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眠れない雨の夜

作者: 朝焼 悠
掲載日:2021/06/12

窓を叩く雨

アスファルトを弾く音

夜 一人の部屋

不安を煽る


優しい雨の音

最近聞かなくなった気がするな


植物たちの乾きを癒やすような

地面にゆっくり染み込んで

潤いを与えていくような

静かにゆっくり降る

雨の音を


歳を重ねるたびに

希望や夢は薄れて

不安ばかりが膨らんで

心の中を支配する


立ち向かいもしないで

恐怖から逃げ回って


逃げられないと

逃げたくないと

立ち上がった

あの日の決断が

遅すぎたなんて


幾ら悔やんでも

キリも意味も無いのに


本当はこんなこと

人と人とを比べるようなこと

思ったり考えたりする時点で

反吐が出そうになるんだけど


僕は

僕ができることを

できない人のこと

絶対に笑いたくない


これまで散々

笑われて 見下されてきた

その分だけ

絶対に


一人の時間には慣れているはずなのに

オカシイな


外の世界を

人や光を

少しでも知ってしまった所為かな


前よりもずっと

不安で淋しいや


これから僕はどうするんだろう

恐いもの 恐いままだし

不安や淋しさは膨らんでいく一方で


他の手応えは

なにもないまま

逃げないで耐えているのが

精一杯なのに


眠れない夜が更けていく

風が強くなって

雨粒をより強く

窓に叩きつけている

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― 新着の感想 ―
[良い点] まだまだ…これから… どうなるかなんて…分からない。 たいてい…うまくいくことのほうが…確率は…決まって低いのかもしれない。 それでも… やっぱり… m(_ _)m
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