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八話 転生よりの転移

これは全年齢対応 (のハズ)です!しかし、あくまでも自身が思っているだけであり、他の人からすれば、きつい表現などが含まれている可能性があります。ご了承ください。無理せず読んでください!

 死に際の走馬灯が流れる代わりに、青い、青い空が広がっていた。あの排気ガスとかで汚らしい空じゃなく、森とか山にあるちょっとした草原から見る美しい青空が広がっている。

 今は大の字で寝っ転がっている状況みたいなので、起き上がる。服装は短パン半袖って感じ。そんな服を着たことがないケント本人ははてなマークを浮かべる。

「いたいたー、けんとぉ、なんか変なところにいるっぽいねー。」

「ハク、そんなところで走ったら転ぶって、」

「ダイジョーブ大丈夫、なんかうまくいってるから。」

 僕の近くまで行くと、抱かれて倒れ込んだ。

「大丈夫?」

「ダイジョブです☆」

 なんかいい感じに可愛く成長している気がする。

「にしてもここどこー ?」

「こっちが知りたいわ!」

 僕だって知りたいってそれは!

「あ、いたぞ―、流界民(りゅうかいみん)だ。」

「なんだ流界民って、ってホントだ。」


「なあじょーちゃんたち、言葉、わかるか?」

「わかるって、それより、ここどこですか?」

「ああ、ここはソウリュウの谷の真ん中、危険な奴らが少ないが、すぐ見つかって良かった。一度王様にあってほしい。」

「なにか変なこと考えてませんよね?」

「まあ善意だし、あとぜひあなた達には来てほしいんです。」

「まあ、ハイ。」

 そこからは馬車の旅みたいになった。

 運がいいのかわるいのか、異世界にとばされちゃったなぁはははッ。


 [ X ]


 王様の服を来た王冠をかぶった初老のおじさんがやってきた。

「いきなりこんなところに呼んですまない。とりあえず自己紹介だ。名前はマルセ=クオッタだ。ソナタの名は?」

「僕はケント=ジョーカです。あともう一人はハクです。」

「わかった。ケント、ハク、ソナタらにはこれからの生活に困らないよう、ある程度のこの世界の知識と銀貨を渡す。」

 話を整理すると、

 ●前いた世界とは別の世界である

 ●言葉とか通じているのはよくあることでいつも通り話してオッケーってこと

 ●剣とか魔法がある世界で、ステータスって念じるとステータスが出る

 ●誰でも魔法使えるし、むしろ使えない人が国に一人いるかいないかぐらい

 ●なんかめっちゃ種族いるし、耳隠さなくてオッケー

 ●魔力は月一で納税できない人への救済措置として納税できる

 ●これから自由に生活してオッケー

 ってことがわかった。そして硬貨について。

 この国の硬貨は、銅・銀・金が大中小、そして宝金貨があって、単位はルナ。硬貨の価値はそれぞれ、

 小銅貨・・1ルナ

 中銅貨・・10ルナ

 大銅貨・・100ルナ

 小銀貨・・1'000ルナ

 中銀貨・・5'000ルナ

 大銀貨・・10'000ルナ

 小金貨・・50'000ルナ

 中金貨・・100'000ルナ

 大金貨・・500'000ルナ

 宝金貨・・1'000'000ルナ

 となる。一日暮らすには100ルナもあれば十分であり、30ルナも出せばそこそこいい料理が出てくるぐらいだ。

 王様からは中銀貨10枚、つまり5万ルナをもらった。一般的に銅貨を使うが、中銀貨までは困らないらしい。あと、商会の招待状をもらったので後で行くことにした。

「では神の加護があらんことを!」

「そちらこそ幸運の女神が微笑むことになるように!」

 早速商店に行くことにした。


 [ X ]


 商店ではいろんなものを取り扱っているように見える。受付の人に招待状をわたし、奥の応接間に通してもらう。

「新しい流界民とはあなた達ですか。わたしはサムと申します。販売と買取はこの商会であれば即座に行えます。購入を検討しているモノはありませんか?」

「とりあえず武器になりそうなモノ。今ステータスを見ていいですか?」

「まだ見てませんよね、お好きにどうぞ。」

 頭の中で(ステータス!)と唱えると目の前にゲームのステータス画面みたいのが現れる。

――――――――――――

ケント=ジョーカー

ヒューマン/半獣人(猫)

Lv.1

HP 950/950(+0)

MP 350/350(+0)

FATK 15(+0)(×1)

攻撃力 15

防御力 15

生命力 12

俊敏性 7

親和性 5


生活技能

超集中Lv.2 永久記憶Lv.Max(1) 高速脳内処理Lv.Max(100) 汎用通訳Lv.Max(1)

戦闘技能

剣術Lv.1 弓術Lv.1 拳術(げんじゅつ)Lv.3

魔法技能

基本属性・火属性Lv.1 水属性Lv.1 風属性Lv.1 土属性Lv.1 四属性Lv.1

発展属性・炎属性Lv.1 氷属性Lv.1 (りゅう)属性Lv.1 地属性Lv.1 発展性Lv.1

精鋭属性・光属性Lv.1 闇属性Lv.1 (がん)属性Lv.1 (じょ)属性Lv.1 精鋭性Lv.1

究極属性・空間属性Lv.1 創設属性Lv.1 破壊属性Lv.1 融合属性Lv.1 究極性Lv.1

――――――――――――

パーティーメンバー

ハク/猫耳(びょうじ)亜人/Lv.1

――――――――――――

称号

流界民

超属性

種の壁越え

ヘクタデカマジック(Hexadeca-Magic)

――――――――――――

 魔法技能がとんでもないことになっているが、剣と弓が使える。拳術は、前のあれか。

「では、剣と軽装備とか、ハクは何使えるの?」

 ハクは、ステータスを見て、

「じゃあ短剣で!」

「なら同じ短剣で、あと弓矢をお願いします。」

「では、とりあえず初心者向けの短剣と初心者向けの弓、矢を100本と矢筒を用意しておきます。それまで防具を見てください。」

 そのまま防具を見ることにした。

いかがでしょうか、この作品に関する感想や文句、誤字脱字などはバンバン投稿してダイジョブです。もし面白い・続きを読みたいと思ってくれたらブックマークや下にある(はず)の☆☆☆☆☆の評価も忘れないうちにしてほしいです。

流界民とは、世界を流れる人のことで、いわゆる転移者ってことです。

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