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十二話 ファイヤ!

これは全年齢対応 (のハズ)です!しかし、あくまでも自身が思っているだけであり、他の人からすれば、きつい表現などが含まれている可能性があります。ご了承ください。無理せず読んでください!

 昨日スキルを購入できることを知り、万能みたいな魔法・鑑定を購入。その後カスタマイズ可能で、カスタマイズでMPを少々消費するだけでそれぞれの特徴などを瞬時にわかるようにしてしまった。

 今日はその訓練として薬草採集を一人でする。今回はマグサを採集。背が低く、見つかりにくいがカスタマイズ済みの鑑定が仕事をしてくれることに期待を膨らませている。

 『「鑑定:アイテムサーチ!」』

 と詠唱をする。知っているアイテムの場所を表示するカスタマイズして追加した機能の一つ。そして自身にしかわからないが所々に光っている場所がある。それをもう一度鑑定すると、しっかりマグサと出る。

 ――――――――――――

 マグサ:アイテム▶薬草

 魔力を帯びた草。草原によく出現しているものの、発見することが難しく、有用なのでやや高く買い取ってくれる。魔力薬に使われる。

 ――――――――――――

 しっかりマグサを確認し、これを何回も繰り返す。いつの間にか500ミコも溜まってしまう。魔力が確認したところ3/350なのでものすごく使ったことになるにしても頑張ったな。マグサも大量にかき集めたし、ギルドへ帰る。


 [ X ]


「すごい量のマグサですねぇ。よく集めましたね。」

「鑑定スキルをカスタマイズして探しやすくしたんですよ。」

「結構カスタマイズできるからねあれは。わたしは自動で名前を出すぐらいしかいじってないし...」

「だからみんなの名前を覚えているように、と。」

 ちょっと視線が多めな気がするので買い取ってもらおう。

「500ミコもあれば中銀貨でいいかな、ハイ。」

「ありがとね~、またハク連れて来るから!」

「お願いしますから!」

 語っていなかったが今日はハクと別行動だ。まああいつスライム退治してるっぽいし、なんとかなるでしょ。


 ↱⇄↲


「ファイア!ファイア!ファイアぁ!」

 草原の中、可愛い声が木霊する。

 初級の火属性魔法、ファイアの詠唱を連続で行っている。そうやっているのはハクだ。

 彼女は初級魔法であるファイアを覚えたのでスライムに当てている。練習だ。

 ファイアは自然に覚えることができる魔法の一つ、バレーボールぐらいの火の玉を召喚し、対象に当てるのがファイアだ。最初はマッチみたく小さい炎を出していたが今は一般的なファイアになる。

「なんか今日スライムおおいんじゃないかなー、でも練習のためにも!」

 馬鹿みたいにファイアを撃つ。そのせいなのか、地面が焦げている。

「ファイ...なんかでない。」

 最後のアで出るはずの火の玉が出なかった。

「仕方がないな。剣で懸命に戦うだけだっ!」

 魔力が尽きると魔法が出ないことに気づいたので、剣に切り替えた。スライムは属性がない限り最弱だ。ハクでも容易に倒せるはずだ。

「にしてもスライムの核って掴みづらいんだよねー。ヌルヌルしていてなんかお風呂に入れたら膨らむビーズみたい。」

 スライムの体液はヌルヌルしていて一部の貴族には人気らしい。なんか採取したらまあまあの価格で買い取ってくれるはくれるけどあんまり依頼が出てこないのでスライムの体液は厄介者扱いだ。

 『「ファイアぁッ!!」』

 少々ムカついていたのか重い一撃を与える。周りの草がやや燃えている。仕方がないので最近覚えたネタみたいな魔法を使う。

『「スプラッシュぅ!」』

 ネタ魔法である水属性:スプラッシュは自身の周りに細かい水を降らせるような魔法。これの上位互換である魔法がいくつもあるが、消防団これを使って火を消す人もいるので決してネタじゃないが、失敗した魔法の一つなので、あんまり他人に見せられない。

 しかしここで急展開する。

「は?ファイアスライム!?と、とりあえず『「鑑定!」』」

 ――――――――――――

 ファイアスライム:モンスター▶スライム

 火属性魔法を吸い続けた結果火属性を使えるようになったスライム。火属性魔法は逆効果になる。

 ――――――――――――

 得意分野と言うかまともに使える魔法の属性が逆効果だと気づくハクは呆然とした。

『「す、スプラッシュ!」』

 勇気のないスプラッシュが発動した。しかし相手に効果は今ひとつだ。

「あ、あ、アッ。」

 逃げ出そうと考えてしまったが。考えるまでもない。

(これはまずい!)

 逃げてしまうとまたケントに迷惑をかけるかもしれない。もう助けられるようになったんだ!だから、剣で戦うことにした。

「やぁっ、アッツ!」

「やっぱりこれだったか、『「ウォ()()!」』」

 そこにいたのはスペルミスしたのに魔法を発動したケントの姿。

「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ッ!!!」

 ケントが助けてくれた。その勢いにまかせて涙目でケントに抱きつく。

「やっとウォーター覚えたけど、まさかスペルミスして酒を出すとはな。」

「それどころじゃない!なんでここにいるの?」

「依頼完了して来てみたらこれだよ。もしかしたらって思ったら的中なんてね。」

「うん。」

 泣きじゃくってしまう。それほど嬉しかったから。


 ↱⇄↲


 こんなときに魔法を発見するとは思わなかった。とりあえず鑑定した結果を出す。

 ――――――――――――

 ウォーター:魔法▶水属性▶初級魔法

 MPを15×召喚数の階乗消費して水でできたバレーボールぐらいの玉を放つ。当たれば壊れるが壊れた範囲に30〜40ぐらいのダメージが入る。ちょっと努力すればすぐに使えるようになる

 ――――――――――――

 ウォッカ:魔法▶創設属性▶偶発魔法

 基本的にウォーターと同じ属性だが、アルコール濃度96%のウォッカでできた玉を撃つ。MPは30消費し、召喚数は1のみだが、炎関連の魔物に絶大なダメージを出す。

 ――――――――――――

 つまり幸運だった。まあ助けられて良かった。

いかがでしょうか、この作品に関する感想や文句、誤字脱字などはバンバン投稿してダイジョブです。もし面白い・続きを読みたいと思ってくれたらブックマークや下にある(はず)の☆☆☆☆☆の評価も忘れないうちにしてほしいです。

スペルミスで魔法作ってしまいました。なんか結果オーライなのでもうどうでもいいです☆

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