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19.予測不能

アイラが委託販売を始めて一ヶ月が経った…


アイラの委託販売はとても順調で納品してはすぐに完売となるのでアイラはより沢山の人の手に自分の商品が届くようにと時間がある限り沢山の商品を作った。


アイラは委託販売での売上金を材料費を差し引いた分は全て教会が管理を任されている孤児達へ寄付したのだった。


アイラの商品とアイラ自身の評判はまたたくまに広がった。

同時にガルバドール侯爵家の株も上がったのだった…



アイラの作る商品の話は学園内でも話題になっていた。


学園では…


アイラとカミラ…それに行事での仲良くなったセナとミサも一緒に話をしていた。


四人は行事で仲良くなって以来更に仲良くなりいつの間にかセナとミサはアイラとカミラに対する敬語もなくなっていたほどだった。


「アイラさん…昨日はどうもありがとう!母へプレゼントしたらとても喜んでくれたの!今度は母も一緒に行きたいって言ってたわ。」


「私のところも母がとても気に入ってくれて今度は一緒に行くつもりよ。」


セナとミサは嬉しそうにアイラへ言った。


「本当?そう言ってもらえて嬉しいわ!こうして喜んでもらえる姿を見るのが何よりも嬉しいわ。」


アイラは嬉しそうに微笑みながらセナとミサへ言った。


「本当にアイラが作る物って魅力的なのよね…。王都の街では一番流行っているのはアイラの商品って言っても過言じゃないわね!」


カミラはうんうんと頷きながら鼻高々に言った。


「ふふ…カミラったら大袈裟よ…。」


アイラはカミラの言葉と態度にクスクス笑いながら言った。


「過言なんかじゃないわ!本当に今街ではアイラさんの商品が大人気だもんね。」


「本当に!子供から大人まで女の人までアイラさんの商品を身に着けてるもんね。」


セナとミサが鼻高々にアイラへ言った。


「なんだか…皆にそう言われると照れるわね…。」


アイラは少し照れた様に言った。


(でも…本当に嬉しいな…。こんなにも私の作ったものが皆の手に渡って喜んで貰えるなんて。)


アイラはフッと笑みを浮かべてそんな事を考えていた。


「今後も委託販売続けていくつもりなんでしょう?」


カミラがアイラへ尋ねた。


「えぇ。続けられる限りは続けていきたいと思ってるわ。」


アイラは笑顔で応えた。


(前世でもハンドメイドのイベントや委託販売メインに生活してたし…この世界でもモブキャラな訳だし…むしろモブキャラに転生したって分かってからこんな風に大好きなハンドメイドをして暮らしたいって思ってた訳だから続けていきたいよね…。)


アイラはそんな事を考えていた。


「そうね!それがいいわ!いずれはアイラも結婚するだろからそれまでは続けられるものね!」


カミラは笑顔でアイラへ言った。


「え…?結婚…?」


アイラはカミラの言葉に驚いた表情を浮かべて言った。


「え…?もしかして…アイラ…結婚の事を考えてなかったの?」


カミラはアイラの反応を見て驚き言った。


「あ…あぁ…。それは…。」


アイラは苦笑いを浮かべて言った。


「はぁ…。信じられないわ…。いえ…アイラらしいといえばアイラらしいんだけれど…。」


カミラはアイラの反応を見て頭を抱えて言った。


「なんだか…今は目の前の事でいっぱいいっぱいだからかな…。結婚なんて考えてなかったのよ…。」


アイラは誤魔化す様に苦笑いを浮かべて言った。


「確かに…今は委託販売をして忙しく充実しているかもしれないけれど…あと一年もしたら結婚してもおかしくい歳なのよ?」


カミラは唖然としてアイラへ言った。


「そ…そうね…。」


アイラは苦笑いを浮かべて言った。


(だって…前世では…日本では今の私の歳で結婚なんて逆に少ないんだもん…。いくらこの世界に転生したからってそんな事を気にもしなかったんだもんね…。)


アイラはそんな事を考えていた。


「あぁ…。私はアイラの将来が心配でたまらないわ…。行き遅れになってしまいそうで…。」


カミラは本気で心配している表情でアイラへ言った。


「行き遅れって…。」


アイラはそんか大袈裟な…といわんばかりの表情で言った。


「私たちは平民だからあれだけど…アイラさんは貴族のご令嬢だから結婚相手の事も考えないとでしょ?」


セナが困った表情でアイラへ言った。


「そうだよね…。いずれはどこか貴族の家庭へ嫁ぐ事になるのよね…。」


ミサが言った。


「あぁ…そうね…。私が結婚ってなると自然にそうなってしまうのよね…。」


アイラは更に苦笑いを浮かべて言った。


(あぁ…前世でただの一般人だったのに…今は貴族だから結婚相手も好き勝手には決めれないんだよね…。)


アイラはそんな事を考えていた。


「結婚か……。」


アイラは複雑な表情で呟いた。


その時…

アイラの頭にふとヨハネスの顔が浮かんだのだった。


(っ?!な…どうしてヨハネス様の顔が浮かぶのよ!!………き…きっと最近ヨハネス様にキュンを感じたり思わずドキドキしたりしていたからだよね…。)


アイラは驚き戸惑いながら少し顔を赤くして考えていた。


(あ~…ヨハネス様もこれは苦労するわね…。当の本人であるアイラが結婚のけの字も頭になかったんだから…。ヨハネス様…前途多難でしょうけど私は応援してますわ。)


カミラはアイラを見ながら苦笑いを浮かべて考えていた。


「まぁ…とりまあえず今は委託販売を始めたばかりなんだし今は目の前の事を考えればいいわ!結婚の事は…まぁ…そのうち相手の候補も出てくるだろうからね。」


カミラは空気を切り替える様に笑顔でアイラへ言った。


「えぇ。そうするわ!今はとにかく私にできる事を全力でするわ!」


アイラはカミラの言葉を聞きパァっと笑顔になり言った。


「そうだね!アイラさんならすぐに結婚相手は見つかるだろうし今は今を楽しむに限るわ。」


「うんうん!そうだね。今はアイラさんの作るものを楽しみにしてる人が沢山いるんだから今を全力で過ごすことがいいよね。」


セナとミサが笑顔で言った。


「えぇ。皆ありがとう!」


アイラは笑顔で三人へと言った。

カミラ達も笑顔を浮べていたのだった。




その日の帰り道…


馬車の中でカイルがアイラへ手紙を渡した。


「これは?」


アイラが不思議そうにカイルへ言った。


「殿下からアイラにと預かったのだ。」


カイルがアイラへ言った。


「殿下からですか?」


アイラは少し驚いた表情で言った。


「あぁ。」


カイルが頷きながら言った。


そして…アイラは馬車の中で手紙を読み始めた。


"アイラへ…


先日は素敵な石鹸をありがとう。

母上に渡したらとても喜んでおられたよ。

それで…母上が是非石鹸のお礼にとアイラをお茶に招待したいそうだ。


委託販売の商品作りで忙しいとは思うが次の休みの日に母上とお茶をしてもらえないだろうか?

母上はアイラが来てくれる事を楽しみにしているよ。


返事は手紙に書き私の元へ送ってくれると助かる。


          レオンより"



レオンからの手紙にはそう書かれていた。


「殿下はなんだって?」


カイルがアイラへ尋ねた。


「はい…。先日お兄様達にもお渡しした石鹸を殿下と王妃様にとお渡ししましたが王妃様が石鹸のお礼をしたいとお茶のお誘いの手紙でした。」


アイラがカイルへ説明した。


「王妃様が?そうか…。」


カイルが少し驚きながら言った。


「王妃様からのお誘いならば断る訳にはいきませんから次の休日に王宮へ伺おうと思います。帰宅してお父様達へ話をしてから殿下にお返事の手紙を送るようにします。」


アイラがカイルへ言った。


「そうか。わかったよ。」


カイルは頷きながら言った。


(まさか…王妃様からお茶を誘われるなんて…。緊張してしまうわ。)


アイラはそんな事を考えていた。



そして…アイラは帰宅すると王妃からお茶のお誘いの件をスミス達へ話した。

その後…レオンへと返事の手紙を書いて王宮へと手紙を送ったのだった。


手紙を出して少ししてアイラの元へニーナがやって来た。


この日はニーナがガルバドール侯爵邸に来る日だったのだ。


「いらっしゃい…ニーナ。」


「アイラおねえさま…こんにちは。」


アイラがニーナに笑顔で言うとニーナも笑顔でアイラへ言った。


この日アイラはニーナと前から約束をしていたアイシングクッキー作りをした。


クッキーの生地から作って焼いて…

熱が冷めたクッキーにアイシングをしていった。


初めての試むニーナは悪戦苦闘していたがアイラが優しく丁寧に教えた甲斐もあって初めてにしては上出来の仕上がりだった。


ニーナはヨハネスにも作ったクッキーを袋に入れて口をリボンで結びラッピングした。


「クッキーも上手に出来たし…ラッピングも可愛く出来たからきっとヨハネス様は喜んでくれるわね!」


アイラは笑顔でニーナへ言った。


「うん!お兄様はきっと喜んでくれるわ!」


ニーナは嬉しそうに笑顔で言った。


そんなニーナをアイラは微笑ましく見ていた。


その後、完成したアイシングクッキーをお茶菓子にしてアイラとニーナはお茶をしていた。


「アイラおねえさま…委託販売のは忙しいのでしょ?」


ニーナがお茶を一口飲みアイラへ言った。


「えぇ…。ありがたいことに納品する商品の売れ行きがいいから商品を追加で作るのに忙しくしているわ。」


アイラは微笑みながら言った。


「そうなのね。でも…忙しくてもおねえさまが楽しそうにしているから私も嬉しくなるわ。」


ニーナはにこにこと笑いながら言った。


「ふふ…ありがとう。でも…今日学園で皆に結婚について言われたの。」


アイラが苦笑いを浮かべて言った。


「結婚?!アイラおねえさま結婚するの?!いつ?!誰と?!」


ニーナはアイラの言葉に思わず椅子から立ち上がり体を前のめりにさせて言った。


「ち…違うのよニーナ…今すぐ誰かと結婚するわけではないのよ…。ただ…結婚時期がきたらいつまでも今のように自由にハンドメイドや委託販売

が出来るわけではないって友達に言われてしまったのよ…。恥ずかしい話だけど私結婚なんて考えてもなかったのよ。そんな私に友達はちょっと呆れていたけれどね。」


アイラはニーナに慌てて言い返すと苦笑いを浮かべて説明した。


「はぁ…なんだ…。結婚が決まったわけじゃないのね…。」


ニーナはアイラの話を聞きホッとした表情で言った。


(本当に驚いたわ…。おねえさまが結婚だなんて…。恐らくだけど…お兄様はアイラおねえさまの事が好きなんでしょうからおねえさまが結婚するのであれば絶対に相手はお兄様でなきゃだめよ!他の人がおねえさまの旦那様になるなんてありえないものね!お兄様とおねえさまが結婚したら私とおねえさまは姉妹になるんですもの。)


ニーナは一人でニヤつきを堪えながら考えていた。


「驚かせてごめんなさいね…。」


アイラは申し訳なさそうにニーナへ言った。


「いいのよ。私が勝手に早とちりしたんですもの。それより…おねえさまは結婚を考えてないの?」


ニーナがアイラへ尋ねた。


「う〜ん…今日友達に言われるまでは本当考えてなかったのよ。でも…確かに言われて気づいたけれど貴族なら早ければあと一年ほど経てば結婚してもおかしくない歳なんだなって思うと複雑になってしまったの…。」


アイラは少し困った表情で言った。


「貴族の結婚は平民の人達よりかは婚期が早いって聞くものね…。おねえさまは結婚をしたくないの?」


ニーナがアイラへ尋ねた。


「したくない訳ではないけれど…今は委託販売をするのがとても楽しいしできたらこのまま好きなものを作ってそれが沢山の人の手に渡って皆が笑顔になれたらいいな…なんて思ってるのよ…。でも…結婚したら今のように自由にはできないでしょう?だからね…。」


アイラは複雑そうな表情で言った。


(前世であればたとえ結婚してもハンドメイドをしたり出店したりは出来ただろうけど…この世界では貴族である限りなかなか難しいもんね…。せっかくモブキャラなのを謳歌しようとした矢先に結婚の話だもんね…。貴族は結婚したらそれなりに夫人として色々と弁えないといけなくなるもんね…。)


アイラは複雑そうに考えていた。


「それなら…結婚してもおねえさまが今のようにおねえさまの好きな事をやらせてくれる相手なら結婚してもいいんじゃないの?」


ニーナは何か閃いた様にアイラへ言った。


「そんな方はそんなに上手く見つからないと思うわ…。」


アイラは苦笑いを浮かべて言った。


「たった一人だけいるわ!」


ニーナがニヤリお笑みを浮かべて言った。


「えっ…?」


アイラは思わず驚き言った。


「それは…お兄様よ!!」


ニーナはどや顔でアイラへ言った。


「え?!ヨ…ヨハネス様?!」


アイラは思わず驚き声を張って言った。


「そうよ!お兄様なら絶対に結婚してもおねえさまが好きな事を続けたい…やりたいと言えば快く受け入れてくれるわ!」


ニーナはにこにこと笑みを浮かべて言った。


「な…な…そんな…。ヨハネス様は次期公爵なのよ?!そんな方に私なんかが嫁げないわよ。」


アイラは思わず慌てて戸惑いながら言った。


(ニーナが突拍子もない事を言うから学園でヨハネス様が頭に浮かんだのを思い出しちゃったじゃないのよ…。)


アイラは急に恥ずかしくなり顔を赤くして考えていた。


(おねえさまったら照れてるわ…。もしかしたらおねえさまもお兄様が結婚相手なら満更でもないのかもしれないわね。ふふふ…これはいい傾向だわ。)


ニーナはアイラの表情を見てニヤリとしながら考えていた。


まだ幼いニーナだが…さすがヨハネスの妹といわんばかりの考えの持ち主だったのだ。


アイラはまさかニーナがそんな策士的な事を考えてるなど想像もしていなかった。


「おねえさまなら大丈夫よ!申し分ない公爵夫人になれるわ!」


ニーヤはさらに自信満々にアイラへ言った。


「ニーナ…もうこの話はやめましょう…。」


アイラは顔を赤くしたままニーナへ言った。


「は〜い!!」


ニーナはそんなアイラを見て笑顔で言った。


その後は結婚の話をする事なく色んな話をした。


アイラがニーナの為にと作った新しい髪飾りも嬉しそうにニーナへ渡した。

ニーナもとても嬉しそうに受け取った。

そしてアイラはニーナの髪の毛を可愛くてアレンジして結って髪の毛を着けてあげた。


ニーナはこの日は色んな意味で大満足で帰っていったのだった。




その日の夜…


ニーナがヨハネスの部屋へ訪れていた。


「どうしたんだい?ニーナが私の部屋を訪ねてくるなんて。」


ヨハネスは不思議そうな表情でニーナへ言った。


「お兄様に話があったの。単刀直入に聞くけれどお兄様はアイラおねえさまが好きなの?友達やカイル様の妹としてではなく一人の女性としてよ?」


ニーナは真剣な表情でヨハネスへ尋ねた。


「あぁ。アイラの事は女性として好きだよ。」


ヨハネスは笑顔で自信満々に言った。


「やっぱりね!きっとそうだと思ったのよ!」


ニーナは笑顔で言った。


「でも…それがどうしたというんだ?」


ヨハネスがニーナへ言った。


「それがね……。」


ニーナがニヤリとしながら言った。


そして…今日アイラと話をした内容をヨハネスへと伝えた。


「へぇ〜…アイラとそんな話をね…。」


ヨハネスは小さく頷きながら言った。


「絶対にお兄様ならおねえさまがいつも笑顔でいられる様な旦那様になれるでしょ?」


ニーナがヨハネスへ言った。


「………あぁ。もちろんだよ。むしろ…私以外の者にアイラが嫁ぐなど考えただけでも気分が悪くなるよ。」


ヨハネスはにこりと笑みを浮かべて言った。


「お兄様…そこは笑顔で言うところではないでしょ…。」


ニーナは苦笑いを浮かべて言った。


「お兄様って…意外と嫉妬深くて独占欲が強いのね。今まで色んなご令嬢が近づいてもいつも冷たい表情してたでしょ?」


ニーナは不思議そうに言った。


「私も驚いてるんだよ。まさか…自分が嫉妬して独占欲が強いなんてね…。まぁ…それはアイラ限定だけどね。」


ヨハネスはにこりと微笑みながら言った。


「そうなの?でも…まぁ…あたしもおねえさまがお兄様以外と結婚するなんて考えられないわ!お兄様とおねえさまが結婚するのは大歓迎よ!」


ニーナはにこにこと微笑みながら言った。


「さすがは…私の妹だね。」


ヨハネスはニーナの頭を撫でながら言った。


「ふふふ…。」


ニーナは笑みを溢した。


「あの日…ニーナが迷子になった時に助けてくれたのがアイラで良かったよ。」


ヨハネスが言った。


「えぇ。私も同感よ。」


ニーナが笑顔で言った。


「さぁ…今後はアイラが私以外と結婚できない様に手を打っておいた方が良さそうだな。」


ヨハネスは目を細めながら言った。


「そうね!きっとその方がいいと思うわ!」


ニーナは頷きながら言った。


こうして…グラマー公爵邸では妙に一致団結した兄妹の話がまとまったのだった。


同じ頃…

ガルバドール侯爵邸では…


「クシュンッ…!」


アイラが大きなくしゃみをした。


「風邪かしら…。」


アイラは鼻をすすりながら呟いた。



そして…アイラは部屋でハンドメイドをしながら考えていた。


(今日は…何だか凄く気疲れした気がするな。きっと結婚話のせいね。)


アイラはそんな事を考えていた。


(それに…結婚相手がヨハネス様なんてニーナが言うから余計に戸惑ったわ…。確かにヨハネス様は旦那様としては申し分ない人だけど…あくまでプリラブの攻略対象者。ヒロインローズに恋心を抱くキャラだからモブである私が結婚相手となる事はないのよ…。)


アイラはそんな事を考えながら少し胸にモヤっとした物を感じた。


(でも…困ったことに学園行事のイベント以降の攻略やイベントをする前に私が死んでしまったということ…。つまり…学園行事イベント以降の流れがまったくわからないということ。)


アイラは困った表情で考えていた。


(それでなくとも…プリラブMの内容と何となく違う流れな気もするのにその上先の流れがわからないなんて予測不能すぎて心配になるのよね。)


アイラは考えていた。


(本来なら学園行事でローズさんが行方不明になったのを三人の攻略対象者がローズさんを探して救出するって流れだったし…ローズさんを陥れるのも悪役令嬢のジェシカだった。でも…実際はローズさんにはまったく何も起こる事なく何故か私が行方不明になってヨハネス様に助けられたって流れなのよね…。)


アイラは頭を悩ませながら手を動かしながら考えていた。


(ヒロインのローズさんは変わらずお兄様といい関係を築いているし婚約の話まで見えてる状況…。殿下とヨハネス様はローズさんに近づく様子もないし…ジェシカもローズさんに危害を加えてもないし何なら登場シーンが少なすぎるのよね。)


アイラな更に頭を悩ませて考えていた。


(今後の展開が予測不能だからヒロインであるローズさんにどんな事が起きるがわからないからどうしていいかまったく分からない…。)


アイラは考えていた。


(今後どんな展開があるかは分からないけど…とにかく危険な事が起こらなければいいんだけど…。ジェシカが大人しいのが気になるからその辺も気をつけておいた方が良さそうよね。)


アイラは更に考えていた。


(最終的にプリラブMは残りいくつかのミッションとイベントがあるはずだからそれっぽい状況になったらミッションかイベントだと思った方がいいのかなぁ?最終的にはヒロインがプリンセスになって終わるゲームなんだからそうなるんだよね?)


アイラは頭をまた悩ませて考えていた。


(て…ことは…ローズさんがお兄様と婚約せず殿下と結ばれることになるの?!ゲームの流れ的には既にお兄様の気持ちはローズさんに届かず失恋してしまってるはずなのに婚約の話が出ているからますます混乱しちゃうのよね…。)


アイラは考えていたら段々と困惑してきた。


(ヨハネス様とお兄様の関係もローズさんにお互いが惹かれた事で関係が悪化する流れなはずだけど特に関係が悪化した様子もないもんね…。ん〜やっぱりバグが起きてるのかな…。いや…でも…登場人物はゲーム通りだしな…。)


アイラは悩みながら考えた。


(あぁ〜!考えても仕方ない!この先の状況が予測不能なんだからうだうだ考えてもどうしようもないわ…。とにかく今は自分の目の前の事を頑張らないとね!)


アイラは自分に言い聞かせるかの様に考えた。


「よし!考えるのはやめてハンドメイドハンドメイド!」


アイラは鼻を鳴らしながら気合いを入れて言った。


「今回も沢山商品を作って…一人でも沢山の人を笑顔に出来るといいな…。」


アイラは微笑みながら言った。


そして…

アイラはこの日も遅くまでハンドメイドをしていたのだった………


ご覧頂きありがとうございます★


他にも連載中の小説がありますのでよろしければご一緒にご覧下さい★


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公爵令嬢シャーロットは、3度目の人生を生き抜くと決意しました!!(※不定期更新)


私が悪役令嬢?!…ならばシナリオ無視して全力で推しを守り愛し共に幸せになる所存です!!

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