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3/10

業火

ベトナム戦争の最中、トンキン湾で作戦を遂行する空母があった


アメリカ海軍、世界最大の空母フォレスタル


その甲板上で、攻撃準備が進められている時のことだった

翌日マケインは、昨日0時に寝たにもかかわらず早朝6時にはすでに目が覚めていた。


ゼロアワーまではまだ5時間以上あると言うのに、彼は何かがそこまで迫って来ているような奇妙な感覚を覚えていた。


敵からの直接的攻撃がほとんど届かない海上の動く要塞に居ると言うのに、

戦略的イニシアティブなど関係なく戦地の真っただ中に居るような心境だった。


(これから戦地に向かうから・・・だろうな。)


こんな内心をダラーハイドやファリアに打ち明けたら、それこそチキンハートだとか言われるに違いない。


(俺はフォリーみたいに、本当は軍人には向いてないのかもしれんな・・・だが今の俺に海軍以外の職業なんて考えられんな。)


そしてマケインは立ち上がると、個室の洗面台でその不安を洗い流すように洗面台で顔を洗い、僅かに伸びた髭を剃り落す。


最後に剃った髭ごと顔面をもう一度洗い流し、置いていたタオルで滴る水を拭き取った時だった。


目につく洗面所の鏡に貼ってある一枚の写真がマケインの目に留まった。


真ん中には自分とその隣でほほ笑む妻、彼女の傍には二人の子供と腕の中には生まれたばかりの娘がいる。


そしてマケインの後ろにはもう一人の年老いた男性が立っていた。


多くの階級章と何より老練さを物語る目と表情・・・


マケインの父親で海軍大将のジョン・S・マケイン・ジュニアである。


父親の期待に応えるためにも、他の兵士より息子の自分が頑張らなくては申訳がたたない。


気持ちを入れ替えるように深呼吸をし、誇りあるアビエーターの顔になったマケインは部屋を後にした。




その後、朝食を済ませたマケイン。


時計が午前7時30分を示す頃には、彼はロッカールームの中にいた。


茶色の着なれたパイロットスーツを着用し、機内に持っていく最低限の持ち物をバッグに詰める。


その時彼はある事を思い出した。


「すまん、ダラーハイド・・・先にブリーフィングルームに行っててくれ。俺の荷物と一緒にな。」


「マジっすか隊長、本土に奥さんいるのに!」


「ば、ばかっ! そんなんじゃ無い! とにかく、頼んだぞ。」


上手く否定できなかった事を後悔しつつも、パイロットスーツ姿のマケインが向かった先は使われていない士官室。


特に盗る物も置かれていないため、普段から鍵はかけられていない。


グレーの壁と天井に白く太い配管が2本存在する部屋。


細部は異なるが、だいたいマケインの部屋と同じ様式の部屋だ。


そして、その部屋にあるベッドに横たわり小さくも深い寝息を立てているのは・・・


「フォリー、まだ寝てるのか・・・」


朝、マストを止まり木にするカモメなどの海鳥たちと戯れることを日課にしていたフォリーにしては珍しい光景だ。


しかし、部屋に入って机の上に置かれていた物を見てマケインは原因を察した。


数段積まれていたのは本であり、いずれもノーベル平和賞を受賞するなどして世界平和に貢献した人々の著書。


兵器や軍人というよりも、フォリーには研究者というワードが当てはまるんだなとマケインは改めて思った。


「じゃあ、行ってくる・・・。」


聞き手が居ないにもかかわらず、彼はその言葉を呟いていた。


任務から帰還するまでもう会う事もないだろうとマケインは、眠っている彼女をやさしく撫で、その部屋を後にした。




最終ブリーフィングが終わった午前10時すぎ


アイランドからフライトデッキへ開け放たれたドアをくぐると、南国特有の強烈な日差しが目にしみた。


さっきまで行われていたブリーフィングで、部屋の照明を落としてOHPを使用していたのも効いている。


輻射熱でもうもうと熱気を放つ甲板を歩き、マケインは先行した部下に続いて自分の機体へと向かう。


その時、マケインは自分達の足もとが微弱ながらグラつき、同時にやや左に傾いたような気がした。


その証拠に、青空に浮かぶ濃い雲がゆっくりと回転を始め、右舷方向から吹いていた筈の風向きも変わりだす。


臨戦態勢に入ったフォレスタルが風上に針路を取り、マケイン達の機体を飛ばすための手筈を整えたのだ。


フォレスタルが回頭したのを見て、マケインは多分まだ寝ているであろうフォリーの事が頭に浮かんだ。


何故か胸騒ぎがする。


まるで、彼女とは二度と会えなくなるような・・・そんな感覚だった。




一方、フォリーはまだ夢の中だった。


夢の中で彼女は、たくさんの本に生き埋めにされかけてた。


「う〜ん・・・もぅ・・・よめない・・よぉ〜。」


寝言を呟き、フォリーが左に寝返りをうとうとしたのだが・・・そこから先はベッドが無かった。


ドテッッ!!


「ぎゃっ!!」


ベッドから転げ落ち、奇声を発して夢の中から無事帰還したフォリー。


「イテテテテ・・・・・・なんだ、夢か・・・。 でも、変な夢だったなぁ。」


そのままフォリーは、ぼーっとした虚ろな表情で壁にかかった時計を見つめた。


瞬間・・・


「ひえっ・・・しまった!!」


まるでお化けから逃げる人のように、フォリーは全速力で部屋を飛び出していた。




10時40分


コックピットに座ったマケインは、ヘルメットをかぶり呼吸マスクを付ける。


そして急いでエンジンのスイッチを入れた彼は、内心すこし急いでいた。


今から少し前、搭乗員と整備員の間で少しばかりのいざこざがあったのだ。


それは、翼下に取り付けてある爆弾が古すぎると搭乗員達が不満を漏らしたのだ。


確かにそれらの爆弾には、昔海水がかかったのか、見たところ赤錆びが下半分を覆っているものもある。


更には、20年以上前の第二次世界大戦時に製造された爆弾もあるのだ。


それは前日、ダイア達が運んできたコンポジッションB爆弾だった。


ダラーハイド達若手のエビエーターが食ってかかろうとしたのだが、整備班の性能は保証済みだという言葉で上手く丸められてしまう。


そして攻撃部隊の隊長であるマケイン自身、爆弾が不足しているという事を小耳にはさんでいた。


いずれこういう事もあると覚悟を決めていた彼は遅延では作戦失敗のおそれがあると、ダラーハイド達に諦めるように言った。


そして上官命令ならば仕方ないとして、ダラーハイド達も渋々コックピットに乗り込み、それぞれエンジン始動を始めた。


そういう事があったのだが、デッキクルーの機敏な動きやエンジン始動がスムーズに行った事もあり

何とかオンタイムでカタパルトから飛び立てそうだ。


タービンの回転が上がり、甲高い音を響かせて機体が小刻みに振動する。


計器が示す数値も跳ね上がり、マケインの機体はウォーミングアップを終えた。





  そしてその時はやってきた





    運命の10時51分30秒・・・


甲高い音が響いているフライトデッキ、慌てて艦橋に駆け付けたフォリーにもその音は頭に響くように聞こえてくる。


急いで彼女はマケインの乗るA−4スカイホークを探すが、ずらりと並んだスカイホークのコックピット、

その全員がヘルメットのバイザーを降ろしており、遠くからでは誰がマケインなのかはわからない。


しかし、その時フォリーはマケインと思われる人物を発見した。


彼が乗る機の機体番号が描かれたスカイホークが、彼女から見てスカイホークの機体群中央にあった。


「マッキ〜!!」


彼女は手を振り、マケインに応答を求めたが向こうは気付いていないようだ。



「エンジン良し、タービン回転数正常・・・チェックリストコンプリート。」


マケインは隣のダラーハイドに、手信号ですぐに飛び立つ旨を伝えた。


それを見たダラーハイドからも、OKの意味の手信号が伝えられた。


そして前方に待機する誘導員の指示があれば、いつでも飛び立てると言う状態になった時だった。


彼は自分から見て左ななめ前、艦の位置では右舷後方のF−4ファントムの付近で何かがキラリと光ったような気がした。


「ん?」


目を凝らして見るが、光ったと思った付近には何も見えない。


それが、ロケットの誤発射を防ぐピンが抜けた時に煌めいたものとは、誰も気づいていない。


その代わりに見えるのはマケイン達を支援するための後発隊のパイロット、

ギム・バンガードがその機体にタラップを使って乗り込んで居るところだった。


それにマケインが気をそらした時、彼は誰かが自分を呼んでいるような声が聞こえたような気がした。


しかし、エンジンの甲高い音が響いているので本来は聞こえる筈もない。


だがその時マケインは偶然にも、艦橋の張り出したところからこちらに向けて必死に手を振るフォリーの姿を発見した。


マケインがバイザーを上げると、フォリーはマケインが自分に気付いたと少し安堵を浮かべた。


「頑張ってねマッキ〜! ちゃんと帰ってきてよ!」


フォリーは精一杯声を張り上げる。


マケインも彼女が何か言ってるらしいのは分かったが、なんと言ってるかまでは分からなかった。


それでも彼は、軽く手を振ると最後に親指を立てて「大丈夫さ」とアピールした。




後発隊のギム・バンガードが、タラップから機体に乗り込みヘルメットをかぶる。


ようやく実戦に自信が付き始めていた上級パイロットの彼は、常にエビエーターとして申し分ない実績を残していた。


そしてこの日も、その実績の一積みとなる筈だった。


(さてと、それじゃ行きますかい。)


「エンジン、始動。」


無線で管制に伝え、彼はエンジン始動のスイッチを入れた。


その時だった・・・


機体が不気味に震えたのだ。


(何だ?)


彼は思わずHUD越しに前方を見て、そして驚愕した。


白煙を引きながら、飛翔体が反対側の右舷で待機するスカイホーク数機の中に吸い込まれていくように飛んで行く。


彼の頭に、自分の機体が装備しているズーニー・ロケット弾が浮かんだ。


そしてロケットはスカイホークの前に待機していた誘導員の間をすり抜けて行く。


その先には、ダラーハイドが乗るスカイホークの燃料タンクが!!


(馬鹿な、なぜだ!!?)


言葉では無く、バンガードの脳裏にその言葉が浮かんだ瞬間・・・


ズガアァンッ!!


スカイホークの一機からオレンジ色と黒色の爆炎が上がった。


突如、機体を突き上げるような振動に襲われたマケイン。


慌てて周りを確認しようとするも、キャノピーの外がほとんど瞬時に黒煙に覆われて事態が把握できない。


その直後、黒煙に交じってオレンジ色の炎が揺らめくのが見えた。



マケイン達とは違う先発隊のヴィジランティがカタパルトから打ち出されようとしていた時だった。


風船が割れる破裂音を肥大化させたような爆音に気付き、不思議に思ったデッキクルー達がその方向を見つめる。


「お、おい・・・アレ!」


一人が後方で上がる黒煙を目にしてその方向を指さす。


そしてその方向を見るや、異常事態に気付いたファリアは急いで黒煙の方へと走り出す。


「ウェッジ!! 緊急消防隊の皆を集めろ!」


そのままファリアは消火器のある艦橋へと全速力で駆けて行った。



フォリーは艦橋から立ち昇る黒煙を見つめ、目を見開き口を押さえたまま身動きが出来ないでいた。


あの黒煙の中に、マケインがいる。


悩みを言ったり聞いたりする、親友のマケインが取り残されている!


「そ、そんな・・・マッキ〜!!」


悲痛な声をあげてフォリーが叫ぶ。


しかし、黒煙に閉ざされた彼の様子はこちらからでは見えない。


最悪、さっきの爆発で・・・嫌な考えが彼女の頭をよぎる。


居ても立ってもいられなくなった彼女は、彼の安否を心配するあまりデッキの方へと走り出していた。


業火によって甲板が徐々に焼かれはじめ、艦魂のフォリーの左わき腹からはキリキリと痛みが伝わってきているが、

今の彼女にそれを痛がる余裕は無かった。



「クソッ、一体何がどうなってやがるんだ!!」


下部の燃料タンクにロケット弾が直撃したと知る由もないダラーハイド。


だが、とにかく彼は一早く機体から脱出する必要性に迫られていた。


マスクを外し、ベルトをすぐに外そうとするが、いつもより焦って手がまともに動かない。


ようやく外れても、今度はキャノピーを開かなければならない。


外からは、ストーブの間近に居るような熱が密閉されたコックピットのダラーハイドを襲う。


熱せられて今にも溶けそうなキャノピーの熱さに耐えながら、彼はやっとの思いでキャノピーを開いた。


だが、キャノピーを開いて彼は愕然となった。


周りからは先ほどに増して熱風が押し寄せる。


この時彼は、ようやく自分の機体から何らかの理由で火災が生じている事に気付いた。


しかし、タラップはすでに取り外されている。


いや、タラップがあっても足元はすでに火の海。


タラップを使って降りれる筈がない。


その時彼は唯一黒煙が無く開けている前方の機首が目に入った。


確認して見ると、機首方向のノーズギアにまでは炎は達していないようだ。


迷っている時間は無かった。


彼はコックピットの座席から立ち上がると、前方HUD上の風防に手をかける。


そしてその上を乗り越えるように機首方向へと、まるで猿が枝を移動するように動き始めた。


そんな彼に、右隣の機で未だに脱出できないでいるホワイトの姿が目に映った。


編隊の大事な仲間であるホワイトだが、自分も窮地に陥っているためどうする事も出来ない。


そして、彼は機首の先端から炎が回っていないフライトデッキへとゆっくりと降りようとした時だった。


非情にも強風が彼の体を押し出した。


そのまま、バランスを崩して彼はすぐ下のフライトデッキに仰向けのまま落下して行った。




「ダラーハイド!」


仰向けのまま地面に落下したダラーハイドを見て、マケインが思わず叫んだ。


彼の表情が苦痛を訴えている。


(あの様子では、おそらく腰の骨を・・・)


そして安全な降り方をマケインが考えていた時だった。


自分の機体に、一瞬白い粉のような物が吹きつけられた。


「マケイン、早く脱出しろ!」


消火器を機体の下に吹きかけながら、ファリアが叫ぶ。


「しかし、どうやって!?」


「給油プローブでも伝って行けばいいだろ! とにかく早くしろ!」


ファリアに続いて、他の緊急消防隊員も駆けつけて業火を消そうと必死に消火器を振り回す。


その間、プローブを伝ってマケインは無事に機体の外へと脱出した。


しかし、マケインはそのまま艦橋の方へ遠ざかるのではなく、怪我を負ったであろうダラーハイドの所へと向かった。



一方フォリーがフライトデッキに辿り着くと、石油が不完全燃焼した重い臭いが辺りに立ち込めていた。


そして、ダラーハイドに必死で呼びかけているマケインの姿を目撃した。


「危ないわマッキー! 爆弾は・・・その爆弾は・・・危険なの!!」


フォリーがマケインの所に急ぐ。


ちょうどそのころ、ファリアはある事に気付いた。


(この爆弾・・・錆びていやがる!!)


通常、新品の爆弾では高温で熱せらても2分〜3分以上は持ちこたえる。


だが自分がいま目にしている爆弾は錆びており、揺らめく炎に1分以上はなめられていた。


身に迫る危機を察した瞬間、彼はマケイン機の爆弾から火花が出たのを発見した。


「マズい! さがれ、さがれぇっっ!!」


ファリアが左手を回して、周辺の皆に退却するように指示を出した。


そんな中、一人の艦魂の少女が敢えて燃え盛る機体の方向へと走っている。


そのファリアの声と、そしてマケイン機の機体から転げ落ちた爆弾から火花が出たのに気付いたフォリー。


「フォリー!? 馬鹿、来るな!!」


走ってくるフォリーに気付いたマケインが、彼女を遠ざけようとするが彼女は聞いていない。


「危ない、伏せてえええぇぇっっ!!」


そして叫びながらフォリーがマケインへと飛び込んだ、次の瞬間・・・


辺りが朝だと言うのに眩い閃光が走った!



閃光が目の前を抜けた瞬間、ファリアは別の場所にいた。


いつの間にか、周りがホワイトアウトしている。


そして持っていた筈の重たい消火器が無い。


さらに彼自身自分が立っている実感がなく、例えるならば海の中を漂っているかのようだ。


だが、海水の冷たさも爽快さも感じられない。


そこはまさに、虚無の世界だった。


「すまん、みんな・・・。」


彼の脳裏に、仲の良いクルーや家族の事が走馬燈のように浮かんで、そして消えた。



轟音がとどろいたような気がしたが、彼の耳はキーンと耳鳴りが襲い何も聞こえない。


ヘルメットをしていたおかげで、なんとか鼓膜は割れずに済んだのだろう。


上空にはもうもうと黒煙のキノコ雲が立ち上っていた。


それと同時に、彼の足に激痛が走った。


「くっ、飛んできた破片で怪我したか・・・おい大丈夫か、フォリー、ダラーハイド・・・」


ダラーハイドは、大丈夫ですと小声で答えた。


それに安堵を浮かべた時、彼は左手に変な感触を感じた。


生暖かいドロッとした物に触れていたのだ。


灰色の筈のグローブを見て、彼は思わず息を呑んだ。


海軍仕様の灰色グローブが、赤黒い液体で染め上げられていた。


「く・・・こはっ・・・!」


せき込む声が聞こえ、マケインが最初に左手があった方向を見た。


左わき腹から血が湧き出るように流れ、口から赤い血をこぼして苦痛に呻くフォリーだった。


「フォ・・・フォリーーッッ!!?」




      7月29日




     10時51分32秒





    悲劇はこうして始まった

とうとう悲劇が起きちゃいました


さて、重傷を負ったフォリーの安否やいかに?




《後書き》


ちなみにこの小説を書いている時に、なるだけ史実通りにと資料を参考にしています。


その資料と言うのが、ニコニコ動画でアップされている

“ナショナルジオグラフィックチャンネル「衝撃の瞬間」フォレスタル爆発炎上事故”なのです。


ニコ動のアカウントをお持ちで事故の詳細を知りたい方は、ご覧になってはいかがでしょうか?


トップページで「衝撃の瞬間 空母」で検索すれば出ると思いますよ。

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