七話 学校で起こったテロ
これは全年齢対応 (のハズ)です!しかし、今回は内容上グロ要素が多めに含まれています。なるべく抑えてはいますが人によってはグロイ表現が含まれていると感じると思いますが、無理せず読んでください!
研究所に行った翌日、学校ではほぼすべての生徒が登校している。一人ひとりがこちらを見てくる。当たり前かって諦めているのがケント、昨日新聞部エースにより全校生徒に醜態をさらす羽目になったので、その後アイナが彼女面するのも気にはなるが、いま無事に登校している。登校後のホームルームであることが起こった。
[現在一階玄関にて出迎えが行われています。近寄らないようにしてください。ルートは玄関から体育館のルートです。]
この学校のキーワード、出迎えは事前の話があれば来賓、なければ不法侵入者か。
「よーし入学のときに言ったが侵入者が入った。人数は多数で武器持ち、銃が見えるから生徒との対抗は禁止、わかったか?」
この学校では部活動に力を入れている。対抗心をあらわにする奴らが大量に現れる。
そしてなぜか教室に常設でさすまたがある。取りやすいが置きにくい場所なのでみんな取らない。
「なあ。銃ぐらい弓でなんとかなりますよね?許可を!」
「アホかお前は?」
早打ちできるならまだしも銃とまともに対抗できるわけないじゃん。
「一秒で3発中央でいけます。」
「なら仕方がないか。来たら頼んだよ。」
「「いいんかい!!!」」
生徒の何人かが反応する。
僕ももしものために用意しておかないとな。
「なあケント、なんでメリケンサックなんて持ってるのかな?」
「こんな姿なせいで狙われるので護身用です。」
「顔でか?」
「なので合法です。」
「まあ、戦うことのないようにな。」
「どうやら来ます。武器を!」
「バカタレ抑え込んどけ。」
ある生徒は黒塗りのバット、あるものはカッターナイフ、あるものは弓を構える。抗う気満々だな。
先生は掃除用具箱の隣からさすまたを用意、僕は両手をメリケンサックを構える。
「開きます。」
女子生徒が放った声と同時に教室のドアが放たれた。服装は警察官を模したコスプレ。わかっている。僕は声を放つ。
「警察官がAK-47持ってどーするんだ!?」
その言葉によって矢が銃口にピッタリ入る。7.62mmの穴にどうして矢が入るか考えるとまずそうなので考えないようにする。
「バレちゃ仕方がない。目標1−3、生け捕りだぁ!」
「テロの目的はこのクラスだ!報告たのむ」
先生は電話で他の先生に伝える。聞こえたのは、[応援たのむ]だ。
「先生も抗う気満々じゃないですか。」
「アイナこそその新聞紙丸めた棒持ってどうしたんだ?」
「レジン漬けを出す日が来るとは思わなかったけどね。」
男女関係なく戦闘態勢だ。
戦闘が開始された。戦闘に参加しない生徒は窓から逃走する。戦闘に参加する生徒は参加しない生徒をかばう。弓を銃の銃口に詰める。銃は簡単に暴発してくる。いくら詰まっても壊れないAK-47でも矢が入れば対応不可、その隙を狙って横からやりみたいな新聞紙で突く。レジン漬けの新聞紙は固く強くなる。外側は先生によって一人ずつ確実にお縄になる。
流石に1−3教室前は警察すら立ち入れない状況だ。にしても人多すぎね?
「多くね?とりあえず特攻するか?」
「早そうねそれは。」
「このメリケンサックは広くタングステン製、銃弾ぐらい防げる。集中するから邪魔しないで。」
そこからは爽快に感じている。銃弾はメリケンサックにより潰され、銃は蹴り飛ばして教室に、敵は外側に出されていく。廊下で起こった愚策のこと。
敵が少なくなってくると、メリケンサックを持った体格が良すぎる男が来た。
「よぉねーちゃん。そんな格好じゃあ本物のサック使いに勝てねーぜ。」
「お前には言われたくないなぁ!」
と腹に一発。大きな男が打ち上げられる。その巨体は廊下を5mほど滑っていく。カーリングみたいだなとか思うと、後ろから人の予感。とっさに逃げ込もうとすると、後ろから足を捕まれ倒れ込む。
『やった、まず新しい方の体ゲットした。あとはあの教師を取れば任務完了っと。』
と曖昧ながら聞こえてくる。網はしっかり作られていて、抜け出せないし今刃物の一つも持っていない。
「万事休すか、仕方がない。気はついてたけど遅すぎた。」
そのまま昏睡状態へと入る。
[ X ]
『...まで来たか、こんな汚らしい奴らを成仏させてくれる―――ありがたみを思ってほしい。』
『そうだ。こん――らしいものをつけた奴ら――絶するべきだ。』
『はて、コイツラ―――汚れたものかな?』
『はい、上皇。汚れ―――は即座に成仏してください。見―――でも吐き気がします。』
『まあ慌てるでない。――々にやるにはまだ早い。体も柔らか―――あなた達が練習と―――ってくれ。』
『はっ、―――――様の命令とあれば即座にでも!』
『ではこの聖剣で心臓と―――天に――――番は下から上にだ。』
『お―――感謝します。』
状況の一つもわからない。ここまで人生は短かった。どれだけ面白い人生だったのか、イアには申し訳ないな。曖昧な意識で聞こえるものも聞こえないきがする。そこにお腹に痛みが走る。ああ、こんなときにも叫べないって、いい人生だった。
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学校のあのキーワードについては知らないのでとりあえずどことも被らないようなキーワードに設定しておきました。
あとまだ完結しませんから!