼をスカウトしに来て——。

「私のルカ様に何か御用かしら? 聖獣軍団に消されたくなければ、お引き取りを」

 捨てられたはずの王配が、黄金のブラシ一本で大陸の勢力図を塗り替えていく、 「もふもふ」無双ファンタジー
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