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第3話

「それじゃこれにて、会議(かいぎ)を終了(しゅうりょう)したいと思(おも)います♪　みんなお疲(つか)れ様(さま)♪」

「「「お疲(つか)れ様(さま)♪」」」

　子供(こども)たちを喜(よろこ)ばせるサプライズがテーマパークに決(き)まり、こうして会議(かいぎ)は無事(ぶじ)に終了(しゅうりょう)となったの♪

「会議(かいぎ)とっても楽(たの)しかったね♪」

「あぁ、そうだな！」

「え〜、コホン！　それと最後(さいご)に一(ひと)つだけ、テーマパークを作(つく)るためにはたくさんの魔力(まりょく)が必要(ひつよう)になります。なのでみんなもテーマパーク作(づく)りにぜひ協力(きょうりょく)してほしいと思うの♪　みんなはどうかな？」

　会議(かいぎ)が終了(しゅうりょう)すると、それから私(わたし)はテーマパークを作(つく)るのにたくさんの魔力(まりょく)が必要(ひつよう)であること、そしてみんなにもテーマパーク作(づく)りに協力(きょうりょく)してほしいと呼(よ)びかけたの。

　テーマパークを実際(じっさい)に作(つく)るのはもちろん凄(すご)く大変(たいへん)だから私(わたし)たち妖精(ようせい)は魔力(まりょく)を使(つか)うことが一番(いちばん)の方法(ほうほう)になるの。

　だけどテーマパークはとても広(ひろ)くてアトラクションもいっぱいあるからその分(ぶん)魔力(まりょく)もたくさん必要(ひつよう)になっちゃうの。

　だけど妖精(ようせい)1人(ひとり)だけの力(ちから)じゃ当然(とうぜん)そんな魔力(まりょく)なんてあるわけがないから、ここはみんなで力(ちから)を合(あ)わせて協力(きょうりょく)することが必要不可欠(ひつようふかけつ)になるんだよね。

「うん♪　もちろん私(わたし)たちも協力(きょうりょく)するよ♪　その方(ほう)が早(はや)く終(お)わるしね♪　それにみんなと一緒(いっしょ)にやるのすっごく楽(たの)しみな気持(きも)ち☆！　ニヒッ♪」

「あぁ、だな！　子供(こども)たちを喜(よろこ)ばせたい気持(きも)ちは僕(ぼく)たちも同(おな)じだからな！　もちろん協力(きょうりょく)するぜ！」

「うんうん♪　私(わたし)もリズちゃんと同(おな)じ気持(きも)ちだよ♪　一緒(いっしょ)に頑張(がんば)ろう♪　ねっ♪」

「みんな〜……☆！　うん、ありがとう♪　みんながそう言(い)ってくれて、私(わたし)とっても嬉(うれ)しいよ♪　よ～し☆！　みんなで一緒(いっしょ)にテーマパークを頑張(がんば)って完成(かんせい)させるぞ〜☆！」

「「「オ〜☆！」」」

　そしてみんなもテーマパーク作(づく)りに協力(きょうりょく)することを賛成(さんせい)してくれて、私(わたし)たちは一致団結(いっちだんけつ)し頑張(がんば)ってテーマパークを完成(かんせい)させることをここに誓(ちか)ったの♪

　みんなで力(ちから)を合(あ)わせれば、きっととびっきり最高(さいこう)なテーマパークが作(つく)れること間違(まちが)いなしだね♪　ふふっ♪

「あらっ♪　何(なん)だかとっても賑(にぎ)やかな様子(ようす)ね♪」

「「「あっ☆！　ミルリーゼ様(さま)♪」」」

　会議(かいぎ)も終(お)わりみんなで一緒(いっしょ)にテーマパーク作(づく)りを頑張(がんば)ることを誓(ちか)うと、ここでミルリーゼ様(さま)がやって来(き)たの♪

　ミルリーゼ様(さま)はここ妖精(ようせい)の森(もり)のマザーこと女王様(じょおうさま)であり、私(わたし)たち妖精(ようせい)にとって憧(あこが)れの妖精(ようせい)さんでもあるの♪

　ミルリーゼ様(さま)は面倒見(めんどうみ)が良(よ)くとっても優(やさ)しくて相手(あいて)の気持(きも)ちに寄(よ)り添(そ)い励(はげ)まし支(ささ)える素敵(すてき)なお方(かた)で、私(わたし)もみんなもそんなミルリーゼ様(さま)のことがとっても大好(だいす)きなの♪

「ミルリーゼ様(さま)、どうしてここに？」

「みんながこの大広間(おおひろま)で集(あつ)まって、何(なに)やらとても盛(も)り上(あ)がってる様子(ようす)だったから気(き)になって見(み)に来(き)たの♪」

「なるほど、そうだったんですね♪　凄(すご)く感激(かんげき)です♪」

「ありがとう♪　それでみんなは一体(いったい)どんな話(はなし)をしていたの？　もし良(よ)かったら詳(くわ)しく聞(き)かせて♪」

「はい、もちろんです☆！　ミルリーゼ様(さま)もぜひ♪　えっと、あのね――」

　そして私(わたし)たちはこれまでの経緯(けいい)をミルリーゼ様(さま)に話(はな)したの♪