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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

覚醒した男爵令嬢ですがやり直し人生で本物のラスボスとして暗躍します~公爵様、私の従者になるなら連れて行ってあげますわ~

作者:葵一樹
「ダナ・カリナ・エスピネル男爵令嬢。貴様との婚約は破棄する。明日付で国外追放だ」

国家転覆を企んだとして、冤罪で処刑された男爵令嬢である私が目覚めるとそこはおよそ三年前の王立学校の教室だった。
突如入学してきた黒髪の美少女に心を奪われた皇太子が、婚約者である私に婚約破棄を言い渡し国外追放を命じる茶番劇が演じられる、まさにその瞬間だ。

黒髪の美少女――アリシアにあることないこと吹き込まれた皇太子は、すっかりその言葉を信じて私を悪女と詰り、言葉も通じない辺境へと去れと告げる。
私の聖女としての素質を利用するだけ利用して、ポイ捨てするとはいい度胸だ。
その隣でほくそ笑むアリシアの色仕掛けによるものだということは明白だったが、皇太子の剣幕を恐れ私たちを取り巻く貴族の子息たちも状況を見守る事しかできない。
しかし国外追放を甘んじて受け入れた後に私を襲う運命を知っているからこそ、こんな茶番を受け入れるわけにはいかない。
私は高らかに叫んだ。

「婚約解消上等だ! あんた達、無事に新年を迎えられると思うなよ?」

大魔族だった曾祖母様から受け継いだ霊力を駆使して、この国を、いやこの世界を手に入れてやることを決意した。

そんな私が皇都を出る前に、皇太子の従兄弟である公爵家の嫡男、リカルドが現れる。

――ずっと慕っていた。皇太子との結婚が白紙になるのであれば自分と結婚してくれないか、ですって。

冗談じゃない。
私は悪の帝王になると決意したんだから、あなたとの結婚はお呼びじゃないわ。
あ、でも従者になるなら連れて行ってあげないこともないわよ。

……これは、私がラスボスとしてこの大陸に君臨し、本当のしあわせを掴むまでの物語
覚醒の祝宴①
2024/04/10 18:46
覚醒の祝宴②
2024/04/10 19:25
求婚と共闘①
2024/04/11 06:40
求婚と共闘②
2024/04/11 11:58
旅立の号令
2024/04/11 16:10
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